【手法公開】FXスキャルピングは5分足一択！1分足より良い3つの理由

5分足は1分足よりもテクニカルが機能しやすくスキャルピングに最適の時間足です。

スキャルピングは比較的難易度の高い取引と言われますが、注意点さえ守っていれば初心者でも稼ぐことは十分可能です。

5分足のスキャルピング手法も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね！

スキャルピングで5分足がおすすめな理由

スキャルピングで5分足がおすすめな理由は次の3つです。

1分足よりもテクニカルが機能しやすい

1分足よりもテクニカル分析が機能しやすく、ダマシに合いにくくなります。

下位時間足になるほどチャンスは多いですが、その分ダマシも多いです。

逆に上位時間足になるほどチャンスは少なく、ダマシも少なくなります。

正しくテクニカル分析ができるよう、スキャルピングに5分足を取り入れるトレーダーは非常に多いです。

上位時間足よりタイミングが取りやすい

5分足は上位時間足よりもエントリーのタイミングが取りやすくなります。

上位足になるほどタイミングが取りにくい理由は、ローソク足のブレが少なくなるためです。

ローソク足のブレを上位時間足は吸収してしまうため、その分タイミングが取りにくくなります。

ブレも含めてチャンスにするには、5分足などの下位時間足が好ましいです。

無駄な取引が少なくなる

5分足を正しく使えば、無駄な取引が少なくなります。

1分足に比べてダマシが少なく、直近高値・直近安値までの到達にも時間がかかるので、本当のチャンスかどうか区別できるからです。

1分足はエントリーすべきではない時でもチャンスと誤認しやすい欠点がありますが、5分足なら区別しやすく取引に臨めますよ。

水平線とフィボナッチを使った5分足手法

今回は水平線・フィボナッチの2つを使った手法を解説します。

異なる役割を持つインジケーターを使い、エントリーの根拠を高めるのが狙いです。

水平線とフィボナッチの役割

まずは今回の手法で利用する、水平線とフィボナッチの役割をお伝えします。

水平線とフィボナッチ2つのラインを使い投資家が意識するポイントを見極めます。

水平線とフィボナッチがわからない人は次のタブをクリックしてください。

水平線の設定

ここからは水平線の引き方を解説します。

水平線を引きすぎるとチャートが乱雑になってしまうので、現時点で変動する可能性がある価格帯にだけ引きましょう。

根拠もなく高値・安値に引いても意味がないので注意してください。

フィボナッチの設定

次にフィボナッチの設定方法を紹介します。

フィボナッチを引くと、フィボナッチ比率に基づいたラインが形成されます。

チャートの右側には23.6%・38.2%・50.0%・61.8%といった数値が並んでいますね。

%の数値があるラインは、価格がどこまで押し・戻しをするかの目安となる箇所です。

特に意識されやすい数値は38.2%・50.0%・61.8%です。

直近高値や直近安値を更新したら、再度フィボナッチを引き直しましょう。

上位時間足を見てエントリーポイントを判断

まずは上位時間足を分析し、相場が向かう方向とエントリーポイントを確認します。

水平線とフィボナッチを引き、エントリーポイントが重複している箇所があれば多くのトレーダーが意識していると判断できます。

先ほど引いた水平線と、フィボナッチのチャートを横に並べてみましょう。

上記のチャートでは、水平線とフィボナッチが重複しているラインが2箇所確認できました。

このライン付近は重要なエントリーポイントなので、反発するか抜けるか、どちらにしてもある程度価格が動くと予測できます。

5分足に移ってタイミングを計る

次に5分足でエントリーのタイミングを計ります。

検討するのは上位時間足で確認したエントリーポイント付近です。

5分足では水平線を利用します。

5分足を見ると、レンジのような状態が続いています。

エントリーするなら、ある程度価格がレンジ下部まで来た時（今回は151.170〜151.260付近）が理想ですね。

【リスクリワード重視】利確と損切りを設定

エントリー後は利確と損切りを設定します。

どれだけ根拠があるトレードでも、損切りも必ず置いておきましょう。

エントリーポイントを利用して利確・損切りを設定すれば、リスクリワードの比率を高くできます。

利確ポイントはレンジ上部で検討しましょう。

ここまでが水平線とフィボナッチを使った5分足手法です。

1分足スキャルピング手法で解説したボリンジャーバンドも利用すれば、さらに根拠が強まりますよ。

おすすめのインジケーター4選

5分足スキャルピングにおすすめなインジケーターは次の4つです。

水平線

水平線はどの時間足でも機能してくれるインジケーターです。

過去何度も跳ね返されたり、揉み合ったりした箇所は世界中のトレーダーが意識するポイントになります。

FXには多くの分析方法がありますが、水平線は決して外せないほどに有能です。

トレンドライン

トレンドラインを引けば相場の方向性がわかります。

価格がトレンドラインまで来た時は反転する可能性もありますが、抜けた場合は非常に強いトレンドブレイクになる傾向があります。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドはσ（シグマ）が抵抗線として機能しやすいです。

