【1分足スキャルピング】3つのコツと注意点、向き不向きの特徴を解説!

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1分足のスキャルピング

長期保有で相場の急落に巻き込まれたくない
私って1分足スキャルピングに向いているのかな?
1分足スキャルピングのメリット・デメリットが知りたい

この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。

1分足スキャルピングはFX初心者には難易度が高く、トレーダーの性格によって向き不向きがあります。

そこでこの記事では、1分足スキャルピングのメリット・デメリットから実践的なコツを紹介します。

記事内容を参考にして、1分足スキャルピングを始めるかどうかの判断基準にしてくださいね。

それではまずスキャルピングとはどんな取引スタイルか解説しましょう。

目次

スキャルピングとは?

スキャルピングとは数秒〜数分という短時間で売買を繰り返して、小さな利益を積み上げて稼ぐ取引スタイルです。

スキャルピングは取引する時間軸が短いので、チャートの時間足は1分足や5分足を中心に設定するのが基本です。

1分足スキャルピングで使うインジケーター

1分足のスキャルピングで使うインジケーター

売買判断をするためには、インジケーターを使ったテクニカル分析が必要です。

そのためこの項目では、スキャルピングで使うインジケーターを紹介します。

スキャルピングで使うインジケーターは様々ですが、自分にとって使いやすいものを見つけておきましょう。

トレンド系とオシレーター系を組み合わせて使えば、分析の精度を上げられますよ。

トレンド系

移動平均線

【相場の方向性がわかる】

  • 移動平均線が上向き:上昇傾向
  • 移動平均線が下向き:下降傾向
  • 上昇傾向:買いエントリー
  • 下降傾向:売りエントリー
ボリンジャーバンド

【相場の方向性と過熱感がわかる】

  • レートが±2σのバンドに収まる確率は約95%
  • センターバンドや±2σの付近で反転しやすい
  • +2σ付近:売りエントリー
  • -2σ付近:買いエントリー

オシレーター系

MACD

【トレンドの先行指標】

  • MACDがシグナルを下から上へ抜けた:買いエントリー
  • レートは下落しているが、MACDとシグナルは上昇:買いエントリー
  • MACDがシグナルを上から下へ抜けた:売りエントリー
  • レートは上昇しているが、MACDとシグナルは下降:売りエントリー
RSI

【売られすぎ・買われすぎがわかる】

  • RSIが70~80%以上:買われ過ぎ
  • RSIが30~20%以下:売られ過ぎ
  • 買われすぎ:売りエントリー
  • 売られすぎ:買いエントリー

1分足でスキャルピングするコツ3つ

1分足でスキャルピングするコツ3つ

ここからは1分足スキャルピングで稼ぐためのコツを3つ紹介します。

コツ
  • スプレッドが狭い口座・通貨ペアを使う
  • 取引のマイルールを作る
  • 最適な時間帯に絞って取引する

それぞれのコツについて詳しく解説しますね!

コツ①スプレッドが狭い口座・通貨ペアを使う

ひとつ目のコツはスプレッドが狭い口座・通貨ペアを使うことです。

なぜなら、1分足スキャルピングは他のトレードスタイルと比べて取引回数が多くなり、スプレッドの負担が大きくなるからです。

具体的にはスプレッドが狭い米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドルがおすすめですよ。

スプレッドが狭いおすすめのFX会社については、後ほど詳しく紹介しますね!

コツ②取引のルール化とスキャルピング向き手法

マイルールを作り、それを確実に守りながら取引しましょう。

1分足スキャルピングはルールを破ると大損につながるおそれがあります。

取引する通貨ペアと取引量、エントリーと決済の根拠、利確・損切り幅は必ずルール化してくださいね!

コツ③スキャルピングに最適な時間帯を絞る

スキャルピングは時間帯を絞って取引するのが大切です。

なぜなら値動き(ボラティリティ)が大きい時間帯程稼ぎやすいからです。

  • 日本時間 16時〜18時(ロンドン市場のメイン時間)
  • 日本時間 21時〜1時(NY市場のメイン時間)

海外の投資家たちが取引を始める上記の時間帯は、特に値動きが大きくなりやすいです。

チャンスが多く来る時間帯を狙って、効率的に取引しましょう。

1分足スキャルピングにおすすめの分析ツール

瞬時の判断を繰り返す1分足スキャルピングを有利にすすめるには、優秀なツールでの分析がかかせません。

短期間で効率的に分析するには、複数の通貨ペアを同時にチェックしておかないと、チャンスが逃げてしまいます。

プラチナチャート16画面表示例

(GMOクリック証券 プラチナチャート)

