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「大食い以外は33時間絶食」最強大食い王・Ryuが語る肉体改造と、危険を伴う競技への知られざる覚悟

美味しく味わう感覚を忘れない心

――今大会は50歳になったアンジェラ佐藤さんの活躍も印象等でした。実年齢を明かしていないRyuさんに質問するのもアレですが、年齢を実感することはありますか? Ryu:「なんか胃もたれするな」とは、めちゃくちゃ思うようになりました(笑)。 ――YouTubeチャンネルで行われたロシアン佐藤さんとの対談で「30歳を超えたら油がきつくなってきた」とRyuさんがおっしゃっていて、「その辺、我々と同じ感覚なんだな」と思いました。 Ryu:もともと僕はトレーニングで強くなった側の人間なので一般の人の感覚はすごくわかるし、「食べたくない」「無理だ」と思うこともあります。そこを、根性や気合で強引に持っていってるだけで。 あと、普通の人と同じように僕にとって「腹減った」という感覚はすごく大事です。自分は常に食べものが好きで、おいしく食べることを忘れたくない。それが結果、続けたいという意欲にもつながってくるし。大食いファイターには食べ疲れしちゃっている人も多いので。 ――「腹減った」という感覚といえば、小林尊さんは「腹減った」「満腹だ」という感覚がなくなってしまったと告白されていましたね。 Ryu:ああ……、はい。 ――大食いは体を酷使する競技なのだと、改めて実感しました。Ryuさんも肉体を摩耗しながら競技に臨んでいるという思いはありますか? Ryu:本気でやる人は肉体を摩耗していると思います。ものすごく内臓が圧迫されるし、普通に危ないと思います。だからこそ、見返りのある業界にしていきたいんです。

肉体を摩耗して挑む競技ゆえ、危険はつきもの

――大食いは下手すると生死に関わる競技だと思います。 Ryu:業界内でも、その認識がもっと深まってほしいと思っています。食べにくいものや詰まりやすいものを胃や食道に延々入れたり、そんなの明らかに危ないじゃないですか。激熱メニューを食べたら食道まで焼けちゃうわけじゃないですか。「それは大食いではなく、一体なんの競技なのか?」と思っちゃいますし。「激熱王」だったらわかるんですけど(苦苦)。 事実、海外のフードファイトは食べやすいメニューが出ることが多いです。そのへんの認識が深まっていくと、大食いは見せものじゃなくなってくると思うんですよね。 ――完全なバラエティだったら、『正解は1年後』の“デカくてマズいラーメン”もアリでしょうけど。 Ryu:でも、僕が見せたいのはそういうのじゃない。やっぱり、「どれだけ多く」「どれだけ早く」食べられるかということに尽きると思うので。
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時代が変わっても、“最強”であり続ける二人
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1978年、東京都生まれ。2008年よりフリーライターとして活動中。得意分野は、芸能、音楽、(昔の)プロレス、ドラマ評。『証言UWF 最後の真実』『証言UWF 完全崩壊の真実』『証言「橋本真也34歳 小川直也に負けたら即引退!」の真実』『証言1・4 橋本vs.小川 20年目の真実 』『証言 長州力 「革命戦士」の虚と実』(すべて宝島社)で執筆。

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