3年目の僕青が抱える課題と“ぬるさ”
――ここからは3年目の僕青についても聞かせてください。SPA!では雲組に密着してきた連載をやってきていて、青空を目指す気持ちはあるけど、そのために雲組があることで救われていると話すメンバーも多かった。そのなかで、8枚目シングルでは全員歌唱になって雲組はありません。お二人はどう感じているのでしょうか。
塩釜:8枚目シングルの選抜発表のときに全員歌唱になった嬉しさもありましたけど、同時に思ったのは雲組の子たちの気持ちです。私も6枚目シングルで雲組を経験して、みんな青空組になりたいと思って頑張ってきたところもあったと思うので、メモリアルシングルとはいえ、全員歌唱で選抜入りするっていうのは複雑な気持ちもあったんじゃないかなって。ただ、その気持ちをどう解消できるのかっていうのは難しさも感じています。簡単に解消できるものじゃないから。うまくまとまればいいなと思っているんですけど。
――そのことについて、雲組メンバーと話したりは?
塩釜:まだしていないです。
柳堀:個人的な考えですが、グループ3周年を迎えて目標としていた場所からはほど遠いなと感じています。外でお仕事させていただいてたりすると、僕青はまだまだぬるいなって。

写真左、八木 仁愛(やぎ とあ)
――そのぬるさを具体的にいうと?
柳堀:活動自体は楽しくやるべきだと思うんですよ、何でも。だけど、その楽しいがうちらが楽しいだけじゃダメだよねって思います。結局、見てくださってる方が楽しくないといけないというか。それをもっとみんなが外側に向けて発信していかないと僕青は大きくならないです。僕青のメンバーって一番楽屋がにぎやかなんですよ、楽屋だとみんなが大きい声だしていろんな事言ったりするのに、いざ本番になるとそれが出来ない……。言葉を選ばずにいうと、「ビビってないでもっと前に出てよ!」って。もどかしいんです。
――以前、SPA!の雲組連載で塩釜さんも「もっと枠から飛び出ていい。自ら手を挙げるメンバーが出てきてほしい」と話していましたね。
塩釜:自分の意見が批判されるのが怖いとか、否定されたらどうしようっていうのを考えてる場合じゃないなと思います。
そういうことよくあるんですよ。周りの目線が怖くてちょっと言えなかったなみたいな。そういう気持ちには差があるので、理解しているメンバーと、理解していないメンバーがいるから、それが1つにまとまるともっと強くなれるのになって思うところはあります。

――活動している20人全員を同じテンションにするのは難しいことではあると思うんですけど、そこを引き上げるために、お二人はどんなことされてるんですか。
柳堀:何かできるのかは、2人でよく喋ってますね。
塩釜:自分たちの意見を言うことが習慣化されていないので、全体だとどうしても雲組メンバーの声が少なくなったりする。だから、まずはメンバーたちだけで集まって話し合うことが大事だと思って、4月4日の宮城・仙台公演の前にメンバーミーティングをやることになってます。
――今まではなかった?
柳堀:楽屋でラフに話すことはあったんですけど、メンバーだけでちゃんと時間を取って会議するっていうことはなかったです。
塩釜:そこで、みんなの意見が聞きたいです。