1つの画面で多くの分析をするなら、16ウィンドウを同時に表示できるGMOクリック証券のプラチナチャートが便利です。

複数チャートを表示させて、一番勢いのある通貨を見つければ、画面切り替えによる機会損失を無くせますよ。

1分足スキャルピングの取引手法

5分足のスキャルピング手順

ここからは、スキャルピング手法の手順を紹介します。

次の流れを覚えて、スムーズに取引ができるようになりましょう。

STEP
強い通貨、弱い通貨を把握する

まず通貨ペアごとに強い(上昇中)か、弱い(下降中)かを把握します。

そこで強い通貨を買うのか、弱い通貨を売るのかを決めましょう。

GMOクリック証券のプラチナチャートが16画面表示できておすすめです。
画像のように通貨ペアの系統をまとめて表示すると、勢いを確認しやすくなりますよ。

プラチナチャート16画面表示例
STEP
日足、4時間足、1時間足、5分足を見てトレンドの方向性をチェックする

取引する通貨を決めたら、時間足が長い順からトレンドの方向性をチェックします。

そのうえで1分足のチャートを確認し、トレンドが出ていたり、節目の価格付近だった場合は、取引をするかどうか検討しましょう。

長期足で節目になっている部分は特に値動きの起点になりやすい。

取引前に見逃さないようにしよう。

STEP
直近の安値、高値をチェック
4種類の時間足でトレンドをチェック

GMOクリック証券 プラチナチャート)

次に日足、4時間足、1時間足、5分足、1分足と直近の安値と高値をチェックします。

節目の高値や安値で反発せずにブレイクする可能性が高そうなら、トレンド方向へエントリーしましょう。

また、反発する可能性が高い場合は逆張りを検討します。

STEP
リスクリワードが1:2以上で取引をする

リスクリワードとは損失と得られる利益の損益比率のことで、この比率が損失1、利益2になるように取引しましょう。

1:2以上で取引すれば、損小利大の取引になりやすいです。

 リスクリワードをもっと詳しく
勝率と利益の関係

リスクリワード(損益比率)が高いほど、勝率が低くても利益を狙えます。

リスクリワード1:2なら勝率33%。1:3なら勝率25%が利益になるラインです。

リスクリワードと勝率がわかれば、スキャルピングを続けて利益になるかがわかります。

STEP
基本はトレンドに沿った順張り、直近安値や高値では逆張り

スキャルピングは基本的に順張りがおすすめです。

順張りは逆張りよりも利益が伸びやすく、大きなトレンドにのるのでリスクが小さくなります。

順張り・逆張りの判断は、ステップ3の時点で決めます。

さらに詳しく知りたい場合は、下記の記事もあわせて読んでみてくれ。

1分足スキャルピングにおすすめのFX会社3選

スキャルピングは、スムーズに操作できるツールで、コストを抑えた取引が利益に繋がります

1分足のスキャルピングは特にコストがかさむので、スプレッドの狭いFX会社選びが大切です。

そこで、低コストで取引ツールが使いやすく、スキャルピングが禁止されていないFX会社を3つに厳選しました。

瞬時の判断が必要な1分足スキャルピングだからこそ、ツールやコストにもこだわりましょう。

低コスト・使いやすさ抜群!デイトレに最適「GMOクリック証券

スプレッド
米ドル/円(原則固定)
ユーロ/円(原則固定)
豪ドル/円(原則固定)
スワップ最小取引単位キャッシュバック
米ドル/円
通貨
Good point
  • 米ドル円(原則固定)全通貨ペア業界最小水準のスプレッド
  • スマホ・PCのどちらも使いやすさ抜群の高性能な取引ツール
  • 1クリックで即時注文できるスピード注文があるからチャンスを逃さない!

業界最小水準のスプレッドに各種手数料無料。低コストで取引できるため、取引回数が多くても安心。

取引ツールはスマホ・PCのどちらも使いやすく操作に迷いにくいため、スムーズに取引ができます。

スピード注文機能は迅速な売買ができるのでデイトレードには持ってこいのツールです!

業界最小!1通貨(ドル/円なら6円)から取引可能「松井証券

スプレッド
米ドル/円(原則固定)

(※1,000通貨までの注文の場合)
ユーロ/円(原則固定)

(※1万通貨までの注文の場合)
豪ドル(原則固定)

(※1万通貨までの注文の場合)
スワップ最小取引単位キャッシュバック
米ドル/円
通貨
Good point
  • 業界最小!1通貨単位(ドル/円なら6円)から取引OK
  • 手数料無料で少額でも低コスト取引が可能!
  • もちろんスプレッドは業界最挟水準で提供中!

創業100年の総合ネット証券会社「松井証券」がついにFXを始めました!

