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5月病より危ない「6月病」。連休明けで祝日なし、ジメジメした気候が原因で…

 長い連休が明け、いざ本格始動、と分かっていても、どうにも気が乗らない。頭が重く、体の節々も痛む。周囲にボヤけば、「今さら5月病?」と一笑に付されてしまう。そんな悩みをお持ちの読者はまず、下記の6項目に目を通して頂きたい。この中に当てはまるものがあれば、あなたは「6月病」を発症している可能性がある。

<こんな人は6月病になっているかも……>
(1)責任が増えて不安を感じる
(2)なかなか職場に馴染めない
(3)連休明けの疲れが取れない
(4)休みのない日が続いている
(5)仕事にうまく集中できない
(6)イライラすることが多い

「6月病」になる人が急増!◆春先の環境の変化が積み重なりうつ状態に

「昨年の春に昇進し、大きなプロジェクトを任されることになったんです。やり甲斐がある反面、周りのプレッシャーもあり、大きな溜息を吐くことが増えて……。6月は休みがなく疲れているはずなのに、毎日1、2時間しか眠れません。食欲も失せ、無理に食べればお腹を下す。気づけば体重は5キロ近く減っていました……」というのはIT企業に勤める吉田博志さん(仮名・34歳)。

 彼は部署の異動や役職へのプレッシャーでまんまと6月病になってしまったケースだ。

 なぜこの6月に心身の異変として表れやすいのだろうか? 精神科医の春日武彦氏は次のように分析する。

「6月はGWの休み明けで、季節の変わり目、このダブルパンチで誰もが嫌にはなるのは当然。ニュースで最終日に成田空港に到着した日本人のお父さんが、『スッキリしたんで明日からがんばります!』とか言うけど、絶対辛いと思いますよ(笑)。マジメな人ほど、『俺はダメな奴だ……』と、余計に自分を責めてしまいがちです。この昇進した男性も、上司に守られてきたのに、急に風上に立たされたプレッシャーが心身に影響して、まず不眠として6月に表れているのではないでしょうか。これは新人だけの話ではありません。ベテランでも寝つきが悪い、熟睡感がない、朝起きられないなどは、精神が落ち着いていない証です」

 連休明け、祝日なし、季節の変わり目、ムシムシと湿気が増す季節……。環境の変化で生じた5月病がより悪化してしまうのがこの季節なのだ。

 6/2発売の週刊SPA!「[6月病]が危ない」では、精神面での不調のみならず、この季節特有のカビや埃による悪影響まで「6月」という季節が持つ「病のタネ」に焦点を当てている。 <取材・文/週刊SPA!編集部>

週刊SPA!6/9号(6/2発売)

表紙の人/小嶋陽菜

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