価格が±1σの範囲内で推移する確率は68.3%、±2σ内で推移する確率は95.4%、±3σ内で推移する確率は99.7%と言われています。

エントリーポイントだけでなくボラティリティを探る場面でも使えますよ。

フィボナッチ

フィボナッチは、価格がどの程度押し戻りをするか教えてくれます。

特に重要なのは38.2%・50.0%・61.8%の数値で、意識されやすいポイントです。

ただし数値ぴったりで反転するケースは少ないので、ある程度の幅があると考えて取引に臨みましょう。

5分足スキャルピングにおすすめなFX会社3選

ここではスキャルピングにおすすめなFX会社を紹介します。

どの会社も低スプレッドで、機能性の高い取引ツールを備えていますよ。

【初心者必須】5分足スキャルピングで勝ち続けるための条件

5分足スキャルピングで勝ち続けるには、次の条件をクリアする必要があります。

特に初心者は、すべての項目で問題がある可能性もあるので注意してください。

経済指標の発表時間付近はトレードしない

重要度の高い経済指標が発表されると、相場が大きく動く可能性があるのでトレードは控えましょう。

価格が激しく上下することも多く、すぐに損切りラインまで到達してしまいます。

経済指標が何時からあるのか、チェックしてから取引に臨んでくださいね。

短期間で大きく稼ごうとしない

チャンスがあればいつでも取引できるのがスキャルピングの強みですが、短期間で大きく稼ぎたいという思考がトレードの邪魔をします。

短期間で大きく稼ぐのではなく、スキャルピングや相場の動きに慣れるのを優先するべきです。

スキャルピングで勝ち続けるには守る力も鍛える必要があります。

安易にルールを変更しない

FXの成績次第でルールも少しずつ変える必要はありますが、安易な変更はNGです。

特に多いのが相場の状態（期待度）に合わせてのロット変更です。

人の思考は楽な方へ行きがちなので、安易なルール変更を繰り返していると大きな過ちを犯す可能性があります。

取引回数の多いスキャルピングでは、特に注意すべき項目です。

1回の取引で許容できる損失額を決めておく

取引前にあらかじめ許容できる損失額を決めておきましょう。

許容できる損失額を決めていないと、損切りのタイミングを逃し大きな損失につながるからです。

FXは「負けたくない」と言った負の感情が介入し、最終的に損失を拡大してしまうのはFXの典型的な失敗例です。

あらかじめ損失額を決めて、感情が邪魔する隙をつくらないようにしましょう。

手法だけでは勝てない！取引で注意すべき4つのポイント

5分足スキャルピングでは、次の4点に注意して取引を進めましょう。

手法のみではスキャルピングで勝てません。

ナンピンしない

スキャルピングでのナンピンは大きな負けを及ぼします。

ナンピンとは保有したポジションの損失が発生している際、さらに低い価格でポジションを増やしていく手法です。

うまくいけば購入価格の平均化によって大きな利益を狙えますが、安易なナンピンを繰り返した場合、最終的に強制ロスカットを招きます。

自分の予測と異なる動きをした際は、ナンピンではなく損切りしましょう。

マルチフレームタイム分析をする

短期間のスキャルピングであっても、マルチフレームタイム分析をします。

マルチフレームタイム分析は、複数の時間足を見て分析を行う手法です。

複数の時間足を分析すれば、相場の方向性や重要なエントリーポイントを総合的に把握できます。

複数の時間足を参考にするかしないかで、勝てる可能性が大きく変わります。

エントリータイミングは5分足だけを使う

5分足ではタイミングを取るチャンスがない場合でも、1分足など別の下位時間足を使ってはいけません。

結果としてトレードが成功したとしても、ルールも何もない取引を繰り返していては再現性がなく、悪習が身についてしまうだけです。

自分の得意な時間足を見つけ、それを日々検証・実践していく姿勢が大切です。

一回の取引で許容できる損失額を決めておく

一回の取引で許容できる損失額は事前に決めておきましょう。

損失額が許容できなくなると、手法もルールも何もないトレードになるおそれがあるからです。

たとえば資金が100万円で、許容できる損失額が2%であれば、2万円以内を損切りラインと考えます。

事前に決めておけば、感情的なトレードになるリスクを抑えられますよ。

まとめ

5分足でのスキャルピングは1分足よりもテクニカルが機能しやすく、ダマシに合う可能性が低くなるのがメリットです。

無駄な取引も少なくなるので、継続的な利益を追求したい人に適した時間足ですよ。

最後に今回のまとめです。

短期で取引を終えるスキャルピングでも、必ず上位時間足は確認しましょう。

勝利への道は入念な準備ができるかどうかです。

fx スキャルピング 5分足でよくある質問

5分足スキャルピングって何？

5分足スキャルピングはチャートを5分足に設定し、数秒〜数十分の短期取引を行うトレード方法です。

スキャルピングトレードは何分足で見るべき？

タイミングを取るのは1分足と5分足が適していますが、相場全体の流れを把握するために1時間足、4時間足などの確認もおすすめします。

5分足スキャルピングで稼ぐにはどうすればいい？

テクニカル分析を行い、根拠がある時のみエントリーしましょう。トレードノートをつけていれば勝率の良い時間帯もわかりますよ。