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「ズボンとパンツをおろしました」…口腔性交に至るまでの“生々しいやりとり”を証言。元ジャンポケ斉藤被告が「同意があった」と信じた理由

ディープキスを巡る証言が真っ向対立…被害女性は『抵抗した』と証言

斉藤慎二

初公判時の東京地裁前。289人の傍聴希望者がわずか20席の傍聴席を求めて列ができていた

 一度目は「一瞬のキスだった」というが、二度目は舌と舌が触れあう「ディープキス」に及んでいる。より濃密な「ディープキス」に至った理由について、斉藤被告は直後の会話から「あっこんなに喜んでくれているんだなとわかったので、もっとAさん自身が求めているんだろうなと思いました」と回顧していた。さらに、「すごくロケもうまく行っていて、気持ちが高ぶっていたというのはありました」と当時の心情を吐露した。  これに対して、Aさんは証人尋問で「抵抗していた」と証言している。 「唇や歯で(斉藤被告の)舌が侵入してこないようにしたんですが、それでも舌がねじ込まれてしまいました」(Aさん証言)  この証言を斉藤被告は全面的に否定した。 「(抵抗は)一切ないです。お互いが同時に舌と舌を出したので求めてくれているんだなと思いました」

「車に戻ってきた理由」を誤認か…口腔性交に至るまでの被告の主張

「同意していた」ことを裏付けるように、斉藤被告はその後の撮影でもAさんの様子に違和感がなかったと強調する。その後、全てのロケが終了し、斉藤被告は着替えをするためにロケバスに戻った。そして、起訴罪名の中で最も法定刑の重い「不同意性交」に及んだとされている——。  斉藤被告によると、ロケバスの車内で衣装から私服に着替えていた最中にAさんが入ってきた。 「撮影が終わったので(Aさんが)車に戻る必要がなかったので、『なんで撮影終わりに戻ってきたんだろう』と疑問に思いました」  そう述懐する斉藤被告。Aさんの証言によると、「ピンマイクを外すために乗車した」とのことだが、斉藤被告はその理由を尋ねることなく、こう思い込んだようだ。 「短い時間の中ですごく考えて、もっと僕と一緒にいたい思いがあるんだなと思いました。(Aさんは斉藤被告が)着替えていることもわかっていましたし、その時にはすぐにもっと一緒にいたいんだろうと思いました」  当時の心情を「(着替えに)集中できなくて気持ちがさらに高ぶってしまいました」と表現する斉藤被告。最終的に「Aさんはそれ以上のことをしたいのだろう」と斉藤被告は思い込み、口腔性交に至った。 「Aさんの近くに行きました。Aさんから見て斜め後ろにいましたが、その位置でズボンとパンツをおろしました。半分くらいだったと思います」  自身の陰部について「こんな風になってしまいました」と発言すると、Aさんが振り向いたという。 「『えー』と言いながら笑顔でした。笑っているようにも思えました」  その後、斉藤被告はAさんの側頭部に手を添え、Aさんは自ら近づいて、およそ10秒にわたる口腔性交があったと供述する。Aさんは「体を使って抵抗した」と証言しており、両者で食い違っている。
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2300万円の示談は成立せず…法廷で繰り返した「同意の主張」
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傍聴歴7年、傍聴総数1000件超。 都内某私立大の大学院に在籍中の現役大学院生。趣味は御神輿を担ぐこと。高校生の頃から裁判傍聴をはじめ、有名事件から万引き事件など幅広く傍聴している。その他、裁判記録の閲覧や行政文書の開示請求も行なっている。
Xアカウント:@Gakuse_Bocho

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