FXのデイトレードのコツが知りたい
どんな通貨ペアや時間足を使って取引すればいいの?
デイトレード初心者におすすめのFX会社はどこ?
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
この記事で解説する「デイトレードのコツ8つ」を理解すれば、FX初心者でもデイトレードのコツが判り、安定して稼げるようになりますよ。
それではさっそく「初心者でも実践できるデイトレードの8つのコツ」について見ていきましょう。
FXのデイトレードとは?
デイトレードとは4つあるトレードスタイルのひとつで、エントリーと決済を1日の間で完結させる手法です。
ポジションを日をまたいで保有しないので、為替変動にさらされ続けることによる損失のリスクや精神的なストレスが少ないのが特徴です。
-
-
【FXのデイトレード】基礎知識とやり方、おすすめ口座3選を解説!
続きを見る
しかし逆に言うと、その日のうちに決済して利益を出さなければいけないので、少しでも勝ちやすい条件で取引する必要があります。
そこでこの記事では、初心者でもデイトレードで利益が出せるように、8つのコツを紹介します。
デイトレードは最も初心者向きのトレードスタイル
デイトレード以外にも、ポジションの保有期間の短い順にスキャルピング、スイングトレード、長期トレードがありますが、初心者に最も向いているのはデイトレードです。
なぜなら、落ち着いて相場を分析しながら、自分のペースで注文を出しながら少額でFXをするには、デイトレードが最適だからです。
例えばスキャルピングのように、瞬時の取引判断や取引ツールのスピーディな操作は必要ありません。
またスイングトレードや長期トレードは、デイトレードよりも為替の変動幅が大きいので、ある程度の含み損にも耐えられるようにまとまった資金が要ります。
初心者必見!デイトレードで勝つための【8つのコツ】
ポイント
- 重要な経済指標や要人発言の時間帯を確認する
- 長期と短期の時間足を使い分ける
- 相場の動きが小さい時は無理な取引は控える
- デイトレード向きの通貨ペアに絞る
- デイトレードに有利な時間帯で取引しよう
- 相場の動きが予測できない時は取引しない
- 損益を事前に決める
- テクニカル分析を身につける
それでは順番に解説していきましょう。
コツ①経済指標や要人発言が発表される時間を把握
ひとつ目は、重要な経済指標や要人発言が発表される時間を把握しておきましょう。
なぜなら、それらの発表直後は相場が大きく動きやすいからです。
市場の予想以上に指標が悪いと相場が急落する可能性もあるので、指標が出る時間は取引を避けたほうがいいでしょう。
経済指標や要人発言の発表予定は、FX会社の「経済指標カレンダー」で確認できます。
ちなみに日本時間の午前中にアジア・オセアニア、15時~18時にヨーロッパ、21時~24時にアメリカの指標が発表されるパターンが多いですよ。
コツ②長期と短期の時間足を使い分けよう
長期と短期の時間足を使い分けるのもコツです。
その理由は、長期と短期のトレンドが同じ方向になったタイミングでエントリーすれば勝ちやすいからです。
デイトレードはその日のうちに決済を終えるので、どうしても短期の時間足に注目しがちではないでしょうか。
日足、8時間足、4時間足を使って長期のトレンドをつかんでから、30分足や15分足を使って実際の注文を出すといいですよ。
コツ③相場の動きが小さい時は無理な取引は控えよう
3つ目のコツは、相場の動きが小さい時は無理に取引しないことです。
なぜなら、相場の動きが小さいとテクニカル分析がしづらく、相場の予測が難しいからです。
毎日取引していると、相場があまり動かない日もあります。
「デイトレードで毎日目標の利益を出すんだ」と決めつけてしまうと、余計な損失を出して後悔する可能性が高いですよ。
