更新日:2026年03月17日 17:10
エンタメ

「可愛いだけでは埋もれる」小学生ギャルたちの“頭脳的すぎる”生存戦略

“可愛い”を全部盛り!自己を貫くピンクのアーティスト

一度見たら忘れられぬ圧倒的存在感のりりぴさん

 理論派のりゅあさんと対照的なのが、りりぴさん(11歳)だ。鋭い感性と一点突破のスタイルで、小学5年生にしてすでに異彩を放っている。 「おリボンも衣装も、メイクもお部屋もみ~んなピンク一色なんです。ピンクに染め抜くことで、りりぴの世界観は完成するんですよ」    そう嬉々として話す彼女のアイコンは、かつて一世を風靡した“姫ギャル”だ。元々、姫ギャルとして活動していた母親から継承したスタイルを、ピンク一色のヴィジュアルへと再構築した。 「りりぴの理想は、プリキュアとお姫様を合わせた“プリプリプリンセス”。ファッションは、おリボン、レース、フリフリ、ぬいぐるみとか。メイクはピンク系でタレ目ライン。ほっぺにはキラキラハートのシールなど、可愛いを全部盛りにするのがルールなんです」  天性の愛嬌を振りまく一方、クリエイティブに妥協しない。 「美容室の鏡の前でも、気づいたらポージングや表情、ダンスの降り付けの練習が始まっちゃう。可愛い角度を探すのは、歯磨きと同じくらい当たり前のルーティンなんです」    毎日投稿しているSNSの写真、文章、ハッシュタグも全て、りりぴさんが自分自身で考え、投稿している。また、「髪の毛をピンク色に染めるなんて、みっともない。小学生らしくない」といった外野の声もまったく気にしない。 「アンチは私の存在を広めてくれる燃料だし、こんな考え方もあるのかと面白い。ギャルに年齢制限はないし、好きでやっているんだから別にいいじゃんって感じです。でも、嘘の情報とかには、弁護士さんに相談します」  

りりぴさんの鞄など。徹底した”ピンク推し”で、世界観を作っている

 守るべき一線は、子供だからと曖昧にはしない。大人社会顔負けの現実主義を覗かせながらも、りりぴさんのメッセージはどこまでもシンプルだ。 「みんな、周りの目を気にして“好き”という感覚に蓋をしすぎじゃない? 私は、自分が一番可愛いと思う姿でいたいだけなんです」    自分を信じ、個を貫くから勝てる。競争社会の必勝法を、ギャルたちは身につけていたのだった。 ◆プロフィール りゅあ 2012年5月13日、埼玉県生まれ。KOGYARUの初期メンバーのリーダー的存在。TV出演や東京ガールズコレクションのランエゥイなど、着実に活躍の場を広げている。KOGYARUを卒業し、今年の4月からはギャル雑誌の先駆け『egg』専属モデルとして活動する。Instagram:@ryua.h  TikTok:@ryua.ryua りりぴ 2014年7月21日、東京都生まれ。日本一のプリプリプリンセス小学生。小学生を対象とした新規プリンセス系アリドル「ひめらぶ」のセンターを務める。元小悪魔agehaモデルの母親と「りりぴか親子」としても活動し、親子で洋服のプロデュース業も手掛けている。Instagram:@ririlove0721 TikTok:@riripi.chu 取材・文/谷口伸仁 撮影/山田耕司
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