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「好きだった芝居が嫌いになって…」大島優子が29歳で留学、“女優”へのこだわりを捨てた理由

29歳の決断を期に、“女優”へのこだわりをやめた

大島優子さん——もともとは純粋に英語の勉強のために留学して、結果として自分の再発見につながったと。 大島:そうです。そのときに自分を発見できなかったら辞めていたかもしれません。 ——そこまで? どんな発見をできたのでしょうか。 大島:自分は人を楽しませることが好きなんだなと。留学して、自分のことを全く知らない人たちと関わったときに、「楽しませるのが好きだよね」「楽しませてくれるよね」と言ってもらえたことで、この仕事はやっぱり自分に合っているんだなって、正解を導いてもらった感じがしました。 ——一度離れたことによって、やっぱりこの仕事は合っているんだと。 大島:合っているんだなというのもわかりましたし、“女優”というものへのこだわりを、やめたんです。 ——というと? 大島:「女優じゃなくて、エンターテイナーでいいや」と。バラエティに出るとタレントっぽいことをしてしまうし、結局、人を楽しませることが好きなんです。だから留学のときに言われた言葉で、すごく腑に落ちました。

自分という層が厚くなっている今、40代がめっちゃ楽しみ

——30代後半になられて、ライフステージも変わり、仕事の見つめ方も変わってきていると思うのですが、現在のご自身はどんな状態、感覚でいらっしゃいますか。 大島:今は子どももできて、作品への見方や仕事の選び方も変わってきました。仕事は自分と向き合う大切な時間だと、より思うようになったんです。だからそれも必要だなと。ずっと家にいて、子育てや家事をしている時間は、やっぱり自分の時間ではないので。仕事をすることで、自分を見つめられると感じています。 ——仕事そのものへの捉え方や、自分との距離感が変わってきた? 大島:一つひとつを、より丁寧にやろうと思うようになりました。ある意味、家族との時間を犠牲にしているとも思うので、だからこそ大切にしないと、と。家族との時間を削ってまで、その時間を作ってやっているんです。無理に仕事はしなくてもいいわけですから。それでも仕事をするという選択をしている以上は、責任を持ってちゃんと真摯に、誠実に向き合わなきゃいけないと、強く思うようになりました。 ——40歳も近づいてきました。 大島:めっちゃ楽しみです、40代。20代は自分にとっての修行、自分を作り上げるための修行でしたが、30代もまだ修行です。ただ、種類が違う修行というか……、自分の裏側を作る修行、みたいな。自分の層が厚くなっている感じがするので、40代を迎えるのがすごく楽しみだなと感じています。
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「ママ、パウ・パトロールのみんなとお仕事するよ」
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ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi

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