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「Switch 2」爆売れでも任天堂がピンチと言われる理由。懸念される4つの“憂鬱”と大きな“金脈”

(3)キラーソフト不足で本体販売が伸び悩む懸念

海外でもブレイクの兆しがある『ぽこ あ ポケモン』公式サイト

 ゲームハードが売れ続けるには、そのハードで絶対に遊びたい、いわゆるキラーソフトが重要になります。Nintendo Switchでいえばローンチタイトル『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、ローンチから1ヶ月後にリリースされた『マリオカート8 デラックス』、ローンチ7ヶ月後の『スーパーマリオ オデッセイ』。さらに2020年3月発売の『あつまれ どうぶつの森』がハードを強く牽引しました。  現状、Nintendo Switch 2においては専用ソフトがまだ少なく、ローンチタイトル『マリオカート ワールド』(全世界販売1403万本 ※12月末時点)や『ドンキーコング バナンザ』(全世界販売425万本)、『カービィのエアライダー』(全世界販売176万本)あたりが主力。今後のソフトラインナップも超強力といえるタイトルは確定しておらず、いわゆる“ソフト不足”がハードの足を引っ張るのではないかと言われています。  ただ、これに関しては個人的な意見ですが、3月5日発売の『ぽこ あ ポケモン』のように、新しい切り口を持ったタイトルがブレイクする可能性は常に秘めていますし、『ゼルダ』や『スーパーマリオ』『どうぶつの森』などの新作が今後控えていると考えると、それらの看板タイトルなしに任天堂ハード史上最速のスタートダッシュを決めたNintendo Switch 2は、もう一段の爆発力を秘めていると言えます。

(4)AIによる開発環境の変化

携帯ゲーミングPC「Steam Deck」も好調のSteam

 短期的というよりは中長期的な話になりますが、進化したAIの活用でゲーム制作が容易になり、ある程度のクオリティのゲームがインディーを中心に多数登場する未来が予測されています。こうなると膨大な時間と予算をかけて制作する従来型のコンシューマゲームは埋もれてしまうのではないか……というのが、AI時代の任天堂への逆風シナリオとして一部で論じられています。    仮にオールドメディアならぬ、“オールドゲーム”といったイメージがついてしまった場合、既存のゲームメーカーはどう対応するのかは気になるところです。  また、クオリティの高いインディーゲームが増えることで、PC用DL配信プラットフォーム・Steamがさらに存在感を増しそうです。海外ではゲーム専用機不要論も根強く、ゲームハードを普及させてユーザーを囲い込み利益を上げるビジネスモデルが、すでに過去のものになっているという指摘もされています。  とはいえ、このあたりの論調はスマホの無料ソーシャルゲームが市場を席巻した2010年代にもよく見かけました。どこか懐かしさすら感じます。
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4月24日公開のマリオ映画はヒットするか?
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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