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バスのドアを叩いて「無理やり乗車」してきた夫婦が、車内でも“やりたい放題”…撃退した41歳女性の「勇気ある行動」

「車内でマニキュアを塗らないでください」と注意するも…

バス車内「明らかにやり過ぎだと思ったので、とても黙ってはいられず、バス停でバスが止まった際に立ち上がり、つり革を掴んで彼女の席の横に立ちました。すかさず『車内でマニキュアを塗るのはやめてください』と注意すると『もう塗り終わったわよ』と彼女は開き直ったのです。続けて『臭いがすごいから、せめて窓を開けてください』と指摘すると『わかったわよ』とふてくされた顔をしながらしぶしぶ従いました」 それでも車内は独特な臭いが充満していたそう。「みんな迷惑しているんですよ」と彼女を責めると、急に視線が下を向いたかと思ったら、躊躇なく澪さんの足を踏んできたのだとか。

仕返しに足を踏まれて…

「八つ当たりされてイラっとして、相手を睨むと彼女は顔を背けました。それでもまだ足を踏み続けたため、わざと大きな声で『痛い!痛い!』と騒いでみせて。周りから冷たい視線を送られて、彼女もさすがに参ったのか足を踏むのをやめました」 しばらくして澪さんは近くにある席に座り直したそう。とあるバス停で数人が降りて、バスがドアを閉めて出発しようとした瞬間、突然女性が降車ボタンを押したので、急停止したおかげで車内は大きく揺れたのだとか。 「すると彼女は『降ります!』と叫ぶと席で寝ていた男性を起こしました。『降りそこねるところだった』などと文句を言っていたので、相変わらず非常識だなと思っていたのですが……。なんと料金を払う段階なのに、現金もICカードも用意しておらず、2人でもたもたする始末。やっと財布を出したかと思ったら、ゆっくりと現金を数え始めたので、バスは結果的に5分くらい停車することになってしまいました。 澪さんが「なぜ料金を用意しておかなかったの?」とボソっとつぶやくと、前に座っていた70代くらいの女性が振り向いて「本当にそうよね、なんて迷惑な人達なのかしら」と話しかけてきたそう。

立派な行動と褒めてくれる女性がいて

「彼女は『最近の若い者は……』と思っていたけれど、あなたのように毅然とした態度で相手を注意できる人もいるとわかって、ちょっと安心したわ」と笑顔を見せてくれました。まさかそんな風に声をかけられるとは思ってもみなかったので、とても嬉しかったです。人を注意することは勇気が要ることなので、今回は思い切って指摘したのが良かったのだと思いました」 目的地である終点まで澪さんはその女性と楽しく会話したのだとか。彼女のおかげでせっかくの休日が台無しにならずにすんだそう。 バスに乗車するにあたり、きちんとマナーを守ってほしいものですね。車内では行儀が悪い人は目立つので、どうしても目につくことが多々あります。その人を反面教師として、公共交通機関では静かにしたいところです。 <取材・文/菜花明芽>
ライター。ゾッとする実録記事を中心に執筆中。カフェでのんびり過ごすことが好き。
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