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ゴミを放置する“老夫婦の登山客”が放った衝撃の一言にドン引き…「若者より年配のほうがマナーが悪い」/“ゴミ袋1枚1,000円”の有料回収も始まる現実

ゴミを放置する老夫婦に「お前がもって帰れ」と…

登山

※写真はイメージです(画像生成にAIを利用しています)

一番困るのは、やはりゴミのポイ捨てだという。益田さんは、ゴミの持ち帰りについて何度もトラブルにあっているそうだ。 「意外に思うかもしれないですが、ゴミを平気で捨てられる人が世の中にはいるんです。特に、山頂ではご飯を食べる人も多く、こっそりと岩陰や木の中に捨てていく人が多い。つい最近でも、自分が経営しているお店で買ったおにぎりとおかずの容器を、山頂に放置しようとしている老夫婦がいました。せめて所定の場所で捨ててほしいと説明すると、麓で食べ物を売っている店が悪いとキレ始め、お前がもって帰れと喧嘩腰で詰め寄ってきたんです。それ以上揉めるのも嫌なので仕方なく自分が引き取りましたが、マナーという概念が欠如している年配の登山者は結構いるんです」
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※写真はイメージです(画像生成にAIを利用しています)

人が増えれば必然的にマナーの悪い登山者も多くなるが、態度が悪いのは若者より、山登りのベテランである年配者が多いと益田さん。そこには、昔は良かったのに、なんでいまはダメなんだという勝手な思い込みがあるのではないかと説明する。 「コロナ禍もあって再び登山ブームが来て、マナーをしっかり守ろうという呼びかけが各所で行われています。自分が管理している山でも、麓に看板を立てたり啓蒙活動をしているところです。ただ、昔から登っている人からしたら、堅苦しくなって楽しくないという意見の登山者もいるんです。そういった人が、自分本位な言動をするんです。最近では、地元の消防や警察とも連携して、パトロールを強化している。少しでもマナーの悪い登山者がいなくなるように、ストレスはかかりますが、山のためにも頑張ってパトロールを続けています」 昔から「山には神様がいる」と言われ続けているが、マナー違反を続ける登山者は、一度自分の行動を見つめ直したほうが良いかもしれない。 <TEXT/高橋マナブ>  *  *  *

■“自由なレジャー”だった山が、変わりつつある現場

益田さんの話を聞いていて、思わず苦笑いしてしまいました。「お前がもって帰れ」と詰め寄られたら、こちらが悪いような気さえしてくる。マナーを守って静かに楽しんでいる多くの登山客には、まったく迷惑な話です。 じつは、こうした登山客のマナー違反やゴミ問題は、各地の山岳地域で深刻化しており、対策も少しずつ“次の段階”に入りつつあります。たとえば北アルプスの上高地・徳沢地区では、2025年から「ごみ有料引き取り」の実証実験が始まりました。指定のゴミ袋を1枚1,000円で購入し、そこに入る分のゴミを引き取ってもらう仕組みです(参照:環境省 中部地方環境事務所「上高地におけるごみ有料引き取り」実証実験)。 さらに富士山では、2025年夏に山梨県側の吉田ルートで1人2,000円の通行料が正式導入されたのに続き、2026年の開山期からは山梨・静岡の両県ですべての登山口に1人4,000円の通行料・入山料が導入されることになっています(参照:静岡県「富士山各3登山口における登山規制の実施」 )。 「山はみんなのもの、無料で当たり前」だった時代から、利用者に一定の負担をお願いする流れへ――。背景にあるのは、まさに益田さんが直面しているような、一部の利用者のマナー違反と、それに伴う環境破壊の現実なのです。
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※写真はイメージです(画像生成にAIを利用しています)

この記事を読んだ皆さんが、山に出かけた際、ふと益田さんの話を思い出して、自分のゴミを一つ持ち帰ってくれたら……。そんなちょっとしたことで、益田さんのような人のため息が一つでも減るなら、これほど嬉しいことはありません。 <再構成/日刊SPA!編集部>
1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
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