「知らねえよ」新幹線の“予約した指定席”に見知らぬ男が…乗務員を呼んだ末の「まさかの結末」
帰省や旅行などで、多くの人が新幹線を利用する大型連休。混雑する時期だからこそ、指定された座席を利用したり、順番を守って並んだり、一人ひとりがルールやマナーを意識することが大切だ。しかし、なかには自分勝手な行動によって周囲を困らせる乗客もいる。
今回は、新幹線で思わぬトラブルに巻き込まれながらも、最終的に無事に解決したという2人のエピソードを紹介する。

今から20年ほど前の夏休み。山田浩二さん(仮名・60代)は、小学生だった娘を連れて、神奈川から大阪へ向かう新幹線を利用した。
夏休み期間ということもあり、車内は家族連れや旅行客で混雑していた。山田さんが乗車したときには、すでに自由席が埋まっていたため、空席が出るのを待つことにしたという。
「自由席車両付近のデッキには、同じように席が空くのを待っている人がたくさんいました。みんな疲れている様子でしたね」
乗客たちは順番を守り、静かに待っていた。娘も「早く座れるといいね」と言いながら、おとなしくしていたそうだ。しばらくすると、20代くらいの若い男性グループがやってきた。ところが、男性たちは列の最後尾へ向かわなかったのだ。
「反対側から入ってきて、そのまま先頭近くへ割り込もうとしたんです。周りにいた人たちも『えっ?』という顔をしていました」
最初は、誰も男性グループに声をかけなかった。しかし、そのまま割り込みを許す雰囲気ではなかったという。やがて、ひとりの男性が「ちゃんと後ろに並んでください!」と声を上げた。
そのひと言をきっかけに、周囲の乗客からも「みんな並んでいるんだから、後ろへ行って!」「割り込みはダメでしょう!」といった声が次々と上がったという。
「ひとりの発言をきっかけに、周りの人たちも続いたんです。私も、これだけ多くの人が順番を守って待っているんだから当然だと思いました」
男性グループは当初、不満そうな表情を浮かべていた。しかし、多くの乗客から一斉に指摘されると、何も言い返せなくなったようで、気まずそうにその場を離れると、列の後方へ並び直すこともなく別の車両へ歩いていった。
「娘も一緒だったので、トラブルにならなくて安心しました。多くの人が割り込みを止めたのを見たときは、スカッとしましたね」
自由席を待つ長い列に割り込んできた男性グループ

※この画像は生成AIによるイメージです
「みんな並んでいるんだから!」のひと言をきっかけに…
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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