「スキャルピングってなに?」
「稼ぐコツを教えて!」
「どのFX会社を使うべきかな?」
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
『スキャルピング』は1回の取引時間が数秒~数分の短期売買を指します。
FXのトレードスタイルにはいくつか種類がありますが、その中で利益を積み上げるスピードが一番早いスタイルです。
正しく行えば効率的に資産運用ができるため、スキャルピングをメインにしているトレーダーもいるんですよ!
ただし、スキャルピングにはデメリットや注意点もあります。
ただ素早い取引を行っているだけでは、勝てるようになりません。
こんにちは!FXの歩き方編集部の那須です。
私はデイトレードがメインですが、スキャルピングを行うこともあります。
でも、スキャルピングでそれまでの利益が吹っ飛ぶくらいの損失になったことがありました・・・。
それは、きちんとリスク対策をしなかったからなんです。
この記事では、スキャルピングの基礎や稼ぐコツ、注意点やスキャルピング向きのFX会社などを紹介します。
取引の手法は十人十色です。
「スキャルピングはこうしなければならない」というルールはありません。
重要なのは、自分に合った手法を見つけること。
この記事は、そんなあなたに合った手法を見つけるお手伝いができればと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
私たちFXの歩き方編集部は、儲けるよりも損をしないことを第一に考えています。
「どれが正しい情報なんだろう?」 そんな悩みや疑問を解消すべく、私たちは正しい情報を伝えることを最優先とし、FXのプロや実際にトレードをしている方の監修のもと記事を作成しています。
FXのスキャルピングってどんな手法?
『スキャルピング』はFXのトレードスタイルの中で、1回あたりの取引時間がもっとも短い手法です。
小さな利幅を狙って、取引を繰り返していきます。
取引時間は数秒~数分、1日の中で何回も取引をすることで、利益を積み上げていく。
そのため、利益が積み上がるスピードがもっとも速いトレードスタイルなんです。
このスキャルピングは細かく取引を行うため、瞬間的な判断力やフットワークに重点を置きます。
また損切りは早く、利食いは大きくするのが基本です。
正しいやり方を身につければ、非常に利益を出しやすい手法であり、スキャルピングで億単位を稼ぐトレーダーもいるんですよ!
スキャルピングに向いている人とは?
下記の項目にあてはまる人は、スキャルピングに向いていると思います。
- チャート毎日見るのに時間的余裕がある
- 一瞬で判断することができすぐに動ける
- 検証を繰り返し毎日コツコツ努力できる
- ストレス耐性が強い
- 感情に振り回されず取引ができる
チャートを見る時間が毎日取れることは前提ですが、 そのチャートを見て一瞬で売買の判断ができる瞬発力が必要です。
また感情に左右されることなく、毎日淡々と努力ができるメンタルの強さや、ストレス耐性も大事になってきます。
なぜプロはスキャルピングを行うのか?
