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「マッチョこそ強い」MAX鈴木が語る、大食い業界の新しい潮流。日本の現王者が「最強国・アメリカ」のレベルに達する可能性も

大食いYouTubeが与える業界への影響

――そういえば、今回の『大食い王』は配信者の新人が多かったですよね。 MAX鈴木:多いですよねえ。 ――大食いYouTubeって成功すれば視聴回数がすごく回るし、多くの人材が大食い界へ流入するきっかけになっている感もあります。結果、優秀な人材が入り、フードファイトのレベルが急上昇する戦国時代になっていくのかな? という気もするのですが。 MAX鈴木:大食いとSNSは新人発掘という部分で親和性がめちゃめちゃあると思います。僕が大食いでデビューした頃って、もえあずちゃんを筆頭に女性はテレビによく呼ばれるけど、男性はなかなか呼ばれなかったんです。「なぜ、呼ばれないんだろう?」とずっと悩んで、「呼ばれないなら自分で発信すればいいんだ」ということに気づき、僕はYouTubeをやり始めました。 要するに、食べることしか特技がない人はお金が稼げなかった。だけど、今は自ら発信することでお金をめちゃめちゃ稼げたりする。そういう世の中になったんです。 「めっちゃ食えるけど、別に人に自慢することでもないし、お金を稼げるわけでもないし、目立てるわけでもないし」と、才能はあるのにフードファイターにならなかった人はこれまでいっぱいいたと思うんです。これからは、そういう人たちがどんどん世に出てくるんじゃないかなと思います。

配信が“食費の壁”を払拭する新たな稼ぎ方に?

――「俺って才能があってたくさん食べられるんじゃない?」という人への間口が、YouTubeの存在で広くなったわけですね。 MAX鈴木:そう、お金を稼げる。普通に考えたら、大食いってめちゃくちゃお金が減るだけなので。 ――普通はそうですね、食費とか(笑)。 MAX鈴木:マジでめっちゃ金かかかるんすよ! でも、今はYouTubeやSNSでお金が稼げるようになったから。 ――食べられると稼げる時代になったわけですね。 MAX鈴木:食べれば食べるほど視聴数は上がるし、視聴数が上がるとお金が稼げるから。だから、新人発掘はもっと増えていくんじゃないですかね。 反面、こと日本において限界があるのも事実です。日本はお米がちょっとこぼれたら「なに、その汚い食べ方は」「麺を噛みちぎって食べるな」と言われたりする。物を大事にする文化だしわかるんですが、アメリカのフードファイトは「拾うモーションをする暇があったら、おかわりして次の分を食べろ」という考え方です。根本が違うんですね。だから、フードファイトを日本でやろう、お金を稼ごう、YouTubeで有名になろう……と活動しても、批判のほうが多くなるんです。 僕のなかでフードファイトは“エンターテインメント”じゃなく、ありのままを見せる“スポーツ”です。100m競争の映像をカットして放送なんかしないじゃないですか? それと一緒ですね。 そんな気持ちで僕らはプライドを持ってやっているんですけど、見てる人からしたら「そんな苦しく食べないでほしい」と思う人が多い。ということは、YouTubeの伸び率にも限界がある。だから、お金も意外に稼ぎにくいです。だって、日本はそういう文化だから。 日本人のこの感覚は永久について回るだろうし、変わらないと思います。僕も現役として大会にガンガン出場していた頃は「日本の文化や常識を変えたい」という思いでやっていましたが、その部分で結果は残せませんでした。
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次世代を担う期待の若手ファイターは?
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1978年、東京都生まれ。2008年よりフリーライターとして活動中。得意分野は、芸能、音楽、(昔の)プロレス、ドラマ評。『証言UWF 最後の真実』『証言UWF 完全崩壊の真実』『証言「橋本真也34歳 小川直也に負けたら即引退!」の真実』『証言1・4 橋本vs.小川 20年目の真実 』『証言 長州力 「革命戦士」の虚と実』(すべて宝島社)で執筆。

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