1,000通貨で取引するメリット・デメリットが知りたい
1,000通貨ではどのくらいの利益が見込めるの?
初心者でも利益を出せるようになる方法を教えて!
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
そこでこの記事では、1,000通貨FXで利益を出すための方法をステップ形式でお伝えします!
読み終わったときに少額投資のリスクや疑問少しでも解消できていれば幸いです。
1,000通貨FXとは
1,000通貨FXとは、複数あるFXの取引通貨単位のうち、1,000通貨単位でFXをすることです。
FXの取引通貨単位は通常1万通貨ですが、その10分の1の通貨量である1,000通貨で取引ができるFX会社が増えています。
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通貨単位とは
「通貨単位」とは通貨の単位のことで、通貨額を示すものです。
たとえば米ドル/円を1,000通貨で取引する場合、1,000ドル分の取引をすることになります。
1万通貨や1,000通貨のほかにも、1通貨単位や100通貨単位で取引できるFX会社もある中、1,000通貨単位のFX会社が注目されるのはなぜでしょうか。
LIGHT FXやFXブロードネットといった具体的なFX会社の紹介も含めて、詳しく解説しますね。
1,000通貨FXで利益を出すための4ステップ
とお悩みの方に、1,000通貨FXで利益を出せるようになる4つのステップを紹介します。
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1相場の分析手法を身につける
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2トレード記録を毎回つける
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3仮説と検証を繰り返す
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4取引量を増やしてより大きな利益を狙う
安定して利益が出せるようになるまでにかかる時間には個人差があるので、焦らずコツコツ頑張ってくださいね!
①相場の分析手法を身につける
まずは勉強して、相場の分析手法を身につける必要があります。
なぜなら相場の分析手法を身につければ、勘に頼らず根拠を持って取引ができるようになり、勝率がUPするからです。
相場の分析手法には「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2種類があり、それぞれ得意不得意があります。
相場の状況によって使い分けられるようになれば勝ちやすくなるので、頑張って勉強しましょう!
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析とは
テクニカル分析とは、過去の相場の値動きを使って将来の値動きを予測する手法です。
一方ファンダメンタルズ分析とは、各国の経済情勢や要人発言、金融政策などの良し悪しを見て将来の相場の値動きを予測する手法です。
どちらを使った場合でも、相場の値動きには「だまし」があるので、必ずしも予測どおりに相場が動くとは限りません。
だましとは?
「だまし」とは、売買サインが出たものの、そのサイトは逆方向に相場が動くことです。
だましに引っかかると大損する恐れがあるので注意してください。
予測どおりに動かなかった場合に備えて、必ず損切り注文を入れておきましょう。
②トレード記録を毎回つける
ステップ①で身につけた分析手法を使いながら、トレード記録を毎回つけてください。
なぜなら、記録をつければ勝ちやすい取引手法を見つけられるからです。
具体的には取引年月日、通貨ペア、エントリー・決済レート、損益の額、エントリー・決済の根拠、取引の反省点を記録するといいですよ。
③仮説と検証を繰り返す
トレード記録をつけながら、取引の手法について仮説と検証を繰り返しましょう。
身銭を切って仮説を検証したくない方は、みんなのFXやDMM FX、GMOクリック証券などのFX会社で、無料のデモトレードを利用するといいですよ。
ただしどんなにFXの経験が豊富なプロのトレーダーでも、100%勝てる手法は作り出せません。
早めの損切りを心がけながら、トータルの損益がプラスになる手法を見つけてくださいね。
④取引量を増やしてより大きな利益を狙う
自分なりの取引手法を決めて取引の経験を積んだら、取引量を増やしてより大きな利益を狙いましょう。
利確する値幅が同じなら、2,000通貨では1,000通貨の2倍、5,000通貨なら5倍の利益が得られます。
DMM FXやマネーパートナーズといった1万通貨単位のFX会社にステップアップするのもいいでしょう。
FXの1,000通貨取引で得られる利益シミュレーション
という疑問にお応えすべく、FXの1,000通貨取引で得られる利益を3つの利幅で計算してみました。
計算した利幅の3つのケース
- 米ドル/円で1pipsの利幅
- 米ドル/円で10pipsの利幅
- 米ドル/円で100pipsの利幅
(※利幅とは、利益の大きさのことです。)
1pips=1銭なので、10pips=10銭、100pips=100銭=1円になります。
スプレッドは米ドル/円の業界最安水準である1通貨あたり0.3銭とし、【FXの利益=取引通貨量×為替変動幅-取引通貨量×スプレッド】の公式に当てはめましょう。
①米ドル/円で1pipsの利確
1,000米ドルで1pipsの利確(決済して利益を確定)をした場合、利益額は7円です。
【利益=1,000米ドル×1pips(1銭)-1,000米ドル×0.3銭=7円】
1日1回7円稼ぐと、1ヶ月で140円(20日で換算)、1年では1,680円の利益になります。
1米ドル/円=100円とすると、1,000米ドルはレバレッジ5倍だと2万円で投資できるので、利回りは8.4%。
【年利=1,680円÷2万円×100=8.4%】
