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中年男性が「休日に履いてはいけない靴」。その履き方がヒザと腰を壊す

スニーカーを適当に履くくらいならハンズフリー靴を選べ

世の中のお父さんの休日靴は、紐を結びっぱなしにしたスニーカーが一番多いと思います。かかとを踏みつぶして強引に足を突っ込むと、足元も不安定で見た目の印象も悪く、いいことは何もありません。紐は本来、「靴と足をアジャストするため」のものなので、結びっぱなしでは靴の機能の数%も発揮できません。まあ、令和の時代にいまだに「紐」をくっつけるメーカーの古さも嘆かわしいのですが……。こんな時代だからこそ、ハンズフリーがお勧め。
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ルコックスポルティフ「ラローラン」。8910円

ノールックで脱ぎ履きができるハンズフリー靴だとは誰も思わないでしょう。ルコックはテニスシューズスタイルでも、曲がるところで曲がるので、脱げづらく、足への負担も最小限ですみます。カカト芯も踏みつぶそうと思っても無理。ルコックのハンズフリーはABCマートや靴流通センター、ASBeeでも販売されているので、騙されたと思って履いてみてください。ベロも巻き込まれず、なんで今まで知らなかったんだと驚くはず。紐はゴム紐で、結ぶ必要はありません。もし脱げるようであれば、ベロの裏にタンパッドを貼ってください。 ハンズフリー靴は今やどこの靴屋にも置いてあります。ただ、その存在が知られていないだけ。メーカーごとに幅、サイズ感、価格もさまざまなので、今の時代は試さないと損です。

疲れないサンダル選びは難しい

サンダルを真っ向から否定するわけではありません。例えば、誰もが一度はお世話になったことある「ギョサン」はリーズナブルで、耐久性やグリップもへたなスニーカーより上。鼻緒をつかむことで足の裏も鍛えられます。ここでいうサンダルはそうではなく、単にラクだからという意味で、無思考で履くのが体には悪いということです。
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コロンビア「スライブリバイブ」。6930円

「つっかけサンダル」はどんなブランドがつくろうが、移動用かリラックス用の域を出ません。よく誤解されるのが、疲労を回復させる「リカバリーサンダル」なら履き続けても体にはいいだろうという誤解。ちがいます。リカバリーウェアを着てるからマラソンをしても疲れないだろうという発想と同じで、そんなバカな話はありません。コロンビアのこのサンダルもリカバリーサンダルですが、あくまで「休む」のが大前提。 それでも足の蒸れが気になる、水虫でオフの日まで靴を履いてられないなら、スニーカーサンダルが正解です。
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ロンビア「スライブリバイブ シャンダル」。1万3970円

同じコロンビアでも「スライブリバイブ シャンダル」ならかなりの距離を歩けます。甲からカカト周りを押さえて、甲の高さをアジャストできるという2点が歩けるサンダルの最低ライン。このモデルも昨年「マジで歩ける」と話題になったからこそ、売り切れました。今年もなんと2月から販売されているので、まだ早いと思わず店頭でお試しください。 休日はリラックスするための時間ですが、足元まで無防備になる必要はありません。むしろ、平日より長く歩く日だからこそ、足をしっかり支えてくれる靴を選ぶことが大切です。 ほんの少し意識を変えるだけで、足の疲れ方や、月曜のだるさは確実に変わってきます。何気なく続けている「休日の一足」が、数年後の体のコンディションに直結しているのです。
イギリスのノーサンプトンで靴を学び、20代で靴の設計、30代からリペアの世界へ。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。YouTube『足と靴のスペシャリスト』。靴のブログを毎日書いてます『シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ)@毎日靴ブログ』。著書『予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた

予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた 予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた』(扶桑社)

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