相場の動きが小さい時は無理に取引しないことです。
コツ④デイトレードに向いている通貨ペアに絞って取引しよう
デイトレードに向いている通貨ペアに絞って取引するのも大切です。
具体的な通貨ペア選びのポイントは、ボラティリティの高さとスプレッドの低さです。
ボラティリティ
ボラティリティとは、為替レートの変動の度合いを示す指標です。
相場が上下に大きく動いているような場合を「ボラティリティが高い相場」といい、相場の値動きが小さくなっているような場合を「ボラティリティが低い相場」といいます。
それなりに為替レートの変動もありつつ、スプレッドが低い通貨ペアで取引すれば、取引回数が多いデイトレードでもコストを抑えつつ利益を狙いやすくなりますよ。
デイトレードにおすすめなのは米ドル円とユーロ円
デイトレードにおすすめな具体的な通貨ペアは米ドル/円とユーロ/円です。
なぜなら、この2つの通貨ペアは、世界的にメジャーな通貨ペアであり、為替の変動が安定しつつボラティリティもあるからです。
また、ほとんどのFX会社で取り扱いがありスプレッドも最安なので、取引のしやすさ・コストの低さともに申し分ありません。
コツ⑤デイトレードに有利な3つの時間帯で取引しよう
5つ目のコツは、デイトレード向きの3つの時間帯を狙って取引することです。
東京時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間と呼ばれる3つの時間帯は取引が活発になって為替の変動が大きくなるからです。
- 東京時間:日本時間9時~11時
- ロンドン時間:16時~18時
- ニューヨーク時間:21時~26時
特にニューヨーク時間が世界的に最も取引が活発になる為替相場のメイン時間帯といえます。
絶対にこの時間帯に取引しなければ稼げないというわけではないので、ご自身の生活スタイルとも相談して、無理のない時間帯に取引してくださいね。
コツ⑥相場の動きが予測できない時は取引を休もう
相場の動きが予測できない時に取引をすると、それはただのギャンブルであって投資とは言えません。
運よく相場が好転して利益が出せたとしても、何度も続けるうちにいつか必ず失敗して損失を出します。
「デイトレードは毎日必ず目標の利益を出すものだ」という強迫観念にかられて、無理に根拠を立てて取引しないようにしてください。
相場は刻一刻と動いていくので、何日か待っていればすぐにチャンスはやって来ます。
コツ⑦損益を事前に決めておこう
7つ目のコツは、利確・損切りラインを事前に決めておくことです。
取引をする時はエントリーのタイミングに気を取られがちなので注意しましょう。
利益は逃しても「悔しい!」で済みますが、損切りが遅れると最悪の場合ロスカットに遭って大金を失うリスクがあります。
2020年3月9日の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う急落のように、相場はいつ急変するか判りません。
エントリーと同時に損切り注文も出しておかないと、一瞬にして資金が飛んでしまいますよ。
安心・安全なトレードにはIFO注文がおすすめ
「エントリーと利確・損切り注文が一度に出せる注文方法なんてあるの?」という方には、IFO注文がおすすめです。
具体例
今のレートが1米ドル円=100円の時に、買い目線で2円分の利益を狙うケースを紹介します。
101円でエントリーの逆指値買い注文、103円で利確の指値売り注文、99円で損切りの逆指値売り注文を出しましょう。
また今のレートが1米ドル円=100円の時に、売り目線で2円分の利益を狙う場合は、99円でエントリーの逆指値売り注文、97円で利確の指値買い注文、101円で損切りの逆指値買い注文になります。
-
-
【IFD+OCO=IFO注文】仕組みやデメリット、使うコツを解説!
