更新日:2026年05月29日 17:59
スポーツ

武豊の“不機嫌”が話題に…アランカールに危険信号?追い風受ける有力馬は

馬体維持に不安が残るアランカール

 さらにもう1頭、スターアニスらとは異なり、馬体の維持という点で不安を抱えているのが、3~4番人気が予想されているアランカールだ。  同馬は1800mでデビューしたことから、もともとマイルではなく中距離適性が見込まれていた。2戦目以降は桜花賞を見据えて、1600mを走っているが、2400mへの距離延長を味方につけられる数少ない1頭として注目度は高い。  母シンハライトは10年前のオークス覇者であり、父エピファネイアも距離が延びてこその種牡馬。その鞍上に名手・武豊騎手が跨るとなれば、桜花賞5着からの巻き返しも十分可能だろう。  また、気になる馬体重に関しては、デビューから一貫して430kg台を推移している。気掛かりなのは、桜花賞がデビューからの最低馬体重430kgだったこと。そして、陣営はその維持に相当苦労しているという点だ。  ただでさえ小柄なアランカールは、この1年間で馬体重がほぼ変わっていない点では成長力にクエスチョンマークがつく。また、通常は水曜日に行われる最終追い切りを、前日の火曜日に行ったこともポジティブな理由ではないだろう。実際に陣営もその不安を隠していない。  東京への輸送前に計測された調教後の馬体重も432kgで、桜花賞から2kg増にとどまっている。レース当日を420kg台で迎える可能性は極めて高いだろう。

武豊の“不機嫌”が話題に…

 さらに、週中に行われた共同会見で武騎手が“不機嫌”だったこともSNSなどで話題になった。「距離自体は問題無い」「桜花賞よりもオークスの方が戦いやすい」と、鞍上の口からは自信のコメントも出たが、レースに向けてどこかピリピリした緊張感があったことも確かだ。上位人気馬の中では軽視が妥当かもしれない。  今年のオークスは当日馬体重が484kg以下ならスターアニスを中心視しつつ、好走実績が多い460kg台で出走できそうなジュウリョクピエロとラフターラインズの2頭も高く評価をしておきたい。 文/中川大河
競馬歴30年以上の競馬ライター。競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。競馬情報サイト「GJ」にて、過去に400本ほどの記事を執筆。
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