更新日:2026年08月15日 11:42
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「東大卒なのに地方勤務か…」プライドが邪魔して転職4社。“勝ち組”のはずだった元東大生が語る人生の誤算

桜蔭→東大文Ⅰ合格も、司法試験で人生の歯車が狂い始めた元東大女子

新倉和花さん。学部卒業時に撮影したもの(写真=本人提供)

現在の新倉さん。’23年春に日本プロ麻雀協会のプロテストに合格、現在は競技麻雀大会の予選や本戦に出場する

次に紹介する新倉和花さん(28)は、東大在学中にうつ病を発症した過去を持つ。女子御三家の一つ、桜蔭中高の出身で、生徒会副会長も務めた。東大入試本番の数学は満点と、絵に描いたような「負け知らず」の人生だった。 検察官が将来の夢だったことから、文科I類入学と同時に司法試験の予備校にも入学する。しかし、そこでの学習は、受験勉強ほどスムーズには進まなかったという。 「司法試験の勉強は受験勉強と違って、明確な成果が感じにくかった。オンラインの授業動画が毎週9時間分配信されて、ちょっと怠ると雪だるま式に溜まって行ったんです」 大学2年生で司法試験の予備試験を受けるが、不合格。さらに同年の夏には実の父親が末期がんで余命半年と宣告される。 「夜中に眠れず、食欲もなくなり、大学3~4年は1日20時間くらいをベッドの上で過ごしていた。後々心療内科に足を運ぶことになり、そこで『うつ病』と診断を受けました」 学部卒業後は早稲田大学の法科大学院に進学するがやはり勉強に身が入らず、ある日の帰り道にふと、大学院近くの麻雀荘に足を伸ばした。だが、結果的にはそのことが、進路転換のきっかけになった。

弟が麻雀漫画に熱中したことがきっかけで、高校時代から家族で麻雀をしていたという新倉さん。その趣味が、勉強に意欲が湧かず「闇落ち」していた自身を救う契機となった(写真:AdobeStock)

「麻雀打ちには、仕事も学歴も関係ない。『法曹になることが人生の全てじゃない』と視野が広がり、大学院を辞める決心がつきました」 今は教育関係の企業に勤めながら、週末に麻雀プロとして活動を行う。「大学に入学するまで思い描いた通りの人生を歩んで来れてしまっていたがゆえに、そこから降りられなかった。だけど離れてみると、今のほうがよっぽど毎日が楽しい」と、晴れやかな表情で過去を振り返る。
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「MARCH以上」の学歴を結婚相手に求める元東大女子
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