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被害者は「死にたい」とも…元ジャンポケ斉藤“ロケバス事件”。母親の証言で明かされた“被害当日の全貌”

「まずうがいして」母親の悲痛な思い

ジャンポケ斉藤

事件発覚後、斉藤被告が所属していた「吉本興業」は契約解除の声明を出していた(同社HPより)

 そんなAさんのただ事でない話を聞いて、母親は急いでこのような提案をした。 「『とにかくまずうがいして』と言いました。娘の体が汚れてしまってすごく嫌だったからです」  また、Aさんは「身を清めるように」とシャワーを浴びることもあった。その後、Aさんは母親に「寝る」と伝えて自室に行くと、床に就いた。  さらに、会話の中で母親は「警察に相談しようよ」と被害申告を提案したこともあったという。これに対して、Aさんは「でも、証拠はないよ」と被害申告に消極的だったと話す。それでも母親は引き下がらず、「でもドライブレコーダーとかあるんじゃないの?(警察に)行ってみようよ」とAさんに伝えた。  結局この日、Aさんは斉藤被告からの性被害を警察に申告することはなかった。

5日後に警察へ…被害申告までの経緯

 そして事件から5日後、Aさんは警察署に赴いて性被害の相談をしている。Aさんの気持ちが変化した理由に、母親のせめてもの想いがあった。  事件当日の会話の中で、母親は普段からAさんが通院していた「メンタルクリニック」の医師に相談するように提案。事件から4日後、Aさんは通院することになった。そこで、母親はAさんに気持ちの変化があったと振り返る。 「(Aさんは)先生のことをかなり信頼していて、(事件について)色々な相談をしていたところ、先生が『それは警察に行った方がいい』と助言してくださいました。それで警察署に行くことになりました」  通院した翌日、母親はAさんに同行して警察署を訪れ、斉藤被告からの性被害の申告をした。  終始、Aさんの隣に寄り添っていた母親は、事件後の我が子の変化について声を震わせながら、「めっきり暗くなりました。泣いたり、とても暗くて溜息ばかりついて……見ていられませんでした」と振り返る。
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「なんで私ばっかり…」Aさんの言葉が突きつける被害の現実
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傍聴歴7年、傍聴総数1000件超。 都内某私立大の大学院に在籍中の現役大学院生。趣味は御神輿を担ぐこと。高校生の頃から裁判傍聴をはじめ、有名事件から万引き事件など幅広く傍聴している。その他、裁判記録の閲覧や行政文書の開示請求も行なっている。
Xアカウント:@Gakuse_Bocho

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