更新日:2026年08月26日 20:59
仕事

「父の力になれたら…」未経験からトラック運転手に転身した女性の奮闘記。朝3時半起きで終業後はジムへ…ストイックな生活

荷物を届けた時の達成感は何にも代えがたい

ありさ

貪欲に学んでいく

――仕事の魅力や、やりがいを感じる瞬間は? ありさ:荷物を無事に届けた時の達成感がすごく好きです。「ありがとう」と言っていただけるとほんまに嬉しいです。自分が運んだ資材が建物になっていくと思うと、「この仕事は世界を支えている仕事なんやな」と感じます。あとは、毎日体を動かしているので、自然と体力がついたことも大きいですね。 ――体力アップのために意識していることはありますか? ありさ:ランニングをしていますし、できるだけ栄養バランスを考えて食べるようにしています。睡眠もしっかり取るようにしていますね。特に腕の力がないとこの仕事は大変なので、腕は意識して鍛えています。サプリメントを使うよりは、食事から栄養を取ることを大切にしています。野菜、果物、肉、魚、卵など、バランスよく食べています。あとは水ですね。美容面もありますが、私の場合は水分が足りないと体調が良くないので、1日2リットル以上は飲むようにしています。夏場は4リットルくらい飲むこともあります。 ――トラックドライバーのキャリアはどのくらいですか? ありさ:もうすぐ丸4年になります。まだまだ学ばなければいけないことはたくさんありますが、スタッフの皆さんが本当に優しく、いつも支えてくださっているおかげで楽しく仕事ができています。取引先の方たちとも仲良くしていただいていて、積み荷に行く時間も本当に楽しいです。

業界の未来を見据えたうえでの目標が

――近年、女性ドライバーは増えてきていると感じますか? ありさ:少しずつですが、私が始めた時より増えてきていると思います。SNSで仕事の様子を発信するようになってから、女性ドライバーの方とつながる機会がすごく増えました。 まだまだ女性が少ない業界ですが、もっと女性が挑戦しやすく、活躍できる環境になればめちゃめちゃ嬉しいです。力仕事ではありますが、コツをつかんだり、道具を使ったりすれば女性でも十分できる仕事だと思います。女性ならではの丁寧さや気配りも、安全確認などに活かせると思います。 ――最後に、今後の目標を教えてください。 ありさ:今はがむしゃらに経験を積んでいますが、将来的には会社の成長に貢献できる存在になりたいと思っています。父の会社をもっと大きくすることは、私の大きな夢の一つです。そして、自分が経験して感じたトラックドライバーの魅力や楽しさを、これからも発信していきたいです。「女性でもトラックドライバーになれるんだ」と思ってもらえるようなきっかけを作れたら嬉しいですね。 <取材・文/浜田哲男>
千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界を経て起業。「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ・ニュース系メディアで連載企画・編集・取材・執筆に携わる。X(旧Twitter):@buhinton
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