更新日:2026年03月10日 18:07
エンタメ

川﨑麻世がメディアの仕掛けるハニートラップを激白「最初からその女性が記者と繫がっていたとしか思えない」

毎年2~3件はハニトラ事案に関する相談を受けている

当事者が告発[性接待]の実態

元警視庁公安部外事課の勝丸円覚氏

性接待は時に呼び名を変えて“接待される側”を罠にハメる。弱みを握られ、情報を抜かれ、スパイの共犯関係に……。これはスパイが暗躍する映画のなかの話ではない。元警視庁公安部外事課の勝丸円覚氏が話す。 「公安捜査官はハニートラップに関する研修も受けていて、国内外の事例や異性による接近工作、最新の手口までを頭に入れて現場でも対応していました。その経験を生かして私は現在、企業のセキュリティコンサルタントとして活動していますが、毎年2~3件はハニトラ事案に関する相談を受けています。 ’04年に在上海日本領事館の事務官がハニトラを仕掛けられて諜報協力を強要され、『国を売ることはできない』という遺書を残して自殺した事件などは大きく報道されましたが、これは公人だったから表沙汰になったもの。実は、中国に駐在する商社マンなどを中心に、多くの人が引っかかっている」

ハニトラの手口には決まったパターンがある

そのハニトラの手口には決まったパターンがあるという。 「狙った相手との接触機会を増やしてザイオンス効果(単純接触効果)で親近感を高める。相手の行動をリサーチして、道端での偶然の再会を演出するなどもパターンです。そうして距離を縮めたら仕事やプライベートの話をしながら、自分の弱みや悩みをさらけ出す。自己開示のテクニックと言って、自己開示された相手は『自分も何か話さなければ』という気持ちになっていくんです。 そのうえで、スパイは徐々に求める情報をレベルアップさせていく。最初は『あなたの会社に興味がある。社内報が見たい』と切り出すなど、誰でも持ち出せる情報を求めることで、情報を渡すことへの抵抗感をなくしていく。お礼に数千円の商品券を渡したりして。それが社外秘に類する情報になってくると、数十万円という報酬を渡して共犯関係に仕立てる。早い段階で肉体関係を結んでしまえば、後戻りできない」 興味深いのは、総じてハニトラ要員の女性は、目を引くような美人ではないことだ。 「美人は男の警戒心を高めるので、“手が届きそう”な愛嬌のある女性が多い。実際、私も公安時代に中国大使館で行われたレセプションに参加した際、チャイナドレス姿のかわいらしい女性に狙われました。その日のことを上司に報告したら、『10日以内に女性から食事に誘われるから気をつけろ』と言われて、そのとおり10日後に誘いの連絡が来ました。 物は試しと誘いに乗ったら、女性がバイトしているという中華料理店に連れていかれ、ものすごいペースで彼女は飲み続けた。帰り際には足元がおぼつかなくなって、耳元で『ホテルで少し休みたい』と言ってきましたが、当然、タクシーに押し込んで帰ってもらいました(笑)」
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官僚に接近する中国人留学生による“友達作戦”
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