仕事

「ゴミ回収員って、本当に底辺だと思いますか?」で万バズ、美女起用で応募殺到…人手不足業界で過熱する“採用TikTok”の実態

間口を広げるためにエンタメ的な切り口を重視

アミーさん。再生回数をあげるために、あえて身体のラインが出た服を着てくることも

「ランキングに『ゴミ収集スタッフ』が入っていて、『あれ見た?』と会議で話題になったんです。それまでも動画は出していたんですが、まあ再生回数が伸びず……。目を留めてもらうためにもまず、SNSで好まれがちなネガティブワードを逆手に取る戦略に切り替えました」と企画者のアミーさんは振り返る。ただし元ネタとなった炎上騒動も沈静化した今は「底辺」よりも「ブルーカラー」という表現を使うことが増えているという。 「最近ではゴミ処分の方法を説明する知識系だったり、流行りのショートドラマだったりと、トレンドも交えつつ試行錯誤しています」とひーちゃんさんは語る。 こうした努力は、はたして肝心の採用に直結しているのだろうか。靖さんはいう。 「職種にもよりますが、ゴミ収集のドライバー職についていうと、応募者はSNSを始めた3年前の約2倍に増えました。正社員募集をかけてもすぐに埋まるので、今はお待ちいただくためのエントリーフォームも用意しています」 人材獲得とはまた別のメリットも感じているという。 「ゴミ回収業への偏見を大真面目に訴えるより、エンタメ的な切り口で伝えたほうが視聴者には見てもらいやすい。結果としては求職者以外も含めて、SNS動画が業界への理解を深めるきっかけになっていると思います」   SNS採用代行などを行うリソースクリエイションが転職活動を行う20代を対象に実施した調査によれば、転職活動の際、「SNSを使って社名を検索した」と答えた割合は約8割、その手段としてTikTokを挙げたのは46%と半分近くにのぼった。若年層獲得のための企業採用活動でSNSが欠かせない存在となりつつある中で、最近増えているのが、従業員ではなくインフルエンサーを起用・出演させるという手法だ。
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専務の娘は元グラビアアイドル
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