更新日:2026年04月25日 09:10
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「パパ、ママへ。大好きやで」6歳女児コンクリ詰め事件…“優しい叔父”が殺人犯となった「決定的な瞬間」

犯行日は曖昧だが…語られる「暴行の顛末」

大阪地方裁判所

大阪地方裁判所

 法廷の飯森被告の供述態度を見ると、全てをさらけ出していたように筆者には思えた。  しかし、判決では肝心な犯行日を「06年12月下旬から翌07年1月上旬ころの昼間」と、具体的には特定されていなかった。飯森被告によると、玲奈さんとの記憶が「クリスマスイブにケーキを買って祝った以降のことを覚えていない」といい、犯行日が特定しきれなかったようである。  対して、玲奈さんが亡くなるまでの暴行の顛末は鮮明に覚えていた——。  犯行当日、午後1時ごろに飯森被告は目を覚ました。その時点では、既にAと玲奈さんは起床していたようだ。空腹だったのか、玲奈さんは仏壇のお供え物をつまみ食いしたという。起床した飯森被告にAは「玲奈が仏壇のお供え物を食べている」と報告した。  報告を受けた後、飯森被告は仏壇の前で玲奈さんに問い詰め、「このクソガキ」と激しく怒鳴りつけた。同居前に、Bが玲奈さんを「こいつ」と呼ぶ姿に嫌気がさしていた飯森被告。その記憶が蘇る間もなくヒートアップしていく。直後、玲奈さんの手を取って隣の部屋に移動すると暴行を加えた。 「平手で顔を3、4回以上叩きました」

実況見分が示した悲惨な事件現場…

 捜査段階で犯行状況を再現した「実況見分報告書」が、犯行を裏付けるように法廷の大型モニターに映し出された。添付されていた写真からは、玲奈さん役となった小さな人形と飯森被告の対比に、残虐性が際立って見えた。一方で、飯森被告は供述を続ける。 「玲奈は後ろの壁に当たって、床に体育座りのように座り込む形になりました」  すかさず、飯森被告は右足で玲奈さんの左のわき腹を3、4回蹴った。その結果、玲奈さんは床にうつ伏せになるように倒れこんでしまった。 「辛そうな表情で『ごめんなさい』と泣いていました」  その場にいたAは、咄嗟に肩をつかんで制止したというが、その手も振り払った。
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詳細に語られた“とどめの一撃”
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傍聴歴7年、傍聴総数1000件超。 都内某私立大の大学院に在籍中の現役大学院生。趣味は御神輿を担ぐこと。高校生の頃から裁判傍聴をはじめ、有名事件から万引き事件など幅広く傍聴している。その他、裁判記録の閲覧や行政文書の開示請求も行なっている。
Xアカウント:@Gakuse_Bocho

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