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東大院生トレーダー「FXの真理は時間と心理」

アベノミクスという壮大な“官製相場”が続くなか、独自のトレード法で年利50%という驚異的なパフォーマンスを実現している東大院生がいる。キーワードは“時間”。その極意に迫った!

◆FXの真理は2つだけ「時間」と「心理」

「FXで儲けるポイントって2つだけ。カンタンなんですよ」

 そう豪語するのは、東京大学の大学院生にしてFXトレーダーの田畑昇人氏。50万円の資金を9か月で1000万円にしたスゴ腕だ。

田畑昇人氏

田畑昇人氏

「就職したくないし、起業するほどの度胸もない、モンスターハンターに明け暮れて現実逃避に――そんな自堕落な学部生時代、10万円でFXを始めたんですが、あっという間にゼロになりました。大学院に進んでからは研究よりもFXに明け暮れる日々のなか、『FXの真理』を見つけたんです。そのひとつが『時間』です」

 為替市場は24時間動くが、時間によって中心となる都市は違う。9時から15時は東京だし、夕方になると欧州、21時をまわるとニューヨークが動き出す。

「3つの都市で働く人たちの心理を考えてみてください。東京で働く為替ディーラーなら、朝から米ドル/円が上昇していたら。流れに乗って買いから入ります」

 上がっていれば買いから、下がっていれば売りから入るのが「順バリ」の取引だ。

「順バリの取引がうまくいって利益が乗ってきたら、帰る前に決済を考え始めます。利益が乗っているポジションをわざわざ翌日に持ち越したくないですから。日本の株式市場が閉まるのは15時なので、その1時間ほど前から、手仕舞いの動きが始まると考えられます。買い手が決済のために売り始めたら、相場は一時的に反転して下がります。ということは、朝9時から14時まではトレンドに従う順バリが、14時から15時まではトレンドに反した逆バリの取引が有効だということになる」

⇒【画像】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=805925

順バリ・逆バリ◆順バリ・逆バリを時間だけで判断!

 同じことは欧州が中心となる時間帯にも言えるし、ニューヨーク時間も同じ。ただし、ひとつ注意したいのが経済指標だ。

「21時半から22時半ころまで、アメリカの経済指標が集中して発表されます。指標の発表によって市場が荒れやすいので、21時から24時までは取引を見送ります」

⇒【画像】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=805926

順バリ・逆バリ トレンドの方向は60分足でざっくりと確認すればOK。時間帯の傾向によって順バリ・逆バリを決めていくだけでも十分有効なのだが、田畑氏にはもうひとつの強力な武器がある。ほかでは見られない超有力な情報だ。

「オアンダというFX会社があります。この会社は利用者がどこに指値・逆指値を置いているか、公開してくれています。時間を気にしながら、この情報を見ればどこでトレードすればいいか、一目瞭然になるんです」

オアンダ オアンダは20分おきに更新され、デイトレードにうってつけ。ただ、使い方には少しクセがある。

「わかりやすいのは指値。1ドル120円から下がってきたとします。『どこまで下がる?』と思ったとき、オアンダ情報を見て、119円ちょうどに指値の買いが大量にあれば、119円を下抜けするのは難しそうだと判断できます。119円まで落ちてきたら買いですよね。ただし逆バリの時間かどうかを確認してからですが」

 指値なら1%以上、逆指値なら2%以上の注文が入っているレートに着目してみよう。

オープンオーダーの見方⇒【後編】に続く http://nikkan-spa.jp/805923

【田畑昇人氏】
東大院生FXトレーダー。「東大院生が考えたスマートフォンFX」(扶桑社刊)の著者。ブログはhttp://shototabata.com/

― 東大院生が考えた[スマートフォンFX]の極意【1】 ―

東大院生が考えたスマートフォンFX

9か月で50万円を1000万円にした3つの武器




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