FXの魅力は短期間で儲かることですが、特にスキャルピングは取引回数の多さが資産増加を加速させます。
1度コツをつかめば、短期間でたいへん大きな利益を出せるようになるんです。
プロトレーダーは正しいやり方をマスターすれば、効率的に資産運用ができることを知っているため、スキャルピングを行うんですね。
スキャルピングは1回あたりの獲得pipsが少ない分、取引を繰り返していくのが重要です。
取引回数が多い、すなわちチャンスが多い
取引回数が多いということは、それだけチャンスが多いということです。
エントリーする相場にきちんと期待値があるのなら、取引回数=チャンスの数になります。
たとえばスキャルピングを行うトレーダーは、多いと1日あたり100回も取引する場合もあります。
つまり、1日に100回もチャンスがあるということです。
毎日チャンスが訪れるわけですが、大切なのはそれを逃さずに取引することです。
期待値の高い取引ができると、やればやるほど利益になる。
スキャルピングにはそんな魅力があります。
FXスキャルピング3つのメリット
この項目では、スキャルピングのもっと具体的なメリットを紹介します。
スキャルピングには、主に下記のメリットがあるんです。
スキャルピングのメリット
- 為替リスクにさらす時間が短い
- 資金効率が良い
- 好きな時間に取引できる
為替リスクにさらす時間が短い
スキャルピングは1回の取引時間が短いため、為替リスクにさらす時間も短いです。
たとえばポジションを長く持っていると、予期しない大きな為替変動により損失を出してしまう恐れがあります。
しかしスキャルピングはポジションを持っている時間が数秒、長くても数分なので、上記のような危険が少ないんです。
またこのような性質上、ポジションを持ったまま翌日に持ち越したり、週末をまたぐこともありません。
日をまたぐ取引では、寝てる間もポジションを保有しているため、その間に相場がどうなるかわからないですよね。
もしかすると、寝ている間にとんでもない相場変動が起こる可能性だってあるかもしれません。
こういった心配をする必要がないのも、スキャルピングのメリットです。
精神的負担が少ない
上記と関係することですが、スキャルピングは精神的な消耗度も少ないと言えます。
取引時間が短い分リスクも小さいため、精神的負担も少ないんです。
たとえばポジションを何日も持っていると、常に相場の動きが気になってしまうかと思います。
しかしスキャルピングなら1回の取引は一瞬で勝負がつくので、潔く相場から引けます。
「なにが起こるかわからず、気になって夜もちゃんと眠れない!」
スキャルピングはこういった不安定な状態にもなりにくいんですね。
好きな時間に取引できる
スキャルピングは狙える利幅が小さいため、取引をする時間を選びません。
値動きを上手にとらえられれば、どの時間帯でも取引できるんです。
相場は価格が大きく動くようなときもあれば、小さくしか動かないときもあります。
たとえばポジションをある程度の時間保有するトレードスタイルでは、値動きが大きく動く相場を狙わなければ、大きな利益を得ることができません。
しかしスキャルピングは、小さな利益を積み重ねていくスタイルです。
そのため値動きの大小にかかわらず、利益を得ることができます。
FXスキャルピング3つのデメリット
スキャルピングには下記のデメリットもあります。
スキャルピングのデメリット
- コストがかさむ
- 1回あたりの利益が少ない
- 無駄なトレードが多くなりやすい
ここまでスキャルピングの魅力を紹介してきましたが、当然リスクもあります。
メリットだけ紹介して「スキャルピングはオススメですよ!」なんていうつもりはないので、安心してください。
デメリットを恐れすぎるのも良くないですが、事前に知っておけば対策もできます。
では、具体的にどういったデメリットがあるのか、見ていきましょう。
コストがかさむ
なんとなく想像できると思いますが、スキャルピングはコストがかさみます。
取引の回数を重ねていきますが、そのたびにスプレッド(手数料)が発生するんです。
スプレッドが広めに設定されているFX会社でスキャルピングを行うと、せっかくの利益も圧迫してしまう恐れがあります。
たとえばスプレッド0.3銭と1銭で、1万通貨単位を1,000回取引した場合のコストを考えてみましょう。
- 0.3銭は計3万円
- 1銭は計10万円
もしスプレッド1銭で取引したとすると、0.3銭と比べて7万円も多くのコストがかかってしまいます。