毎日たった1pipsの利益でも、積み重なれば銀行預金よりもかなりオイシイ投資ですね。
しかも手数料は1ドルあたり2円かかり、レバレッジもない。
FXは外貨預金よりも圧倒的に資金まわりが良いのだ。
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米ドル/円で10pipsの利確
1,000米ドルで10pipsの利確をした場合、利益額は97円です。
【利益=1,000米ドル×10pips-1,000米ドル×0.3銭=97円】
1日1回97円稼ぐと、1ヶ月で1,940円、1年では23,280円の利益になります。
【年利=23,280円÷2万円×100=116.4%】
コンスタントに10pipsの利益を上げ続けるのは難しいかもしれませんが、実現できれば1年で元手が2倍以上になる計算です。
③米ドル/円で100pipsの利確
1,000米ドルで100pipsの利確をした場合、利益額は997円です。
【利益=1,000米ドル×100pips-1,000米ドル×0.3銭=997円】
1日1回997円稼ぐと、1ヶ月で19,940円、1年では239,280円の利益になります。
【年利=239,280円÷2万円×100=1,196.4%】
ただし、毎日100pipsの利益を上げ続けるのは非現実的なので、あくまで目安としてくださいね。
1,000通貨FXで利益を狙うメリット4つ
1,000通貨単位のFXで利益を狙うと、次のような4つのメリットがあります。
1,000通貨単位のメリット
- 資金負担が少ない
- 失敗しても損失が少ない
- 緊張感を持って本番の取引経験を積める
- 取引量の調整がしやすい
それぞれの内容について、次で詳しく見ていきましょう。
①資金負担が少ない
ひとつ目のメリットは資金負担が少ないことです。
1万通貨取引と比べて、10分の1の資金で済みますからね。
そこで1,000通貨取引に必要な資金の目安として、1米ドル/円=100円で複数のレバレッジをかけた場合を計算してみましょう。
使用する公式は、【必要証拠金=為替レート×取引通貨量÷レバレッジ倍率】です。
この公式に当てはめると、
- レバレッジ1倍の時の必要証拠金=100円×1,000米ドル円÷レバレッジ1倍=10万円
- レバレッジ10倍の時の必要証拠金=100円×1,000米ドル円÷レバレッジ10倍=1万円
- レバレッジ25倍の時の必要証拠金=100円×1,000米ドル円÷レバレッジ25倍=4,000円
レバレッジをかけるほど必要証拠金は少なくなるのがわかりますね。
ただし、レバレッジをかけるほど同じ為替変動幅で含み損が出たときに、証拠金維持率が下がってロスカットされやすくなるので注意しましょう。
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②失敗しても損失が少ない
1,000通貨で取引をすれば、失敗しても損失が少ないのもメリットです。
なぜなら同じ為替変動幅でも、1万通貨の10分の1の損失しか出ないからです。
例えば米ドル/円が1円(100pips)下落したとき、1万通貨取引では損失は10倍の1万円に膨らみますが、1,000通貨取引では1,000円の損失で済みます。
③緊張感を持って本番の取引経験を積める
3つ目のメリットは、緊張感を持って本番の取引経験を積めることです。
一部のFX会社では、無料で本番に近い取引が体験できる「デモトレード」というサービスを提供しています。
しかしデモトレードは身銭を切ってFXをするわけではないので、適当に取引しがちです。
1,000通貨取引なら少額といえども実際のお金がかかっているので、「失敗したくない・利益を出したい」というプレッシャーを持って取引ができますよ。
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④取引量の調整がしやすい
1,000通貨の取引は、1万通貨の取引よりも取引量の調整がしやすいというメリットもあります。
1万通貨取引と比べて1,000刻みで取引量を決められるからです。
つまり手持ちの資金を小出しで投資することで、よりリスクが調整しやすくなるのです。
1,000通貨FXで利益を狙う唯一のデメリット
1,000通貨単位の取引の唯一のデメリットは、見込める利益が少ないことです。
1万通貨取引よりも損失は抑えられますが、その分利益も10分の1に減ります。
もちろん1,000通貨取引のFX会社を使っていても、発注量を増やせば1万通貨と同じ取引ができますよ。
1,000通貨FXで利益を狙う時の注意点2つ
1,000通貨FXで利益を狙う時の注意点は次の2つです。
注意
- いきなり取引量を増やさない
- 手数料がかかるFX会社がある
1,000通貨の取引は取引量が少ないため、利益に物足りなさを感じ始めた時に取引量を増やしすぎないよう注意してくださいね。
いきなり取引量を増やさない
ひとつ目の注意点は、少しずつ取引量を増やすことです。
取引量を増やすと利益と同時に損失も大きくなるので、欲張りすぎないよう注意しましょう。
取引量を増やしすぎると、為替変動が気になって夜眠れなくなったり、仕事が手に付かなくなるなど、生活に支障が出ます。
気づくと常にレバレッジ25倍で全力投資をしていた、ということのないよう気をつけてくださいね。
手数料がかかるFX会社がある
もうひとつの注意点は、1万通貨未満の取引に手数料がかかるFX会社もあることです。
たとえば、FXプライムbyGMOでは、1通貨あたり片道3銭の手数料がかかります。
1,000通貨の取引では往復で60円のコストになります。
そのため、1,000通貨取引で利益を出すには7pips以上の利確幅が必要になるので要注意です。
初心者でも1,000通貨で利益を狙えるFX会社3選
とお悩みの方に、取引手数料が無料で、取引ツールの使いやすさにも定評があるFX会社を3社紹介します。
業界最小!1通貨単位から取引可能「松井証券」
- 業界最小!1通貨単位から取引OK
- 手数料無料で少額でも低コスト取引が可能!
