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「21年目を桜ソングでスタートしていくことに意味がある」AKB48初選抜の思い

目標は、ちゃんとお客さんを動員して会場を埋めること

――昨年は20周年イヤーとしてOGメンバーの楽曲参加、レコード大賞やNHK紅白歌合戦に出演するなど、多くの刺激を得たと思います。それを受けて、21年目のAKB48にはどんな変化がありましたか。
工藤華純

工藤華純

工藤:18期生だけになるんですけど、OGの方々はひと目見るだけでわかる個性が確立されているなと感じました。今の私たちに足りないものはそこじゃないかなと思って、個々がもっと視野を広げて、AKB48が盛り上げるためにはどうすればいいか、何かダメなのかっていうのはすごく話し合いました。 川村:19期生は各々がOGの方々に具体的なアドバイスをもらっていたので、それをみんなで共有して、それ以降の歌番組で少しずつ実践できるようになっているのかなと思います。 ――川村さんはOGの方からの言葉で記憶に残っている言葉は? 川村:レコード大賞に出演させていただいたときに、私はほぼ初めての歌番組だったので、何もかもがわからなくて、カメラ割りのスピードについていけずに控えめになってしまっていたんです。その映像を見た指原さんと峰岸さんが「ここはこうしたほうが、かわゆいちゃんがどういう子か伝わると思うし、ファンの方も視聴者の方も引きこまれるよ」と言っていただいて。それは本番でいかせたかなって思います。 工藤:柏木さんは出演していない番組のリハも見てくれていて、「ここはブレずにもっと顔を止めたほうがいいよ」と言ってくださったり。あと、紅白で大島優子さんと一緒に周りのメンバーが変顔をしてたと思うんですけど、今までだったらかしこまって遠慮がちになっていたんですよね。でもやっぱり、型にはまらずに、なんでもありなのがAKB48の良さでもあるなと実感しました(笑)。 ――自分たちでブレーキをかけすぎなくていい、と。 工藤:そうですね。そういうことはたくさん教えていただきました。与えられたなかで、自分らしさを出す勇気ですね。 ――OGのみなさんも現役メンバーのことをよく見ていていたと思いますが、共演後に「今のアイドルはSNSでバズることを意識し過ぎていて、上半身だけの動きになっている。頑張っているのにもったいない」という言葉もありました。そういう言葉はどう受け止めましたか。 川村:そうですね。テレビの歌番組などでは可愛く映ろうっていう意識が強すぎて、劇場公演で見せている自分たちよりも動きが小さくなってしまって、魅力が半減されてしまっていたのかなと思ったので、それは感じました。 工藤:テレビだとどうしても映り方を気にしちゃうよね。高橋みなみさんが仰っていたんですけど、例えば、目がなくなるぐらい全力で笑うっていうことが足りないって。今は世間的にも、可愛い子とかバズりやすい子が取り上げられやすいと思うんですけど、AKB48 がほかのグループと同じことをしていてもダメだと思うので。 ――思いはあっても、実践することが大変ですもんね。 工藤:そうなんですよ。それが難しいことではあるんですけど。 ――そんな21年目の最初のチャレンジとして、4月3日~5日にかけて春コンサートが国立代々木競技場第一体育館で控えています。そこに対しての意気込みを聞かせてください。 工藤:成功させたいです。20周年で盛りあがったからこそ、武道館コンサートを観て興味を持ってくださった方も多いと思うので、期待を裏切らないようなパフォーマンスをしないといけません。不安はありますけど、今のAKB48もすごいと思ってもらえるようなコンサートにしたいです。 ――成功というのは具体的にどういうことを指してます? 工藤:ちゃんとお客さんを動員して会場を埋めることです。それが目に見えて数字がわかるじゃないですか。倉野尾総監督をはじめ、今のAKB48 で東京ドームを目指すと言っているので、ここをクリアできないと次の展開はないかなと思うので。 川村:そうですね。AKB48に注目してくださっている人が増えていると思うので、その勢いを右肩上がりにできるようなコンサートにしたいなと思っています。 ――20期生・21期生が加入してきて、川村さんも立派な先輩ですもんね。 川村:みんな私よりしっかりしてるので、ちゃんと先輩ができてるかわからないんですけど……(苦笑)。工藤さんみたいに周りに気を配れるようになりたいです。劇場でも新しく「手をつなぎながら」公演が始まって、19期生が一番上になるので。後輩たちのAKB48に対する期待を熱い思いを失わせないように楽しみながら頑張っていきたいです! 取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧
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