1通貨単位からの取引ができるので、少額から始めたい人にはもってこいの口座です。

また、小ロット取引だと手数料が発生するFX会社が多い中、松井証券では一切手数料はかかりません。

レバレッジを「1倍」「5倍」「10倍」「25倍」の4つから選べるので、初心者でも資金管理がやりやすい!

狭いスプレッド・高い約定率!「LIGHT FX

light fx
スプレッド
米ドル/円
ユーロ/円
豪ドル
スワップ最小取引単位キャッシュバック
米ドル/円
通貨
Good point
  • 米ドル円0.2銭!業界最狭水準のスプレッド
  • LIGHT FXが選ばれる理由の一つは99.9%の高い約定率
  • PC版は2種類から選べる!使いやすい取引ツール

スプレッドは業界最狭水準、かつ約定率が高いので、低コストで安心して取引ができます。

PC版の取引ツールは、使いやすさ重視の「シンプルトレーダー」と機能性重視の「アドバンスドトレーダー」から選択可能です。

もちろんスマホアプリも使いやすく、売買比率や価格分布を閲覧できるので、デイトレードに有効活用できます!

1分足でスキャルピングをするメリット3つ

3つのメリット

1分足スキャルピングには3つのメリットがあります。

メリット
  • 為替変動リスクが短くて済む
  • 短時間で稼げる
  • チャンスを見つけやすい

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット①為替変動リスクが短くて済む

ひとつ目のメリットは為替変動リスクにさらされる時間が短くなる点です。

というのもスキャルピングは、遅くとも数分以内にはポジションを決済するスタイルだからです。

FXにおいて為替変動リスクは常に存在するので、ポジションを長時間保有するほど、急騰・急落により大損するリスクが高まりますよ!

利確した直後に相場が急落した時は、スキャルピングをやっていて良かったと感じるのではないでしょうか。

メリット②短時間で稼げる

1分足スキャルピングには、短時間で稼げるというメリットもあります。

なぜなら利確幅を小さく設定して、頻繁に利確を行うからです。

短時間で利益が積み上がっていくところを見ると、達成感も感じやすく、自分の取引スタイルに自信を持てますよね!

メリット③チャンスを見つけやすい

取引チャンスを見つけやすいのも1分足スキャルピングのメリットです。

1分足はチャートの変化が大きく、テクニカル指標のサインが表れやすくなります。

長期足の些細なチャート変化も、1分足に拡大すればいち早くその初動をとらえられます。

1分足は瞬時の判断力が求められる分、利益獲得のチャンスが多い手法です。

1分足でスキャルピングをするデメリット3つ

1分足でスキャルピングをするデメリット3つ

1分足スキャルピングには次のような3つのデメリットもあります。

デメリット
  • 集中力・判断力・ツールの操作力が求められる
  • だましに遭いやすい
  • 利幅が小さくなりやすい

それぞれのデメリットについて、詳しく解説しますね。

デメリット①集中力・判断力・ツールの操作力が求められる

ひとつ目のデメリットは、集中力や瞬時の判断力、取引ツールの操作力が要求される点です。

活発に動くチャートを監視しながら相場分析を行い、すばやくツールを操作して発注しなければならないからです。

相場の分析手法を勉強しながら、デモトレードを使ってツールの操作を練習しておきましょう。

デメリット②だましに遭いやすい

1分足スキャルピングはテクニカル指標が示すサインどおりにはチャートが動かないケースが多々あります。

1分足チャートに現れたサインは、長期足よりも信ぴょう性が劣ります。

長期足で出るサインと短期足で出るサインでは、分析対象となるチャートの時間幅が異なるため、時間幅の長い長期足のほうがサインにブレが出ません。

アンケートと同じだ。
10人から取ったアンケートと1000人から取ったアンケートでは、1000人の方が正確な結果がわかるだろ?

1分足チャートのサインはあくまでも参考にとどめ、鵜呑みにしないようにしましょう!

