お金

銀行員が驚いた「年収1000万円でも貧しい人」の特徴。お金持ちの“習慣”には共通点がある

お金持ちは「収入」よりも「資産」を増やすことを考えている

オフィスで考える日本人ビジネスマン

※写真はイメージです

「この人、本当にお金持ちなんだ……」 銀行員時代、資産状況を確認した瞬間、何度もそう思ったことがあります。 普段は国産車に乗り、ブランド品にも興味を示さず、銀行へも普段着で来店される。とても資産家には見えません。しかし、口座や運用資産を確認すると、金融資産が数億円という方も珍しくありませんでした。 そんなお客様と話していて気づいたのは、会話の中心が「収入」ではなかったことです。 「この資産をどう守るか」 「子どもや孫にどう引き継ぐか」 「次の10年で資産をどう育てるか」 関心があるのは、今年の年収やボーナスではなく、資産そのものをどう増やし、守るかでした。 一方で、収入がそれほどでもない会社員のお客様ほど、「昇給しました」「ボーナスが増えました」と、収入の話題が中心になることが少なくありませんでした。 銀行員として数多くのお客様を担当して実感したのは、お金持ちは「いくら稼ぐか」ではなく、「いくら資産を働かせるか」を考えているということです。この考え方の違いが、10年、20年後には想像以上の差になって表れていました。

元銀行員が見た「本当に豊かな人」に共通する習慣

約20年間、銀行員として多くの資産家と接してきましたが、「本当に豊かな人」には共通する習慣がありました。 それは、決して特別な投資テクニックではありません。 まず、お金の使い方に目的がありました。「周りが持っているから買う」「なんとなく欲しいから使う」ということはほとんどなく、「この支出は将来の自分や家族にどんな価値を生むのか」を考えていました。 また、お金を定期的に見直す習慣も印象的でした。 資産が増えている人ほど、銀行任せや証券会社任せにはせず、自分で資産全体を把握し、必要に応じて運用や保険の内容を見直していました。 さらに、多くの方に共通していたのは、「収入が増えたら、まず資産形成に回す」という考え方です。 昇給やボーナスが入ると、最初に投資や貯蓄の金額を決め、残ったお金で生活を組み立てていました。 銀行員時代、「どうすればお金持ちになれますか」と聞かれることがありました。 そのたびに感じていたのは、お金持ちになる人は特別な才能があるわけではなく、お金との向き合い方が少し違うだけだということです。 年収は会社や景気によって変わることがあります。しかし、お金の使い方や資産を育てる習慣は、自分の意思で今日から変えられます。その小さな積み重ねが、10年後、20年後の資産に大きな差を生むのだと、多くのお客様から教えていただきました。 <文/渡辺智>
某メガバンクに11年勤務。リテール営業やプライベートバンカー業務を経験。その後、外資系保険会社で営業。現在は金融ライターとして独立。FP1級保有。難しい「お金の話」をわかりやすく説明することをモットーにしています。公式SNS(X)は、@watanabesatosi7
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