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「すべてを捨てていい。クビになってもいい」カンテレ竹上萌奈アナが、進行役の立場を捨てて大喜利に挑んだ“真意”

「ボケ殺し」と名付けられたことは忘れられません

――群馬出身で幼少期から大学まで関東で過ごされた。アナウンサーとなり大阪に移り住んで大変だった思い出は? 竹上:カンテレに入社して常にお笑いが身の回りにある環境に変わって、最初は早口の大阪弁の会話が聞き取れずに苦労しました。漫才や新喜劇を見たことがほとんどなかったので芸人さんがボケても、「それ間違ってますよ」と真面目な返しをしてしまって(笑)。ツッコミすら入れられず、「ボケ殺し」と名付けられたことは忘れられません。 ――でも、今は大阪に染まり、大胆なボケをする。 竹上:スタッフの方に「緊張しないよね」とも言われるんですけど、いやいや、本当はどの仕事よりも緊張しています。普段はしないのですが、収録の当日、家の近くのご神木にお賽銭を納めてお祈りしました。座王は由緒ある場なので、ウケるかどうかよりも中途半端なことをして芸人さんたちの邪魔をしたくない。フルパワーで挑めますようにというお願いです。 ――では、今後の目標を。 竹上:一番は、今ある仕事に心を込めて向き合うことです。そのうえで、創作が好きなので、「書く仕事」にも挑戦したいです。仕事の合間に小説を書いたり、勉強したりしています。番組ですと、『100分de名著』(NHK)のような番組に将来、携われたら嬉しいですね。 【Moena Takegami】 1992年、群馬県生まれ。慶應義塾大学卒業後、’15年に関西テレビにアナウンサーとして入社。『千原ジュニアの座王』でアシスタントを務める一方、情報番組『newsランナー』ではキャスターとして活躍。座右の銘は「どうにかします」 (※1)千原ジュニアの座王 MCの千原ジュニアが考案した「イス取りゲーム」をベースに、大喜利・ギャグ・モノボケ・歌などさまざまなお題で芸人がショートネタを競い合う番組。毎週金曜、深夜0時45分~カンテレにて放送中。昨年3月に初のライブを開催。日本武道館に8000人を動員し、大盛況で幕を閉じた。第2弾のライブは2大ツアーとなり、今年11月に大阪城ホール。来年3月には再び日本武道館でライブを行う
エッジな人々

©カンテレ

(※2)第1回「関西アナウンス大賞」特別賞部門大賞 関西エリアの放送局12社で構成される関西アナウンス責任者会によって創設された賞で、アナウンサーの表現力や活動成果を会社の垣根を越えて評価し合う新たな取り組み、竹上アナはお笑い活動への挑戦で、特別賞部門大賞を受賞 (※3)ほんこんさん 吉本興業所属のお笑いコンビ130Rのツッコミ担当。ピンで活動する機会も多く、『マルコポロリ!』(カンテレ)ではレギュラーとして出演中。SNSなどでも政治的発言が多い (※4)noteで「女子アナ辞めましょ」 noteで手書き日記などを公開している。’22年8月に「【女子アナ】辞めましょ。」とのタイトルで、女子アナと呼ばれる違和感を、実体験を通した心境を交えて包み隠さずに綴った。文藝春秋SDGsエッセイ大賞の優秀賞を受賞 (※5)座王修行ライブ トークライブハウス「梅田Lateral」のオファーにより、座王修行ライブが実現。その後、プレーヤーとして座王に出場すると見事優勝を果たした。今年2月には「よしもと道頓堀シアター」にて第2弾の修行ライブも行った 取材・文/加藤慶 撮影/小澤勇佑
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