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「もうユニクロの弟分じゃない」なぜ今季のGUは劇的にオシャレに? 色使い、シルエット…新体制で起きた“4つの変化”とは

3.写真が変わった

MB これは商品そのものの話ではないですが、スタイリングを主とした商品写真に変化しました。実はこれ、ユニクロやGUとしてはかなり画期的。  ユニクロ、GU、無印良品は、「分かりやすさ」を重視しています。これは、ユニクロが「情報」にフォーカスしていることの表れだと思っています。真逆の考え方を持っている企業がZARAですが、ZARAは商品写真をイメージルックのように、動きのある見栄え重視で見せています。  これは両者の違いをよく示しています。ZARAを求めるお客さまは、「特定の何かを求める」のではなく、「何かおしゃれなものが欲しい」という漠然としたイメージでショッピングする人が多い。その裏付けとして、「型数の多さ」もZARAの特徴にあります。ZARAは他ブランドを凌駕するほど型数が多い。ユニクロのように「1品の在庫を大量に抱えて販売する」モデルではありません。  1品あたりの在庫数はユニクロよりはるかに少ない一方で、複数の型数をそろえている。だからZARAの店舗には「在庫」がほとんどなく、店頭に出ているものがほぼすべてとも言われています。特定の何かではなく、「何かおしゃれなものを」と思っているので、それでいいのです。

スタイリング重視の写真にして、「情報」をあえて捨てている

MB しかし、ユニクロやGUにおいては「情報」が重要です。ユニクロに来るお客さまは、オンライン・オフライン問わず、「これが欲しい」「肌着が必要だ」「防寒着が必要だ」「こういうシルエットのものが欲しい」など、イメージの解像度が高い人が多い。だからこそ、「1品あたりを大量生産して売る」ことができるわけです。「エアリズム」「ヒートテック」など、商品名を作ってイメージを統一させているのも、そのあたりが狙いでしょう。  ところが今回のGUは、スタイリング重視の写真にして、「情報」をあえて捨てています。直立したモデルの着画で分かりやすさを重視するのではなく、「イメージ」を売る方向に変えているのです。  まさに、ユニクロの弟分としての立ち位置ではなく、あえてまったく逆の方向にシフトし、「何かおしゃれなものを探しにGUを見に行く」という感覚を根付かせようとしているのだと思います。
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4.スタンダードではなくなった
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