更新日:2026年08月17日 10:17
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「この人異常じゃないかと…」元ジャンポケ斉藤被告に懲役7年求刑。検察が「およそ意味不明」と断じた弁解

「芸能界での立場を利用したとはいえない」弁護側が検察の主張に反論

斉藤慎二

初公判時の東京地裁前。289人の傍聴希望者がわずか20席の傍聴席を求めて列ができていた

【起訴罪名の該当性】  検察官は、被告が経済的・社会的関係における地位を利用したと指摘する。しかし、本件番組の現場指揮はディレクターにあり、斉藤さんは複数いた出演者の一人にすぎず、Aさんを出演させるか否かを「決定する権限」を有しない。また、斉藤さんはAさんに口止めをしておらず、自身の影響力による行為の発想もうかがわれない。  検察官はAさんが「時間が短いこと」によって同意しない意思の表明が困難だったとも指摘するが、斉藤さんはキスをした場面で「ゆっくりとしたスピードで顔を近づけた」と供述しており、時間のいとまのなさの認識が生じようがなかった。  さらに、検察官はAさんが「恐怖・驚愕を覚えた」ことから同意しない意思の表明が困難だったとも指摘するが、Aさんは斉藤さんが行為後も「ヘラヘラと冗談を言う口調だった」と証言しており、斉藤さんに同意のない性加害行為をした意思は明らかに認められない。

「同意があると考えるのは不自然ではない」不同意わいせつの故意を否定

【不同意わいせつ罪の故意】  Aさんは笑顔で親密な態度をとっており、不快感を示すことも距離をとることもなかった。斉藤さんがキスをしようと顔を近づけても、Aさんはよける動作をしなかった。よける動作は、Aさんの座席位置からしても可能だった。斉藤さんがAさんが同意をしてくれていると考えるのは不自然ではない。  また、斉藤さんはいわゆる有名人であり、Aさんは「『俺のことめちゃくちゃ詳しいね』と言われた」とも証言している。斉藤さんからすれば、以前から自分のことを知っている相手であり、初対面でもキスをすることは決して不自然ではない。  斉藤さんはAさんと初対面であり、反応を予測することは不可能である。かつ、数時間にわたる撮影の間に、スタッフへ相談されることもあり得る。同意しない性加害行為を強行するには、あまりにリスクが大きく、不同意わいせつ罪の故意が全くないことは明らかである。
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「不同意性交等罪の故意もない」弁護側が改めて無罪判決を求めるまで
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傍聴歴7年、傍聴総数1000件超。 都内某私立大の大学院に在籍中の現役大学院生。趣味は御神輿を担ぐこと。高校生の頃から裁判傍聴をはじめ、有名事件から万引き事件など幅広く傍聴している。その他、裁判記録の閲覧や行政文書の開示請求も行なっている。
Xアカウント:@Gakuse_Bocho

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