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「大盛りの牛丼」を「ウォッカ」で流し込む…激務で学生時代から“30キロ増えた”20代男性が、最悪のルーティンから抜け出せなかったワケ

ストロング系にハマり、さらなるドツボへ

このとき、すでに昼は回っていたのだが、前日の酒がまだ抜けきれてなかったのだ。さすがに、舐め過ぎているし、本丸に何をしに行っているのだろうか……。 「いや、昨日忘年会で……」などと嘘を付きながら、しっかりとストロング系の危なさ、具体的に言うとコンビニにカラフルな缶がたくさん並んでいるのは良くないことや、そもそも簡単に酒が手に入るというのは今の日本はおかしいという話をしてくれた。 ただ、取材に答えてくれた医師は。そんなことよりも筆者の身振り手振りにしか目がいかなかった。 「手が震えています。もしかしたら、アルコール依存症かもしれませんよ」 実際、毎晩飲んでいるのだから、片足は沼に浸かりかけていたに違いない。ただ、昼間から飲むようなことはなかったため、帰りに簡単なアルコールチェックのアンケートを受けさせてもらったが、「ギリギリ、アルコール依存症の手前だね」と言われて返された。 もし、ここでちゃんと相談していれば……。今となっては後の祭りだ。 そして、記事を書くタイミングでさまざまなストロング系を飲んでみたところ、ウォッカよりもゴクゴクと飲めて、簡単に眠れることを知った。しかも、ウォッカの瓶よりも安い。 「こんなコスパのいい酒があるのか!」 かくして、筆者は「ストロング系の危険性」を煽る記事を書きながら、その魅力にハマってしまった。ミイラ取りがミイラになったわけである。 <TEXT/千駄木雄大>
編集者/ライター。1993年、福岡県生まれ。出版社に勤務する傍ら、「ARBAN」や「ギター・マガジン」(リットーミュージック)などで執筆活動中。著書に『奨学金、借りたら人生こうなった』(扶桑社新書)がある
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