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『ザ・ノンフィクション』から10年、49歳になった“高齢ホスト”の現在。「俺はこんな歳で何してるんだろう」涙することも…それでも歌舞伎町に立ち続ける理由

昔と今では「売れ方」が違う

そこでこんな質問を投げかけた。 「もし今20代だったら、現在の歌舞伎町でも売れていたと思いますか?」 伯爵は笑った。 「負ける気はしないですね!」 即答だった。 だが、その後に続いた言葉が印象的だった。 「ただ、昔より難しいと思います」 接客だけでは足りない。SNSもセルフプロデュースも必要な時代だ。 「昔は姫にスターにしてもらってました。口コミが一番の宣伝だったんです」 アナログからデジタルへ。歌舞伎町もまた、大きく変わった。

『サンサーラ』にこだわり、歌う理由

伯爵

YouTubeで公開されている『サンサーラ』

最近の伯爵は音楽活動にも力を入れている。特に話題になったのが、『ザ・ノンフィクション』のテーマ曲『サンサーラ』だ。 「版権まで買っちゃいました(笑)」 なぜそこまでこだわるのか。 「自分の人生と重なる部分があるんですよ」 実は伯爵にとって音楽は原点でもある。中学生の頃から曲を作り、高校では軽音楽部に所属した。歌手になり、紅白歌合戦に出ることが夢だった。 「好きな女の子に曲作って渡したりしてました(笑)」 ホストになる前から、ずっと人前で表現することに憧れていた。 「ホストも音楽も本質は同じなんです」 人の心を動かしたい。 人の背中を押したい。 その思いは昔から変わらない。 「音楽なら歌で感動してもらう。ホストなら会話やお酒で楽しんでもらう」 形が違うだけだという。
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50歳目前、それでも歌舞伎町に立ち続ける
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新潟県出身。フリー記者。池袋のスナックでチーママとして働きながら脚本家を志すも挫折。業界新聞の記者、自治体の広報誌などの制作ディレクターを経て独立。現在は歌舞伎町ホストのSNS運用ほか、アングラ、夜職、歌舞伎町カルチャーを主な取材領域に記者として活動中。表には出にくい人間模様を追い続けている。猫と過ごす時間が至福 X:ohreindb
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