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新幹線で隣に座った「ノーマスクで咳き込む」中年男性を注意した結果…予想を超えた展開に。「本当に腹が立ちました」

「マスクお持ちじゃないんですか?」渾身の一言の行方

 悩みに悩んだ末、中村さんは意を決して隣の男性に声をかけました。 「正直めちゃくちゃ勇気がいりました。でも、このまま黙って吸い込み続けるくらいなら、一言言ってみようと思って」  できるだけ穏やかに、しかしはっきりとした口調で、こう尋ねたとのことです。 「『すみません、マスクお持ちじゃないんですか?』って」  しかし返ってきたのは、予想をはるかに超えた反応でした。 「『アンタがマスクすればいいじゃん』って。しかも鬼のような形相で。完全に逆ギレですよね」 男がブチギレ 中村さんは言葉を失ったといいます。咳をしているのはあちら側であり、飛沫が飛んでいる可能性があるのもあちら側。それでも「マスクをするなら自分がしろ」という理屈が返ってくるとは、想像だにしなかったとのことです。

結局デッキへ”追いやられた”中村さんの心境

 その後も男性の咳は断続的に続きました。謝罪もなく、マスクを取り出す気配もなく、ただ前を向いてゴホンゴホンを繰り返すのみ。  中村さんはしばらくシートで耐えていたものの、ついに限界を迎えます。結果、自ら席を立ち、車両の連結部分にあるデッキへと移動することになったそうです。 「岡山まではまだ時間があったので、デッキで立ちっぱなしでした。ビールもおつまみも残ってたのに、全然楽しめなくて……。本当に腹が立ちました」  理不尽な対応を目の当たりにした中村さん。一方、ある意味これが”公共の場”で起こったどうすることもできない事象だと自分に言い聞かせ、のどかな田園風景を見ながら心を落ち着かせたといいます。 「次からは絶対にマスクを忘れないようにしようと思いました。あと、もし同じことがあっても、もう声はかけないと思います」  苦笑いを浮かべながらそう話してくれた中村さん。岡山の景色は美しかったそうですが、新幹線の記憶だけはしばらく消えそうにないと語っていました。 <TEXT/八木正規>
愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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