デメリット③利幅が小さくなりやすい

3つ目のデメリットは利幅が小さい点です。

なぜなら、1分足で取引する数分間では、狙える値幅には限りがあるからです。

とんでもない急変が起こらない限り、数分で稼げる値幅はせいぜい10pips程度です。

1回の利益は欲張らずに、コツコツと回数をかなえるようにしましょう。

より大きな値幅を狙いたい人は、5~30分足チャートで分析してみよう。

1分足スキャルピングに向いている人

スキャルピング向きの人

気持ちの切り替えが早い人や、淡々と取引できる人は1分足スキャルピングに向いてます。

1分足スキャルピングは取引回数が多くなるので、結果を毎回気にしていては次の取引チャンスを逃してしまうからです。

また短時間で稼げるので、家事や仕事で忙しくて取引時間の確保が難しい人にもおすすめですよ。

1分足スキャルピングに向いていない人

FXで負ける人の共通点

過去の取引結果を引きずる人や、ルールに従って損切りができない人は1分足スキャルピングには向いていません。

というのも、トレードに感情が入ると売買のタイミングや判断を誤り、大損するおそれがあるからです。

また1分足の目まぐるしいチャートの動きに対して、取引ツールを素早く操作できる自信のない人も、やめておいた方が無難ですよ。

1分足でスキャルピングする時の注意点3つ

注意点

1分足という短期戦だからこそ、気をつけたい注意点が3つあります。

注意
  • 勘でエントリーしない
  • 資金管理を徹底する
  • マイナー通貨は避ける

実践すれば余計な損失を減らせるので、しっかり理解しておきましょう。

注意点①勘でエントリーしない

1分足スキャルピングは非常に短時間の取引になるので、感覚でエントリーしがちです。

しかし、トレンドラインやテクニカル分析にもとづく根拠を持たずにエントリーするのは、単なるギャンブルも同然です。

「時間軸が短いから、少し待てば含み益になるだろう」と安易に考えず、相場分析を怠らないようにしましょう!

注意点②資金管理を徹底する

1分足スキャルピングで大損する原因は、資金管理ができていないからです。

よくある失敗が、小さな損失を繰り返すうちに、1度で大きく取り戻そうと取引量を増やしてしまうケースです。

根拠がないのに取引量をヘタに調整しては、せっかく積み上げた利益を一度で失う恐れがあります。

しっかりと資金管理をして、焦って取引量を増やさないようにしましょう。

注意点③マイナー通貨は避ける

マイナーな通貨ペアは避けるべきです。

なぜなら、メジャー通貨よりもスプレッドが広い傾向にあるからです。

利確幅が狭い1分足スキャルピングでは、スプレッド負けして利益が出しにくくなります。

先ほど紹介した米ドル円やユーロ円、ユーロ米ドルがおすすめですよ!

1分足が難しい場合は5分足で取引してみよう

1分足が難しいなら5分足でスキャルピングしよう

1分足のスピードについて行ける自信がない!

こんな場合は、5分足を使ってみましょう。

5分足のスキャルピングは1分足よりも時間的な余裕ができるため、落ち着いて相場分析や注文が行えるからです。

売買の発注を行うまでの時間が1分足よりも長いので、相場分析の精度が上げることができます。

また取引の回数も減るので、トレーダーの負担も軽減されますよ。

1分足スキャルピングのコツと注意点のまとめ

まとめ

上記で紹介した「1分足スキャルピングの向き不向き」を参考にすると、今後は1分足スキャルピングを始めるべきかで悩まずに済み、自分に合ったスタイルでFXができるようになります。

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

まとめ
  • 1分足スキャルピングには為替変動リスクを抑えて短時間で稼げるのがメリット
  • 一方で利幅が狭くなり、FX初心者には難易度が高いのがデメリット
  • 1分足スキャルピングへの適性を考えて取引を始めよう

「1分足はめまぐるしくチャートが動くから、ついていけるか不安」と感じる人が多いでしょう。
そういった方はぜひ記事を参考に、適性を判断してから始めてみてくださいね!

最後までお読み頂きありがとうございました!(^^)/

参考元書籍
  • 岡安盛男のFX攻略バイブル〔第4版〕 岡安盛男 (著)
  • 最強のFX1分足スキャルピング ぶせな(著)株式会社日本実業出版社
  • FX用語辞典 OANDA Japan株式会社
  • 世界一わかりやすい! FXチャート実践帳 スキャルピング編 (著)二階堂 重人

1分足スキャルピング Q&A

Q&A
1分足でスキャルピングをするメリットは?

為替変動リスクが少ない、チャンスが多いなどのメリットがあります。

⇒詳しくは「1分足でスキャルピングをするメリット3つ」で解説しています。

1分足でスキャルピングをするデメリットは?

ダマシが頻繁に出現することがネックです。

また、1回のトレードで獲得できる利益も小さくなります。

⇒詳しくは「1分足でスキャルピングをするデメリット3つ」で解説しています。

1分足のスキャルピングのコツは?

スプレッドが狭い通貨ペアや口座を使いましょう。

また、ボラティリティの高い時間帯に絞って取引すると効率的です。

⇒詳しくは「1分足でスキャルピングするコツ3つ」で解説しています。

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この記事の監修者

株式会社フォーカスワン 代表取締役

約13年前に外為オンラインで取引を始めたが、初心者にありがちな小さく稼いで、大きく負けるで一発退場。

その後、復活して取引を再開。2018年のトルコリラ暴落を経験しながら、早目の損切りで逃れ現在に至る。

FXのリスクと楽しさを感じながらも日々格闘中。

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