恋愛・結婚

「友だち以上恋人未満≧セフレ」。時代と共に変化するセフレとの関係性

山田ゴメスが分析する「現代のセフレの肖像」 週刊SPA!1月6日発売号に掲載されている「SEXフレンドを作る!宣言」特集で、識者としてちょっとしたコメントをさせていただいた。

 とはいえ、文字数の関係でやむを得ず割愛されてしまった“ほかの面白かった部分”が山ほどあったので、この際、僕が考える今どきの「セフレ関係」の変化をご紹介しようと思う。SPA!の記者さんとの取材を通じて、今どきセフレの全貌が見えてくる!?

――昨今の世相がセフレ関係に与える影響をどうお考えですか?

ゴメス記者:昨年の衆議院解散⇒選挙で自公与党が圧勝し、アベノミクスは今後ますますターボがかかっていく気配です。そしてこの時流は、決して冗談ではなくセフレ事情にも大きな影響を及ぼしていくことでしょう。ズバリ、’15年はセフレが欲しくてたまらないアナタにとって、絶好のチャンスです。なぜなら、「自分一人が選挙で一票を投じても、結局世の中は何も変わらない」といった“諦観”が、ちまたに蔓延することが予測されるからです。この空気を女性のメンタルに置き換えてみると、こうなります。

「どうせ私一人で頑張っても、結婚(もしくは彼氏)なんてできないし…」

 たとえば、結婚したい男はいるけどなんとなく相手は煮え切らず、ついセックスだけの中途半端な関係が続いているという女性は、「どうせ結婚なんてできないし…」と諦めの境地に達し、一切面倒なことは言わなくなります。また、彼氏のいない女性は「そこそこかっこよければ、そこそこ話して楽しければ彼女にしてくれなくてもセフレでいいや…」と貞操のハードルがぐんと低くなります。消費税・格差社会……ほか、いろいろな問題をかかえるアベノミクスが、こういう隠れ恩恵を被ることができるのなら、あながち捨てたモノじゃないですね(笑)。

――10年前、数年前などと比べ、セフレの関係性に変化は起きているとお考えですか?

ゴメス記者:だんだんとセフレの関係性は線引きが曖昧になっているというのが僕の印象です。一昔前のセフレとは、「ラブホに入ってすぐセックスしてすぐさよなら」が基本でしたが、今はセフレともご飯を食べたり、たまには旅行に行ったりといったケースも多くなってきているのではないでしょうか? つまり、「友だち以上恋人未満≧セフレ」となりつつあるわけです。

――20・30・40・50代と、男女の世代によってセフレ関係に変化はあるのでしょうか?

ゴメス記者:40代以上の男性は、良い意味でも悪い意味でもセフレという関係性をハッキリさせる傾向が強いと思われます。言い方を変えると、セフレはあくまで浮気相手なのです。なので、一度一人の女性を「セフレ」と決めたら、「セックス以外のことは絶対にしない」、つまりご飯を食べたり旅行に行ったりをご法度とすることによって、相手に「キミはセフレなんだよ」と明確にアピールします。

 ところが今の30代は、そういう明確なアピールを億劫に感じ、またそれ以上に「彼氏・彼女なる存在は面倒臭いけどセックスはしたい、プラス寂しいときはご飯くらい一緒に食べたい」と、そういう関係を好む男女が多くなってきている気がします。

 さらに、20代(とくに男子)は、「彼女なる存在は面倒臭いけど、セックスも面倒臭い、でも寂しいときはご飯くらい一緒に食べたい、ときには寝ながらイチャイチャくらいはしたい」という添い寝層も出はじめてきているのではないでしょうか? これはもう「セフレ」ではないですね。いわゆる「ソフレ」というやつです。

 いかがだろうか? セフレとの関係性も時代と共に変化をしている。この変化に対応した者こそ、やはりセフレを作れる男になれるのだ! <取材・文/山田ゴメス>

【山田ゴメス】
山田ゴメス1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。また『解決!ナイナイアンサー』のクセ者相談員の一人でもある。日刊SPA!ではブログ「50にして未だ不惑に到らず!」(http://nikkan-spa.jp/gomesu)も配信中。著書『クレヨンしんちゃん たのしいお仕事図鑑』(双葉社)も好評発売中!

1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書『クレヨンしんちゃん たのしいお仕事図鑑』(双葉社)、ツイッターアカウント@gomes12081
週刊SPA!1/13・20合併号(1/6発売)

表紙の人/大島優子

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