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【男の妊活】採精ルームの“オカズ”の中身は?

採精ルーム

写真の手前には洗面台も置かれている。一般的なマンガ喫茶の個室よりは少し広い程度

 不妊治療の不妊検査は、妻の排卵サイクル、子宮、卵子と卵巣の状態を確認するのと同時に、夫の精子の状態(精子の濃度や運動率)を調べることも大事な要素。その精子を採るために、レディースクリニック各院には必ず、採精ルーム(名称はリフレッシュルーム、メンズルームなど、クリニックによって異なる)が設けられている。

 不妊治療4年目に突入した記者(35歳)は、この度、採精ルームに初めて足を踏み入れた。精子検査自体は過去に3回あるが、そのすべてが自宅採精。今回夫婦で初めて訪れた都内の某レディースクリニックは、予約が不可で待ち時間が読めないため、できるだけ新鮮な状態での検査を希望したのだ。

 簡単なカウンセリング後、夫のみ別室の待ち合い所に通される。待ち合い所にいた男性は記者の他に3人。妙に気まずい空気が流れ、みな、何かに耐えるような顔をしてうつむいて座っている。

 名前を呼ばれ、受付でプラスチックの蓋のついた紙コップを渡され、個室へ通される。個室の広さは3畳ほどで、奥にはソファとテレビモニター。ソファの前の棚には20冊ほどのアダルト雑誌が置かれている。いわば、マスターベーション用の“オカズ”なわけだが、そのラインナップについては、「院長の趣味」、「無修正動画が置かれている」、「ナースものが多い」、「長く頑張ってると看護師がお手伝いしてくれる」など、都市伝説ともいうべき噂が流れていた。では、その真相は? クリニックによって内容は違うだろうが、記者が見たその内容をお伝えしよう。

【動画】
アップルTVに保存されているその本数は10本程度。素人系、変わり種などの企画系AVはなく、ごく普通の単体物がメイン。1本だけOLのオムニバスがあった。特に性的嗜好に偏りのない、無難なラインナップといえそうだ。

【雑誌】
30冊ほど平積みされたラインナップの内容は意外に幅広い。『ニャンニャン倶楽部』、『ザ・ベスト』といった定番のアダルトグラフ誌が10冊。OL、人妻系のムックが5冊。ほかは『ウォーA組』、『JIGEN』といった体験告白型のエロ実話誌が5冊。コミックも多いが、『漫画ローレンス』などの『エロトピア』系官能劇画が大半で、『快楽天』のような萌え系絵柄のエロコミックは無かった。

採精ルーム

無修正動画……ということはなく、ごくフツーのビデ倫作品が多い

 一冊、特に目を引いたのが、『漫画極艶人妻』。表紙のメインコピーが「人妻100人“純生”交尾 ダメ、赤ちゃんができちゃう!」。レディースクリニックでこのコピーはかなりのグレーゾーンだと思うが……。表紙を確認しないで、無作為に選んだ結果か、クリニック側のブラックユーモアか、誰かがイタズラで置いたものかはわからないが、これを手に取ったダンナさんは、複雑な心境に陥ったに違いない。

 メモを取ってたこともあり、“作業”が終わるまでに20分ほどの時間を有したが、別に催促されるわけでもなく、とんでもないハプニングが待ち受けているわけでもない(そりゃ当然か)。採精ルームを嫌がるダンナさんの声もよく聞くが、記者の実感としては、クリニックに向かう嫁に急かされて、トイレにこもってシコシコ→そのまま手渡す自宅採精のほうが、よっぽど気まずい思いをしたことは確か。体験することはめったに無いとは思うが、その機会があれば、そのラインナップをチェックしてみるのも面白いかもしれない。 <取材・文/日刊SPA!取材班>




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