1回あたりのスプレッドは微々たるものですが、回数を重ねることで大きくなってくるんです。
そのためスキャルピングを行ううえでは、スプレッドの狭さが非常に大切です。
取引しようとしている通貨ペアのスプレッドが一番狭く、なおかつ約定力が高いFX会社を選ぶようにしましょう。
1回あたりの利益が少ない
スキャルピングは、1回の取引で狙える利幅が小さいです。
そのため、取引1回あたりの利益も少ないので一攫千金とはいかず、取引を繰り返す集中力と根気が必要です。
また先述したようにスプレッドもかさむため、負けが多くなると損大利小になる恐れがあります。
つまり、利益よりも損失のほうが大きくなってしまうんです。
取引回数=チャンスの数といいましたが、むやみやたらにエントリーするわけではありません。
きちんと相場の分析を行い、期待値の高いチャンスを狙って取引をしなければならないんです。
無駄なトレードが多くなりやすい
「取引回数をこなさなきゃ!」という気持ちが先行すると、無駄なトレードが多くなってしまいます。
取引回数をこなすのも、「根拠のあるエントリー」が前提です。
とにかく理由もなくポジションを持ってばかりでは、損失リスクを増やすことになります。
FX初心者によくみられる『ポジポジ病』といわれる状態ですが、これは絶対に避けましょう。
取引回数をこなさないと利益が増えないのも事実ですが、エントリーするときにはなぜ勝てると思うのか、その根拠を考えましょう。
もし根拠がないなら、それは無駄なトレードになりますので、エントリーを見送るのが無難です。
FXスキャルピングで稼ぐ3つのコツ
この項目では、スキャルピングで稼ぐコツを3つ紹介します。
- レンジを抜けるタイミングを狙う
- 三角保ち合いを抜けるタイミングを狙う
- 損切りを確実に行い利鞘を稼ぐ
取引する通貨ペアはなるべく値動きの大きいものを選び、時間帯も値動きが大きくなるタイミングを狙うと効果的です。
これから上記3つのコツを、1つひとつ具体的に紹介しますね。
レンジを抜けるタイミングを狙う
スキャルピングは、レンジ相場を抜けるときはチャンスです。
レンジ相場から抜けたときはその方向へ大きく動く可能性が高く、大きな値幅を狙えるからです。
たとえば、重要指標の発表があるときは価格が大きく動くことがあります。
ただし、レンジを抜けてもまたレンジ内に戻ってしまう可能性があります。
そのためチャンスかどうかを判断をするために、過去の相場のパターンをチェックおくと良いですよ。
通貨ペアごとに時間や値動きにはパターンやクセがあるので、それを判断材料にしてみましょう。
下記図のように、レンジの上限・下限でそれぞれ内側と外側に計4本のラインを引きます。
内側の天井(あるいは底)を抜け、さらに外側のラインを抜けたときはチャンスです。
三角保ち合いを抜けるタイミングを狙う
三角保ち合いを抜けるタイミングもチャンスになります。
三角保ち合いとは?
『三角保ち合い』は予想がしやすく利益が取りやすいチャートパターンの1つ。
価格が上下に行ったり来たりしながら、値幅が徐々に小さくなっていく状態。
チャートの形が三角形状になる相場を表す。
三角保ち合いは、収束した直後に価格が大きく動くことがあります。
5分足や1分足で収束してきたタイミングを狙い、逆張りで待ちかまえましょう。
またトレンド相場で三角保ち合いが見られたときは、トレンド方向へ大きく抜ける可能性が高いです。
損切りを確実に行い利鞘を稼ぐ
スキャルピングに限った話ではありませんが、トレンド・レンジのどちらで取引するにしても、損切りは確実に行いましょう。
FXの基本は、「損失をいかに抑えるか」です。
やってはいけないのは、「待ってればいつか戻るだろう」と期待することです。
スキャルピングでは1回の取引で大きな損失を出してしまうと、それまで積み上げた利益が簡単に吹っ飛んでしまいます。
いかに損切りを早く的確に行うかが重要なんです。
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FXスキャルピングの3つの損切り基準&損失を膨らまさないコツ
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損切りはFXで最も重要なリスク管理です!
また、利食いの幅は損切り幅の倍以上になるようにし、コツコツと利益を積み上げていきましょう。
FXスキャルピングで使うテクニカル指標は?
