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「9頭身の美少女」の衝撃的な半生。医学部受験を強要した母との決別…のちに実家を訪れて判明した“衝撃の事実”

母に隠れて「自費で受験した」

――息が詰まるような生活に、髙橋さんが嫌気が差してしまった。 髙橋七瀬さん:そうですね。私が大学進学を機に家を出ようとしていることを知った母は、「筑波大学医学群に行きなさい。お前にはその道しかない」みたいなことを言い出したりして。どうしても離れたい私は、本来禁止であったアルバイトを高校に隠れてやり、自分で東京の大学の受験費用を稼ぎました。早稲田大学には嫌われましたが、中央大学にはいることができ、今も通っています。 ――親元を離れるとき、たいへんではなかったですか。 髙橋七瀬さん:たいへんでした。オンラインゲームで知り合った年上の女性のもとに身を寄せていたのですが、その間、ずっと「居場所を突き止めてやる」「興信所を使う」という連絡が入っていて、気が気ではありませんでした。実際、路上で見知らぬ人から写真をたくさん撮られたこともあり、それが結局何だったのかわかりませんが、母が依頼した人だったのかもと思ったりもします。

「別人の表札が…」ふいに知った母の悲しい最期

――現在は、お母様とのご関係はどうなのでしょうか。 髙橋七瀬さん:成人式の日にも「お前だけ幸せになれると思うなよ」というLINEが来たり、恐怖が常に身近にあったのですが、ふと連絡のない日が続きました。それで茨城県の実家にいってみると、表札がまったく別の人に変わっていました。のちに調べたところ、母は亡くなっていました。自死だったようです。 ――それはつらい思い出になってしまいましたね。 髙橋七瀬さん:母からの仕打ちは体罰や虐待と呼んで差し支えないものばかりですが、一方で、自分のなかに根付いた教えもちゃんとあるんです。そのひとつに「嫉妬だけはするな」というものがあります。自分がいるコミュニティの誰かに嫉妬をして生きるようになったら、人間は終わりだと母は言い続けていました。  先日、「ブスのくせに」という誹謗中傷のDMが届いたので、開示請求をしたんです。すると、相手は同業者だったことがわかりました。確かに周囲にいる人に嫉妬をしながら生きるのはつらいから、母の言うことはもっともだったなと感じました。
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承認欲求の果てに待っているのは…
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ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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