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<高松宮記念>“3強決着”ではない?短距離なら「川田>ルメール」と言い切れる理由

「短距離は川田を買え」と言っても過言ではない“輝かしい実績”

 3強からやや離れた4番人気に落ち着きそうなママコチャだが、何より心強いのが鞍上・川田将雅騎手の存在である。2年半前のスプリンターズSを初コンビで制して以降、主戦を務めているが、この距離なら黙って買いが正解だ。  競馬界には「長距離は騎手で買え」という格言があるが、「短距離は川田騎手を買え」もあながち間違っていない。  川田騎手といえば、長距離が苦手という評価がファンの間で定まっている。先週に行われた3000mの長丁場、阪神大賞典でも川田騎手は2番人気のダノンシーマに騎乗したが3着まで。長距離レースのお手本のような騎乗でアドマイヤテラを勝利に導いた武豊騎手とは対照的な騎乗だった。

川田将雅が短距離で無類の強さを誇る理由

 しかし、川田騎手とすれば、先週の3000mから1200mへの大幅な“距離短縮”は大いにプラスに出るだろう。  2020年以降の距離別成績を見ても、川田騎手はルメール騎手を凌ぐ成績を収めている。 【川田VSルメール 距離別勝率、2020年以降】 1200m以下/1300~2400m/2500m以上 川田将雅​:27.0%/27.3%/23.5% ルメール​​:19.9%/26.1%/30.4%  上記の通り、川田騎手は長距離戦で大きく成績を落としているわけではない。むしろどの距離でも高い勝率を誇っていることがわかる。  川田騎手といえば競馬界屈指の腕っぷしの強さが魅力のジョッキー。馬上で見せる派手なアクションは、折り合いをより重視するルメール騎手や武騎手のそれとは一線を画す。  いい意味でも悪い意味でも“馬を支配する”タイプの騎手といえるが、それが長距離戦では仇になることも少なくない。逆に短距離戦では、それがプラスに転じているのだろう。
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ルメールの弱点はスプリント戦?数字が示す意外な傾向
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競馬歴30年以上の競馬ライター。競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。競馬情報サイト「GJ」にて、過去に400本ほどの記事を執筆。

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