- もちろんスプレッドは業界最挟水準で提供中
1通貨単位からの取引ができるので、少額から始めたい人にはもってこいの口座です。
また、小ロット取引だと手数料が発生するFX会社が多い中、松井証券では一切手数料はかかりません。
レバレッジを「1倍」「5倍」「10倍」「25倍」の4つから選べるので、初心者でも資金管理がやりやすい!
1通貨6円から取引可能!少額から取引できる「SBI FXトレード」
- 取引通貨単位は業界最小の「1通貨」ドル円なら6円からOK
- すべての通貨において業界最狭水準のスプレッドを提供中
- 1000通貨未満の取引ならドル円スプレッド0円!コスト0円でトレードが可能
スプレッドは業界最狭水準かつ原則固定なので、低コストで取引が可能です。
1000通貨未満の取引ならドル円のスプレッドが0円!少額トレーダーにはもってこいの口座です。
それぐらい低コストで使いやすいシステムを提供するFX会社ということですね!
低コスト!GMOインターネットグループのFX会社「外貨ex byGMO」
- 取引通貨単位は「1000通貨」ドル円なら約5000円から取引OK
- 業界最狭水準のスプレッドを提供中!
- スマホアプリが使いやすい!
GMOインターネットグループのFX会社なので安心・安全!
また、チャート描画も使いやすく、オシレーター系指標にも描画ができる優れものです!
まじでアプリは一番使いやすい!
平日・祝日 午前8:00~午後5:00(土日休み)受付の電話サポートもつながりやすくて助かっています。
1,000通貨FXで利益を出すための4ステップ まとめ
上記で紹介した「初心者でも1,000通貨FXで利益を出せるようになる4ステップ」を実践すると、今後は1,000通貨FXの始め方で悩まずに済みます。
また使いやすいFX会社で、リスクを抑えて運用できるようにもなりますよ。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
まとめ
- 1,000通貨でFXをすれば、少額の資金でリスクを抑えて本番の取引経験が積める
- 1,000通貨で毎日1pips勝てば、資金2万円(レバレッジ5倍)で年利8.4%が期待できる
- 相場の分析手法を身につけて毎回取引の記録をつけながら、取引手法の仮説と検証を重ねれば少額からでも稼げるようになる
1,000通貨取引でおすすめのFX会社
しかし、毎日1pipsの利益を重ねるだけでも、銀行預金よりもオイシイ運用ができるんですよ!
一発逆転を狙うのではなく、コツコツ利益を重ねてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
1,000通貨FXで利益を出すための4ステップ Q&A
1,000通貨取引のメリットは?
FXの1,000通貨取引には、下記のメリットがあります。
- 資金負担が少ない
- 失敗しても損失が少ない
- 緊張感を持って本番の取引経験を積める
- 取引量の調整がしやすい
【詳しくは、記事内の「1,000通貨FXで利益を狙うメリット4つ」で解説しています。】
1,000通貨取引はどれくらい利益になる?
スプレッドを0.3銭とすると、毎日1pips、10pips、100pips獲得した場合の利益は、下記の通りです。
- 1pips=月140円(20日で換算)、年1,680円
- 10pips=月1,940円、年23,280円
- 100pips=月19,940円、年239,280円
【詳しくは、記事内の「FXの1,000通貨取引で得られる利益シミュレーション」で解説しています。】
利益を出すための流れは?
FXの1,000通貨取引で利益を出すためには、下記の4ステップの段階を踏んでいきましょう。
- 相場の分析手法を身につける
- トレード記録を毎回つける
- 仮説と検証を繰り返す
- 取引量を増やしてより大きな利益を狙う
【詳しくは、記事内の「1,000通貨FXで利益を出すための4ステップ」で解説しています。】