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1番人気は危険か…ヴィクトリアマイルで「軽視したい2頭」と“激走期待の超伏兵”

ヴィクトリアマイルで毎年激走する“ディープ系血統”に注目

ドロップオブライト

超伏兵「ドロップオブライト」が激走する可能性も!

 逆にヴィクトリアマイルで狙いたいのはズバリ5頭。アイサンサン、クイーンズウォーク、ドロップオブライト、パラディレーヌ、ラヴァンダである。  血統に詳しいファンならピンときたかもしれない、5頭は父がディープインパクト系という共通点を持つ。  実はディープインパクトの産駒もしくはその孫はほぼ毎年、ヴィクトリアマイルで馬券に絡んでいる。  ディープインパクトの初年度産駒が走った2012年から昨年までの14年のうち、“ディープインパクト系”の馬が3着以内に名前がなかったのは2015年の1度だけ。ディープインパクト産駒が減少したここ数年は、3頭のキズナ産駒が人気以上の好走で馬券に絡んでいる。

ドロップオブライトの激走に期待したいワケ

 今年はキズナ産駒が3頭、そしてトーセンラーとシルバーステートの産駒が1頭ずつ出走を予定しているが、この中で最も馬券的妙味がありそうなのが、超伏兵と呼べるドロップオブライトだ。  同馬はもともと1200mで活躍していた短距離馬だが、昨秋の京成杯AHで久々に1600mを走ると、牡馬相手に2着と好走。12月にはトップハンデ56kgを背負って、同じく1600m戦のターコイズSを制した。  その後は阪急杯でソンシの3着に好走したが、1番人気に推された前走・愛知杯は10着と大敗。今回は注目度も大きく落としている。ただし、前走の大敗は、スタート直後に大きな不利を受けてのもので、度外視可能な敗戦だった。  奇しくもドロップオブライトを管理する福永祐一調教師は、先週のNHKマイルCにダイヤモンドノットを送り込み、悔しい思いをしたばかり。こういう時は得てして、1週遅れのG1制覇を期待したくなる。  鞍上は天皇賞・春でヴェルテンベルクをあわやの2着に導いた松若風馬騎手。ここで2週前の雪辱を果たす可能性は十分ある。今年のヴィクトリアマイルは、ディープインパクト系の5頭、中でもドロップオブライトの激走に期待したい。 文/中川大河
競馬歴30年以上の競馬ライター。競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。競馬情報サイト「GJ」にて、過去に400本ほどの記事を執筆。
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