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「言葉の通じないモンスターに思えた」元ジャンポケ斉藤被告がロケバス内で口腔性交…女性が“示談金2500万円”を拒んだ理由

「私が加害者のようにされた」斉藤被告の妻の投稿で広がった誹謗中傷

斉藤慎二被告

初公判時の東京地裁前。289人の傍聴希望者がわずか20席の傍聴席を求めて列ができていた 
筆者撮影

 さらに、被害申告後にAさんを苦しめた出来事についても語った。それは、斉藤被告の妻でタレントの瀬戸サオリ氏(38)による、SNS(Instgram)への投稿だ。瀬戸氏は、斉藤被告の書類送検報道を受けて、2024年10月にコメントを出していた。 「一部事実と違う報道がされております。(略)一方的な行為ではなかったことを伝えている状況でした」(瀬戸氏の投稿から)  Aさんはこのコメントによって「私の心はさらに壊されました」と吐露。声をつまらせながら、意見陳述を続けた。 「被告人の妻から謝罪されることもなく、著名人の立場から世間に向けて発信されました。(略)世間では『ハニートラップだったのか』などという声が一気に広がりました。日本中から責められることになりました。あまりにも卑劣で耐え難い屈辱でした。『嘘つき』『売名』『ハニートラップ』、知らない人たちから人格を否定され、私が加害者のようにされました」

2500万円でも示談を拒否…Aさんが求めた「6年を超える厳しい刑」

 裁判でも明らかになっているが、示談の金額としてAさん側は2300万円を提示。斉藤被告側は2500万円で示談を求めたが成立しなかった。 「(示談に応じない理由は)被告人には自分の責任に見合う刑事責任を負ってほしいからです。2300万円を提示したのは、私の苦しみをお金に換えたかったわけではありません。いくらお金を払われても元には戻りません。(略)私はお金ではなく、裁判によって罪に向き合い、自分のしたことに見合う刑事責任を負ってもらいたいと思います。言い訳をせず、私に押し付けず、心から反省してほしいです」  Aさんは明確に斉藤被告の「刑務所行き」を示唆し、被害者の立場から量刑の意見を述べた。 「二度と同じ行為を繰り返さないように専門的な教育をしてほしいです。私はこれ以上、私と同じ思いをする人を増やしたくありません。被害を訴えた人が『ハニートラップ』『売名』『嘘つき』と言われ、仕事を奪われる社会であってはいけません。被害の重さに見合う責任を負わせ、6年を超える可能な限り長く厳しい刑にしてください」  はじめはハッキリとした口調で意見陳述をしていたAさんだが、徐々に涙声になり、終盤には絞り出すような声になる場面もあった。一方の斉藤被告はやや下を向き、口を真一文字に結び、目を細めて終始重い表情だった。
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「好意があったと思っていたことは理解して…」斉藤被告が最終陳述で語った言葉
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傍聴歴7年、傍聴総数1000件超。 都内某私立大の大学院に在籍中の現役大学院生。趣味は御神輿を担ぐこと。高校生の頃から裁判傍聴をはじめ、有名事件から万引き事件など幅広く傍聴している。その他、裁判記録の閲覧や行政文書の開示請求も行なっている。
Xアカウント:@Gakuse_Bocho

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