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「日本代表は世界のどこが相手だろうが勝てる」ワールドカップでブラジルを倒せば、日本は“真の強豪国”に脱皮できるはず

実力で勝ち取った第2ポッド

実力を証明した結果が、本大会の組み合わせ抽選会におけるポッド分けに表れた。組み合わせ抽選時、日本は18位で、実力で史上初となる第2ポッドへと組み込まれた。過去に開催国枠として第1ポッドに入った経験はあるが、純粋な成績によって第2ポッドを勝ち取ったのは初であり、過去最高の到達点である。広義に解釈すれば、世界を驚かせたポッド分け自体が、日本サッカーが新境地に達した証拠といえる。 このように広い意味において、日本代表はすでに多くの素晴らしい景色を我々に見せてくれている。グループ第2戦のチュニジア戦における4-0の快勝は、本大会で3点差以上の差をつけた史上初の勝利であった。そのうえ、自国開催の恩恵があった2002年大会を除けば、初めて無敗でのグループステージ突破を成し遂げている。 正式なトーナメントが始まるここからの戦いは、さらなる感動をもたらしてくれるに違いない。まずは決勝トーナメントでの歴史的初勝利があり、そこにはワールドカップの舞台で初めて優勝経験国を撃破するという勲章もついてくる。さらに、勢いのまま次戦にも勝利して史上初のベスト8入りを果たし、決勝進出、世界一へと上り詰めることで、これ以上ない究極の景色に到達するはずだ。

ダークホースがブラジルを破れるか

大いなる目標を達成するうえで、ブラジル代表はこれ以上ない障壁といえる。言わずと知れたサッカー王国であり、世界が認める強豪だ。対戦カードが決まった瞬間、くじ運の悪さを嘆いたファンも少なくないだろう。「現在のブラジルは史上最弱であり、十分に付け入る隙がある」との声も聞かれるが、相手の状況がどうあれ、ワールドカップの舞台で全大会連続出場を誇る史上最多優勝国から勝利をもぎ取るという結果こそが、今後の日本サッカー界をランクアップさせるはずだ。 前回大会でドイツとスペインという優勝経験国を破ったことで、日本に対する世界的評価は激変した。本命にこそ挙げられていないものの、大物食いの可能性を秘めた不気味なダークホースとして各国メディアに警戒されている。オランダとの引き分けや、無敗でのグループステージ突破という実績によって、評価はさらに強固なものとなった。 筆者としては、評価が一時的なものではなく普遍的な基準となり、常に優勝候補として数えられる状態になってこそ、真の強豪国の定義を満たすと考えている。日本がその領域に足を踏み入れるには、優勝候補と正面からぶつかり合ってねじ伏せる実績が不可欠となる。
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世界が注目する舞台で大番狂わせが見たい
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スポーツライター。日本最大級だったサッカーの有料メディアを有するIT企業で、コンテンツ制作を行いスポーツ業界と関わり始める。そのなかで有名海外クラブとのビジネス立ち上げなどに関わる。その後サッカー専門誌「ストライカーDX」編集部を経て、独立。現在はサッカーを中心にスポーツコンテンツ制作に携わる
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