ライフ

高速で“あおり運転”する白い高級車。強引な運転の末に響いた“衝撃音”に「今でもゾッとします」

凍結路面に迫るヘッドライト

 鈴木昇さん(仮名・30代)は、雪が降った翌日の夜、車を走らせていた。道路は一見問題なさそうに見えたが、実際はところどころ凍結していたという。 「道路の黒く光っている部分は、ほぼアイスバーンでした。少しハンドルを切るだけで滑りそうでした」  運転に不慣れなこともあり、鈴木さんはいつも以上に神経を使っていた。  しばらくして、バックミラーに1台の車が映る。徐々に距離が詰まり、車間をほとんど取らない状態になった。 「エンジンのふかす音がして、急かされているようでした。正直、怖かったです」

カーブの先に見えた結末

 それでも、鈴木さんは速度を上げなかった。 「ここで焦ってアクセルを踏んだら、自分が滑ると思いました」  後続車は“しびれ”を切らし、エンジン音を響かせて急加速。凍結した路面にもかかわらず、強引に追い越していった。  そのまま慎重に走っていると、少し先の緩やかなカーブ付近でハザードランプが点滅しているのが見えたという。 「近づいてみたら、カードレールに突っ込んでいる車がいたんです」  その車は、先ほどムリな追い越しをした車だったのだ。車体は斜めに傾き、路面にはタイヤが滑った跡が残っていたそうだ。 「さっきまで威圧的だったのに、言葉を失いました」  鈴木さんはそのまま走り続け、無事に目的地へ到着。 「到着した瞬間、体の力が抜けました。自分の判断は間違っていなかったんだと思えましたね」 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
1
2
SPA!編集部が「人生後半を賢く楽しく生きる」をテーマに厳選した記事をメルマガ会員限定で毎週金曜日にメールでお届けします。仕事・お金・性・人間関係…人生を豊かにする秘訣が見つかります。無料・10秒で完了です。
無料でメルマガ登録する⇒⇒
※登録後、メール認証が必要です。受信した認証メールをクリックして、登録を完了させてください。
※認証メールが届かない場合、迷惑メールに入っているか、メールアドレスが間違っている可能性があります。再度ご登録ください。
【関連キーワードから記事を探す】