お金

<フェブラリーS>コスタノヴァ、ダブルハートボンドらに「絶望的データ」…“3強総崩れ”危機が直撃

牝馬未勝利の鬼門に挑むダブルハートボンド

 そんなコスタノヴァ以上に不安なデータを持つのが、ダブルハートボンドだ。前走のチャンピオンズCでは牡馬勝りのパワーと勝負根性を見せつけたが、過去29回のフェブラリーSにおいて牝馬は39戦して【0-1-3-35】。2000年に2番人気で2着に入ったゴールドティアラ以外はすべて連対を外している。  また、牝馬という点以外にもダブルハートボンドには死角が少なくない。これまで1800m以上の距離しか経験をしておらず、ワンターンのコースも初めて。さらに8戦すべてを4角3番手以内で通過するなど、先行力を持ち味にしているが、直線の長い府中ではそれが諸刃の剣となり得る。  カフェファラオが連覇を達成した2022年に4角3番手以内の3頭が上位を占めたこともあったが、これは例外で、基本的には中団から決めて勝負になるレース。それだけに差す競馬を経験したことがないダブルハートボンドにはクエスチョンマークが浮かんでしまう。

ウィルソンテソーロに立ちはだかる7歳の壁

 最後は3番人気が濃厚とみられるウィルソンテソーロだ。この馬に立ちはだかるのは年齢の壁である。  先述した通り、経験値が強みのウィルソンテソーロだが、フェブラリーSで7歳以上の馬は大苦戦している。G1昇格後の過去29回で、のべ145頭が挑戦し、【0-9-6-130】という成績が残っている。  よくダート馬は芝馬に比べて活躍期間が長いといわれるが、フェブラリーSにはそれが当てはまらない。やはり府中のマイル戦に対応できるスピードと持続力という点で、4~5歳の若い馬に一日の長があるといわざるを得ない。
次のページ
狙ってみたい伏兵候補の2頭
1
2
3
競馬歴30年以上の競馬ライター。競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。競馬情報サイト「GJ」にて、過去に400本ほどの記事を執筆。

記事一覧へ
勝SPA!
【関連キーワードから記事を探す】