勢いと覚悟でセクシー女優へ
――そこから、どうしてセクシー女優になったんですか?
本城:セクシー女優って圧倒的に可愛くて、色気があって、もともと好きな世界でもあったんです。それに、同じ事務所の先輩である小倉由菜さんのファンだったんです。業種が変わることや、ずっと人前を避けてきたこともあって、いろんな意味でファンに示しがつかないなと思っていたので、最初はデビューするつもりはなかったんですよ。でも、事務所に来て話を聞いたら、「頑張っちゃおうかな。頑張るか!」みたいな感じで、勢いと覚悟で踏み切りました。
――最近は有名アイドルグループからセクシー女優になる人が多いんですが、意識はしますか?
本城:意識はしましたね、むしろ、同年代のアイドルからセクシー女優になった子がいると、「行って大丈夫なんだ」って安心もしましたし、セクシー女優でも頑張っている姿を見られるのは、やっぱり嬉しいんですよね。どんな形であれ、ちゃんと芸能の道を全うしているというか、そこに突っ走っている姿は好きですね。
――アイドルをやってたことによるプラス、もしくはマイナスってありますか?
本城:挨拶、喋り方、カメラの映り方、キャラへの入り方など、アイドル当時に培ったものは、無駄じゃなかったなって思います。気づいてなかったけど、「アイドル時代に頑張っていたんだな」って思うときがあります。
――セクシー女優になってから、当時のファンに何か言われましたか?
本城:デビューするとき、アイドル当時を知ってた人にも情報がいったんですけど、「頑張れ」って言ってくるタイプと、めちゃくちゃに貶すDMを送ってくるタイプに分かれてました。それに対して耳を塞ぐつもりもなかったけど、「やっぱりそうだよな、そう思うよな」みたいな、辛辣なコメントはすごい多かったです。
――多かったですか?
本城:デビュー作品がアイドル当時の衣装に似せて作っていたので、当時の芸能事務所が様々な情報を削除しました。
――そういうところはマイナスですね。アイドル時代の自分とセクシー女優をやっている今と、どっちが本来の自分を出せていますか?
本城:今ですね。良くも悪くも一人なので、全部自分に返ってくるから、ある意味、自由にできるじゃないですか。縛られていないから、のびのびできている感覚があります。
――セクシー女優になってよかったなって思った瞬間ってありますか?
本城:大食いなんですけど、我慢せずに食べられることと、稼ぎが増えたことは嬉しいです。それに、可愛い女の子が大好きなので、ほかの女優さんと共演して、可愛い子に会える瞬間は超幸せです。
――先日、久しぶりにライブのステージに立ちましたけど、どうでしたか?
本城:8~9年ぶりにライブのステージに立ち、ステージって楽しいなって思いましたね。緊張もすごかったけど、私はステージや人前に立つのが好きだって、改めて実感しました。
――女優以外にもいろいろ幅が広がっていると思うんですけど、何かやりたいことはありますか?
本城:呼ばれる現場なら、ジャンル問わず、バラエティ、ドラマ、映画でも出たいんですけど、セクシー女優なので、あまりでしゃばりたくはないんですよ。でしゃばりたくはないけど、私が呼ばれたところでは精一杯頑張りたいなと思ってます。
――アイドル時代の自分に、何か声をかけるとしたら?
本城:「もっと自分を大切にして」って言いたいです。
――どういう意味で?
本城:「私が我慢すればうまくいく」っていう考えだったので、出すべきものもしまい込んで、疲弊したり、自爆したりすることが多かったんです。だから、自分の意見や、やりたいことをもっと尊重して、大切にした上で活動していたら、もっと楽だったし、もっと物事がうまく回っていたと思うんです。「そんなに意地っ張りにならなくていいのに」って伝えたいです。
――当時はどうして我慢していたんですか?
本城:目標はずっと、「売れたい」っていう気持ちだったんです。でも、その中で意見がぶつかることはどうしてもあるじゃないですか。そういう時に、どうしても抑えてしまっていたんです。でも、今思えば、言っていかないと苦しくなるし、病みますよね。だから、過去の自分には自由でいてほしいです。
――そういう意味でアイドルからセクシー女優になり、充実していますか?
本城:何にも囚われてないので、今はすごく自由でいられます。昔は自由にこだわりすぎて、逆に他人からの視線や評価を避けるために閉じこもってしまうジレンマを抱えていたんですけど、今は思ったままに行動できるので、フリーというか、ノーストレスで自分らしく表現できることが多いです。そのほうが個性も伸びると思うので、今のほうが自分らしく生きています!

【本城はな】
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@mines_hanahonjo
<取材・文・撮影/神楽坂文人(X:
@kagurazakabunji)>
世界一セクシー女優を取材しているカメラマン、ライター、インタビュアー。元成人誌編集者のため、最後の砦として活躍中。年間イベント取材数300本超え! 年間インタビュー数200本超え! バイクで都内を駆け巡り1日で複数の仕事を受けている。X(旧Twitter):
@kagurazakabunji