仕事

元捜査一課刑事・佐々木成三が「40歳で警察官を辞めたワケ」…価値観が崩れた“被害者遺族の一言”

40歳での退職、そして「犯罪を生まない環境」へのシフト

佐々木成三さん

中高生に向けた講演会で登壇する佐々木氏

——捜査一課として長年働いてきた佐々木さんが、なぜ40歳で退職されたのですか。 佐々木:刑事は本当に天職だと思っていました。でもあるとき、事件が起きるたびに被害者が生まれ、遺族が生まれるのに、自分はそれを“天職だと感じていること”に違和感を覚えたんです。事件が起きることを、どこかで待っている自分がいた。それはおかしいんじゃないかと思いました。 天職だと思っていたからこそ得られた知識と経験は、たしかにあります。それをこれまで「犯罪者を捕まえる側」に使ってきたのを「犯罪を生まない環境を作る側」にシフトしたら、もっと広く発信できるのではないかと考えました。そして2017年、ちょうど40歳のときに退職を決めたんです。 ——退職後の方針はどのように固めたのですか。 佐々木:退職届を出したその日から、ノートに「自分が何をやりたいのか」を全部書き出しました。講演内容、スタッフの育て方、自分の長所と短所。刑事のときに取り調べで思ったことも全部そこに書きました。当時の自分の「妄想」に近いものですが、今振り返ると、そのほとんどが実現しています。困ったときはいつもそのノートを見返して、ブレていないかを確認してきました。
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コメンテーターとしての「言葉の重み」
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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