スキャルピングは、基本的にテクニカル分析がメインになる手法です。
その分析を行うためのテクニカル指標は様々ですが、中でも下記の3つが使いやすいと思います。
- 移動平均線
- MACD
- ボリンジャーバンド
これらを使えば、相場の流れや売買タイミングがわかりやすく判断できます。
それぞれどういったテクニカル指標なのか、見ていきましょう。
移動平均線
移動平均線は相場全体の流れをつかむのに役立ちます。
過去の一定期間の為替の終値を計算して線で結んだものなので、トレンドの方向性がわかるんです。
トレンドの方向性がわかれば、順張りでどちらにエントリーすればよいのかを判断できます。
- 移動平均線が上向きなら上昇トレンドで買いエントリー
- 移動平均線が下向きなら下降トレンドで売りエントリー
またゴールデンクロスやデッドクロスを売買シグナルとして利用すことも可能です。
ただし、上記2つのクロスは実際のレートとタイムラグがあり、遅れてサインが出るデメリットがあります。
そのデメリットをカバーするために役立つのが、次の『MACD』です。
移動平均線についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
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移動平均線を使ったチャート分析!その使い方と「だまし」の見抜き方
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MACD
MACDはトレンドの強弱を読むのに優れたテクニカル指標です。
レートに勢いがあるとMACDも大きく動き、レートに勢いがなければMACDの動きも小さくなります。
トレンドの強弱が判断しやすい数値にするため、基本的な設定は日足であれば短期が12日、長期が26日、シグナルが9日にするとよいでしょう。
なお、取引ツールではデフォルトで上記の数値に設定されていることが多いです。
このようにMACDはオシレーター系テクニカル指標でありながらトレンド系の要素も含んでおり、信頼性が高いメリットがあります。
またMACDでもゴールデンクロスやデッドクロスが見られますが、移動平均線よりも早く出るのが特徴です。
そのため素早く売買判断ができるので、移動平均線とあわせて使うと効果的です。
MACDについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
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MACDでトレンド攻略!MAと併用で上手な売買タイミングがわかる
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ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは移動平均線からの乖離(かいり)幅を示し、売られすぎ・買われすぎを判断するテクニカル指標です。
移動平均線を中心に上下3本ずつのラインを引き、ラインが移動平均線に近くなるほど、その中に価格が納まる確率が高くなります。
ボリンジャーバンドには幅が広がる『エクスパンション』、幅が狭まる『スクイーズ』という状態があります。
エクスパンションは強いトレンドが発生している状態を表し、ローソク足がトレンド方向へ大きく動くことが多いです。
スクイーズは値動きが小さい状態を表しますが、その後にエクスパンションが発生する可能性が高いです。
順張りならボリンジャーバンドがエクスパンションし始めたタイミングでエントリーするとよいでしょう。
またこのボリンジャーバンドも、MACDと組み合わせることで分析精度を上げられます。
ボリンジャーバンドについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
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【スキャルピング】ボリンジャーバンドを使うシンプル手法と3つの注意点
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FXスキャルピングに向いている通貨ペアは?
スキャルピングに向いている通貨ペアはいくつかありますが、ここでは対円通貨ペアにしぼって3つ紹介します。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- 英ポンド/円
スキャルピングをする際に通貨ペアを選ぶポイントは、値動きが大きく、スプレッドが比較的狭いことです。
上記3つの中で、特に米ドル/円は流動性が高いうえに情報量も多く、なによりも安定しています。
初心者がはじめて扱うのにも向いている、FXの基本となる通貨ペアだと言えます。
まずは米ドル/円からはじめて、慣れてきたら英ポンド/円やユーロ/円を扱うのが良いかもしれません。
そのため、外貨同士の通貨ペアよりも対円通貨ペアのほうが取引しやすいと思いますよ!
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FXスキャルピングに特に向いている時間帯は?
スキャルピングはどんな時間帯でもチャンスにできますが、中でも特に取引しやすい時間帯を覚えておきましょう。
- 16時前後
- 21時前後~24時頃
- 22時30分頃(夏時間は21時30分頃)
【※上記はすべて日本時間です】
まず16時前後は東京市場から欧州市場に移る時間帯であり、取引が活発になります。
またニューヨーク市場が始まる21時前後~24時頃も、比較的相場が動きやすい時間帯です。
そして22時30分頃ですが、これはアメリカの重要指標発表(雇用統計など)の時間帯であり、相場が一方方向に動きやすいです。
ちなみに米雇用統計は毎月発表されるため、狙いやすい時間帯でもあります。
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という人は、比較的動きが穏やかな東京市場(9時~15時頃)で取引するとよいかもしれません!
