恋愛・結婚

30歳を境に迷走し始める女たち

 女性も30歳ともなると、社会経験も積んで、個性が前面に出てくる年齢だが、なかには「一体、何があったの!?」とツッコみたくなるような不思議な迷走を始めてしまう女性も少なくない。今まではコンサバファッションだったのに、突然モード感溢れるおかっぱ頭にしてみたり、「素敵な人と結婚するために、立ち居振る舞いを綺麗にしようと思って、日舞を始めた」などとあさっての方向に婚活を頑張り始めたり。

ぐっどうぃる氏

ぐっどうぃる氏

 読者諸兄の周りでもそんな女性を見かけたことがあるのではないだろうか。しかも、下手に小馬鹿にしようものなら、彼女たちの怒りの導火線に火をつけかねないから厄介だ。一体、なぜ彼女たちは迷走し始めるのか? その理由を恋愛アドバイザーのぐっどうぃる氏に分析してもらった。

「若いうちは誰しもが、先のことなど考えず『今を楽しみたい』と思うもの。けれど、女性は特に30歳が近づくと、私はこのままでいいんだろうかという、漠然とした不安を感じるようになります」

 そして、このままではいけない、という漠然とした不安を解消すべく「安定したい」「自分を認めてもらいたい」「自分を高めたい」という3つの欲求が芽生えるのだとか。

「まず、最初の『安定』。これを欲するのは、『自分が守られる安全な場所を確保したい』と思うタイプ。自分の将来を一生保証してくれる結婚というゴールを目指して婚活に励んだり、占いや運命論などを妄信して、スピリチュアルにハマったりします。さらに、自分を全肯定してくれる、安心できる“繫がり”を欲するので、TwitterやmixiなどのSNSにハマる人も多いです」

 次は、「自分を認めてほしい」タイプ。

「これは、『自分とは何者なのか』を突き詰めて、自分のアイデンティティを確立したいんですね。『自分に価値がない』『他人に必要とされたい』と思う意識が非常に強いです。なので、SEX自体はあまり好きではなくとも、『SEXを求められる=女としての自分が認められている』と感じて、ついいろんな男とSEXをしてヤリマン化してしまう人も。あと、自己表現の一種として、年齢に似合わない服装や妙な若作りをした変なファッションに走ってしまう人もこれに当てはまりますね」

欲求

30代女子の3大欲求

 この傾向が仕事方面に向かう場合は、キャリアアップや起業をしてみたり、自分でアロマやエステのサロンを開く“サロネーゼ”になっていくのだとか。

 最後は「自分を高めたい」タイプ。

「エコグッズや自然食品を生活に取り入れてみたり、ワインや日本酒の勉強を始めたりすることで『自分の生活や、体に気を配っているステキな自分』を演出するのが好きな人たちですね。年齢的に健康への関心が高くなるためか、マラソンやアウトドアを始めてみたりもします」

「安定したい」「自分を認めてほしい」「自分を高めたい」といった欲求を満たすために、あれやこれやと手を出している様子が、度を越すと迷走しているように見えるということなのだろうか。

「今は自己責任の時代で、昔のように親や常識も彼女たちを守ってくれない。ルールがないからこそ、自分の生き方や恋愛、ファッションに対して、必死で何かしらの意味づけをしようとするんでしょうね。その必死さが、周囲からは『迷走している』ように見えてしまうんです」

 しかも、この分類は一人がひとつのパターンだけに当てはまるわけではないらしい。

「例えば、最初は自分を高めるためにエコやオーガニックなどにハマっていた人が、次第に本気度を増して妄信して、スピリチュアルっぽいことを言いだしたりということも」

 聞けば聞くほど厄介だが、具体的な迷走ぶりと、彼女たちへの対策を紹介していこう。

⇒「SEXで存在意義を確認するアラサー女の迷走」に続く
http://nikkan-spa.jp/272796


【ぐっどうぃる氏】
恋愛アドバイザー。理学博士。生命科学を応用した恋愛相談に定評がある。サイト『恋愛専門ドットコム』(http://www.rennai-senmon02.com/)や講演会や雑誌など多彩な分野で活躍中

― なぜ女は30歳を境に狂い始めるのか?【1】 ―




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