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「赤ちゃん」を乗せながらあおり運転に及んだ母親の呆れた言い訳。駐車場で土下座謝罪に至るまで

今度は初心者マークの車両に魔の手が

「そのミニバンを先に行かせたのですが、すぐ前方にいた他の車に追いつき、またもあおり運転をはじめました。あおられている車は初心者マークをつけていて、制限速度よりやや遅めで運転していたのです。自分も追いついたので後ろから見ていると、ミニバンはピッタリと後ろにつけて、同じようにあおっていました。しかも前の車は初心者なので急ブレーキを踏むこともあり、追突しそうな場面が何度かあったのです。そのたびにミニバンはクラクションを鳴らし威嚇を続けていました。さすがに悪質すぎると思い、証拠を残すためにドラレコだけでなくスマホを固定して撮影したのです。時間にして5分ほどでしたが、バッチリと危険運転するミニバンを撮影できました」 通報レベルのあおり運転を行っていたミニバンに対し、神田さんは注意するために跡をつけた。そんな時、タイミングよく悪質ドライバーは道路沿いにあるスーパーに入店。神田さんもスーパーに入り、ミニバンの隣に停車して話しかけた。

あおったミニバンの車内には乳幼児が…

「まずミニバンの車内を見て驚いたのですが、後部座席にチャイルドシートが設置され、赤ちゃんがスヤスヤと寝ていたのです。その女性は生まれたばかりの我が子を乗せながら、悪質なあおり運転をしていました。ドン引きしましたね……。とはいえあおり運転していたのは事実なので、窓越しにこちらのスマホで撮影した動画を見せ、警察に通報すると宣告したのです。するとその女性はすぐに車を降りて、炎天下のアスファルトの上で土下座して泣きながら『許してください』と謝罪してきたのです。謝られて済む話ではないのですが、ひとまずスーパーにあるフードコートに移動して話し合いました」 小さな我が子を乗せながら、悪質なあおり運転をしていたミニバンの女性。話を聞くと、驚きの理由で危険な運転をしていたと発覚した。 「なぜあおり運転したのか聞くと、育児のストレスでムシャクシャして、遅い車を見るとイライラしてあおってしまったと言うのです。赤ちゃんもいるし、自分も次の取引先に行かなければいけないので、ひとまず旦那さんに連絡してもらいました。仕事中だった旦那さんはすぐにスーパーに駆けつけ、一緒に謝罪してきたのです。そのうえで、その女性には二度と運転させないと旦那さんも涙ながらに謝罪してきました。本来であれば警察に通報したいところですが、さすがに懲りただろうと思い、厳重注意した上でその場を後にしました。いま思えば少し甘かったかなと反省しています」 どんな事情があっても、あおり運転をしたら誰でも平等に罰則を受けることになる。トラブルを起こす前に、一人ひとりが自分の運転を見直すことが重要になりそうだ。 <TEXT/高橋マナブ>
1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
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