FXスキャルピングを行う際の注意点
スキャルピングを行う際は、下記を注意しましょう。
スキャルピングの注意点
- お金に執着しない
- 失敗してもヤケにならない
- スキャルピング禁止のFX会社がある
なぜ上記を注意しなければならないのか、その理由も含めて説明しますね。
お金に執着しない
スキャルピングを行う際は、お金に執着しすぎないことが大切です。
「投資なのに、お金を意識するなってこと?」と思う方もいるかもしれません。
お金をお金に投資するFXなのに、矛盾しているように感じますよね。
伝えたいのは、「ゴールだけを見てはいけない」ということなんです。
スキャルピングを含めた投資では、最終的な目標は大きな利益ですよね。
しかしその目標だけを意識してしまうと、過程をないがしろにしてしまう恐れがあります。
FXでは、正しいやり方をしなければ、資産は増えるどころか減っていってしまいます。
ゴールだけ見ながらテキトーに取引していても、勝てるようにはなりません。
この記事で紹介しているスキャルピングに向いた時間帯や通貨ペア、取引のコツや使うテクニカルなどを実践し、きちんとした過程を経なければならないんです。
ですので、まずは稼ぐことよりも技術を磨くことを優先してみてください。
試行錯誤の結果、あなただけの投資スタイルが見つかるかもしれません。
失敗してもヤケにならない
スキャルピングで失敗したからといって、ヤケになって乱暴な取引は決してしないようにしましょう。
FXを行ううえで怖いのは、失敗がきっかけでどうでもよくなってしまうことです。
一生懸命考えて取引したのに、資金がマイナスになってしまった。
そこで「努力しても無駄だ」と思い、むやみに取引してしまう。
結果、資金はさらに減ってしまった。
これはとても良くない状況です。
FXの技術を培っていく中で、失敗は珍しくありません。
今成功しているトレーダーだって、失敗を重ねたうえで勝てる手法を見つけているはずです。
ですので失敗したとしても、「これも勉強だ」と割り切って、同じ失敗をしないためにはどうすればよいか?を考えるようにしましょう。
実践と改善を素直に行える人は、トレーダーとして成功できる可能性を秘めています。
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スキャルピング禁止のFX会社がある
最後の注意点ですが、「スキャルピング禁止のFX会社がある」です。
上記で紹介した注意点とは性質が異なりますよね。
多くのFX会社がありますが、中にはスキャルピングを禁止しているところもあるんです。
「うちはスキャルピング禁止ですよ」と大々的に明言しているFX会社はないため、これは少し判断が難しいです。
そのためFX会社を利用する際は、「取引約款」をよく読むようにしましょう。
取引約款の「禁止事項」などに、もしかすると短期売買についての記載があるかもしれません。
また、不安だったらFX会社に直接問い合わせてみるのもよいでしょう。
もしスキャルピング禁止のFX会社を使ってしまうと、口座が凍結されてしまう恐れがあるので十分に注意してください。
次の項目では、スキャルピングが行えるFX会社を紹介しますよ!
編集部おすすめのスキャルピングに最適なFX会社3選
ここで紹介する3社は、スキャルピング向きのFX会社を選ぶポイントである、下記の条件を満たしています。
スキャルピング向きのFX会社を選ぶポイント
- スプレッドが狭い(コストを抑えるため)
- 約定力が高い(スリッページを防ぐため)
- ツールが使いやすい(スムーズに取引するため)
- スキャルピングを禁止していない(大前提)
これに加えて情報力があるともっと良いですが、ニュースや為替情報については他社で代用することもできます。
システムとパフォーマンスの安定性を追求するならMATSUI FX!
