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「9時~翌5時」の20時間勤務…元ゴールドマン・サックス社員が実践していた「トイレで5~10分睡眠」壮絶すぎる疲労回復法

一流ビジネスマンに学ぶリカバリー法

[疲労回復ブーム]の真実

クロスリバー代表取締役の越川慎司氏

一流のビジネスマンは、どうリカバリーしているのか? それを知るのは元マイクロソフト業務執行役員で世界のエグゼクティブに精通する越川慎司氏だ。7月には新刊『世界の一流は「平日」の夜に何をしているのか』を上梓した。 「まず、彼らはワークライフバランスなんて考えていません。アマゾンのジェフ・ベゾスが『ワークライフハーモニー』と表現しているように、仕事と人生はバランスを取るものではなく、調和させるものという考え方です。そのために彼らが徹底しているのは『デイクロージング』。その日に判明した課題は、その日のうちに解決する、ないしは翌日に取るべき対応策を決める。 しっかり、一日を“閉じる”から『明日はどうしよう』とモヤモヤせず、気持ちよく寝られて仕事の疲れが残らない。オン・オフの切り替えを徹底しているので、寝室にスマホを持ちこまない一流が多い。寝るための場所では、寝ることだけを考える。だから、アナログな目覚まし時計で起きるという人が多い」

睡眠時間はゲーム感覚で確保

一流は疲れのマネジメントも徹底しているという。 「彼らは肉体的、心理的、頭と、疲労を3つに分類してリカバリー法を考えています。肉体的疲労は早朝の運動習慣や7時間以上の睡眠時間などでカバーし、心理的疲労と頭の疲労はデイクロージングによって確保した家族との時間や休日のアクティビティなどで解消する。重要なのは、あらゆることに積極的に取り組む姿勢。 ビル・ゲイツがジャンクフードを好み、ゲームに没頭してリフレッシュするのは有名な話ですが、彼らは“積極的にダラダラと過ごす”。自らの決断でゲームというタスクを実行するので、ダラダラしているように見える行動でも、彼らは達成感を覚えている。一流は積極的に余白をつくるのが上手とも言えます」 では、我々が一流に近づく方法はあるのか……? 「自分に合う休み方を知って、仕事と生活の調和を取ること。まずは週に1回、21~22時頃に就寝して7時間の睡眠を取ることに挑戦してみるといいでしょう。一流に倣って、寝る1時間前にお風呂に入り、スマホを持たずに入眠する。そんな実験をしながら、仕事のパフォーマンスが上がる習慣とリカバリー法を探す。新しい趣味に挑戦したり、起床後5分のデジタルデトックスもいい。ゲーム感覚で自分にタスクを課してみましょう」 まずは、休み方から一流に近づくべし! 【クロスリバー代表取締役 越川慎司氏】 マイクロソフト業務執行役員を経て独立。世界各地のメンバーと800社以上の働き方改革を支援。近著『世界の一流は「平日」の夜に何をしているのか』が発売中 [疲労回復ブーム]の真実※2026年8月19日号より 取材・文/週刊SPA!編集部
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