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投手・大谷翔平は「完全復活」、佐々木朗希と今井達也は伸び悩み…主な日本人投手5人の前半戦で分かれた明暗

今井達也は奪三振能力を発揮も…四球の多さが誤算に

 今季唯一の日本人新人投手となった今井達也(アストロズ)も、苦しい前半戦を過ごした。  13試合に先発して5勝4敗、防御率6.06。52回で63三振を奪った一方、33四球。9回当たりの与四球は5.71に達した。三振を奪う球は通用したが、その前に自ら走者を出した。  右腕の疲労で負傷者リスト入りした後には好投も見せたが、次の登板へつながらなかった。良い日の今井は十分通用する。悪い日の今井が、先発として計算しにくいのである。  3年総額5400万ドル(約85億円)で迎えられた即戦力だ。後半戦は三振を増やすより、四球を減らし、安定して6回まで投げる試合を増やす必要がある。

菅野智之は打者有利の本拠地で奮闘

 一方、数字だけでは評価しにくい前半戦を送ったのが菅野智之(ロッキーズ)だった。  腰のけいれんで前半戦の最後に負傷者リストへ入ったものの、16試合に先発して8勝4敗、防御率4.80。84回1/3で23四球と、制球を乱すことなく試合をつくった。  本拠地クアーズフィールドは、標高の影響もあって打者有利とされる。そうした環境を本拠地とするチームで前半戦8勝を挙げた価値は、防御率だけでは測り切れない。  球速で押し切らず、コースと緩急で打者の狙いを外す。力で勝負できないのではない。力だけで勝負しないから、メジャーでも生き残れている。  前半戦終盤には崩れる試合もあったが、2桁勝利は射程圏内だ。腰の状態が戻れば、後半戦もベテランらしく勝ち星を積み重ねるだろう。
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日本人投手5人の現在地と後半戦の注目ポイント
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1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。現在は、MLBを中心とした野球記事、および競馬情報サイトにて競馬記事を執筆中。

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