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低コストと安定性が両立できる、デイトレードやスキャルピングに適したFX口座です。
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取引ツールはスマホ・PCのどちらも使いやすく操作に迷いにくいため、スムーズに取引ができます。
スピード注文機能は迅速な売買ができるのでデイトレードには持ってこいのツールです!
FX勝ち組を目指すならFXプライムbyGMO
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- 「約定が高い」強固なサーバーが魅力!
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トルコリラ投資にもオススメ!業界最高水準のスワップポイントを提供中です!
当サイトによるFX会社の満足度調査
当サイトではFX会社の満足度調査を行っていますが、下記の調査結果を見てもらえると、上記の2社は顧客の満足度が高いことがわかります。
では、次にスキャルピング以外にはどんなトレードスタイルがあるのか?を紹介し、この記事のまとめに入りたいと思います。
スキャルピング以外のFXトレードスタイル
FXではスキャルピング以外に、3つのトレードスタイルがあります。
- デイトレード
- スイングトレード
- 長期投資
スキャルピングとの違いなど、参考にしてみてくださいね。
デイトレード
デイトレードは1日の中で取引を完結させるトレードスタイルです。
スキャルピング同様、取引を翌日に持ち越すことはありません。
1回の取引時間は数分~数時間、狙える利幅は10pips~100pipsほどで、1日あたりの取引回数は数回です。
狙える利幅がスキャルピングより大きいですが、チャンスは少なくなります。
最も一般的なトレードスタイルではありますが、同時に失敗している人が多い手法でもあります。
下記の記事でデイトレードを詳しく紹介しています。
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【FXのデイトレード】基礎知識とやり方、おすすめ口座3選を解説!
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スイングトレード
スイングトレードは、数日間~数週間ポジションを持つトレードスタイルです。
FXのトレードスタイルの中では中期的な取引期間になります。
1回あたり100pips~500pipsの利幅を狙え、ある程度長い期間でのトレンドを見極められれば、大きな利益を期待できます。
しかし、デイトレードよりもチャンスはずっと少ないです。
取引期間が長いので、副業としてFXをしたい方に向いていると言えます。
下記の記事でスイングトレードを詳しく紹介しています。
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【FXのスイングトレード】重要な3つのコツと初心者でも稼げる手法
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長期投資
長期投資はその名の通り、長期間ポジションを持つトレードスタイルです。
数ヵ月~1年以上もポジションを持ったままのこともあります。
1回あたりに狙える利幅は500pips~1500pipsと、FXのトレードスタイルの中でもっとも大きいです。
しかし、もっともチャンスが少ないスタイルでもあります。
たとえばスワップ運用もこの長期投資に分類されますね。
のんびり資産運用がしたい方には良いかもしれません。
FXのスキャルピング まとめ
今回の記事では、FXのスキャルピングに関するいろいろな知識を紹介しました。
FXのトレードスタイルには種類がありますが、それぞれどんな手法でどんな特徴があるのか、まだ知らない初心者もいるのではないでしょうか。
もしかすると、この記事をご覧の方の中にも、「FXを始めたばかりでトレードスタイルについて勉強中」という方もいるかもしれません。
もしそうであれば、この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。
スキャルピングは、短い時間の取引を繰り返し、利益を最短で積み上げられるトレードスタイルです。
正しく行えば効率的に資産運用ができる魅力があり、スキャルピングで成功しているプロもいます。
ただし、どんなトレードスタイルにもデメリットや注意点があり、それらもきちんと学んでおかなければなりません。
あらかじめリスクも知っておくことで、取引を行う際に対策ができるからです。
FXの手法は十人十色。
自分に合った手法を見つけるためには、知識と経験、それに修正を繰り返す努力も必要です。
「この記事で伝えることが、ひとりでも多くの人に『自分なりの手法』を見つけるお手伝いができれば」、そんな思いで今回の記事を作成しました。
あなたの投資活動が成功するよう、心より願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。