続きを見る
コツ⑧テクニカル分析を身につけよう
テクニカル分析を身につけるのも大切です。
なぜならテクニカル分析は、過去の相場の動きを見て将来の動きを予測するからです。
テクニカル分析の手法には移動平均線やボリンジャーバンドなどの「トレンド系」と、RSIやMACDなどの「オシレーター系」があります。
FX会社のツールによっては数十種類のテクニカル指標を使えるものもありますが、全部覚える必要はないので安心してください。
テクニカル分析の効果的な使い方
デイトレードでは、トレンド系を1種類とオシレーター系1~2種類組み合わせるのが効果的です。
複数のテクニカル指標を組み合わせれば、相場の予測の精度が上がるからです。
見出し
移動平均線が3本とも上向きでMACDも右肩上がりの場合、上昇トレンドの可能性が高いので買い目線で利益を狙うといった使い方ができます。
FX初心者がデイトレードで失敗しないための【3つの注意点】
いくらデイトレードのコツを知っていても、ルールを破ったり自分のトレードスタイルが不安定だとうまく利益は伸ばせません。
そこで、これからデイトレードを始める人は次の3つのポイントに注意するようにしましょう。
注意点
- ポジションは必ずその日のうちに決済しよう
- 1日に何度も取引をしない
- 自分のトレード手法を変えない
注意点①ポジションは必ずその日のうちに決済しよう
ひとつ目の注意点はポジションを持ち越さないことです。
特に週末をまたいでポジションを持ち越すと、大きな含み損を抱えるリスクが高くなります。
土日の間に政治・経済の悪いニュースが出て週明けの相場で急落するからです。
含み損を抱えると「明日になれば、来週になれば、相場が好転するはずさ」と考えてポジションを持ち越したくなりますが、当日中に決済をするのがデイトレードのルールです。
相場の予測が外れて含み損が出るのは誰でも悔しいですが、損失をきちんと受け入れましょう。
注意点②1日に何度も取引をしない
1日に何度も取引をすると、相場の分析や取引の判断力が鈍ってきて失敗しやすくなります。
相場の状況によっては「入れ食い状態」の日もあるかもしれませんが、調子に乗るとせっかくの利益を削ってしまう可能性があります。
「稼げる時に稼いでおかないともったいない」という気持ちは判りますが、引き際を大切にしてくださいね。
注意点③自分のトレード手法を変えない
3つ目の注意点は、自分のトレード手法を変えないことです。
なぜならトレード手法がぶれると、取引の判断が甘くなり勝率も定まらないからです。
勝率が定まらないということは、損益比率が決まらないということです。
損益比率がわかれば、利確pipsと損切pipsを明確にすることができます。
例えば
勝率60%であれば、損切pipsを10pips、利確pipsを6pipsと決めて取引すれば、確実に利益が積み上がります。
損益率=1÷勝率-1
勝率や損益率を定めるためにも、まずは自分が立てたルールに従って淡々と取引を続けてください。
もっと詳しく
初心者でも稼げる!デイトレードにおすすめのFX会社3選
初心者でもデイトレードで勝ちやすくなる、おすすめのFX会社を3社紹介します。
1通貨6円から取引可能!少額から取引できる「SBI FXトレード」
- 取引通貨単位は業界最小の「1通貨」ドル円なら6円からOK
- すべての通貨において業界最狭水準のスプレッドを提供中
- 1000通貨未満の取引ならドル円スプレッド0円!コスト0円でトレードが可能
スプレッドは業界最狭水準かつ原則固定なので、低コストで取引が可能です。
1000通貨未満の取引ならドル円のスプレッドが0円!少額トレーダーにはもってこいの口座です。
それぐらい低コストで使いやすいシステムを提供するFX会社ということですね!
低コスト・使いやすさ抜群!デイトレに最適「GMOクリック証券」
- 米ドル円0.2銭!全通貨ペア業界最小水準のスプレッド
- スマホ・PCのどちらも使いやすさ抜群の高性能な取引ツール
- 1クリックで即時注文できるスピード注文があるからチャンスを逃さない!
業界最小水準のスプレッドに各種手数料無料。低コストで取引できるため、取引回数が多くても安心。
取引ツールはスマホ・PCのどちらも使いやすく操作に迷いにくいため、スムーズに取引ができます。
スピード注文機能は迅速な売買ができるのでデイトレードには持ってこいのツールです!
システムとパフォーマンスの安定性を追求するなら松井証券!
- スマホアプリでもスグに売買できるスピード注文機能を実装
- 安定したシステムと利便性の高い取引環境を提供
- もちろんスプレッドは業界最挟水準で提供中!
なんと、日本で初めて本格的なインターネット取引を始めたのは松井証券なんです。
実績からも裏付けされるパフォーマンスの安定性や、長い年月のノウハウを生かした高機能ツールはプロアマ問わず使いやすい!
低コストと安定性が両立できる、デイトレードやスキャルピングに適したFX口座です。
初心者必見!FXのデイトレードの8つのコツ まとめ
上記で紹介した「初心者でも実践できるデイトレードのコツ8つ」を実践すると、今後はデイトレードのスタイルに悩まずにすみます。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
まとめ
- デイトレードはトレードスキルや資金負担の点で、初心者に向いたトレードスタイル
- デイトレードのコツは米ドル円やユーロ円を使い、チャンスを見極めて取引すること
- 最初のうちは8つのコツを守りながら自分ルールを構築する
デイトレードのコツをたくさん書きましたので、「動きの大きい通貨ペアを追いかけて、頻繁に取引する通貨ペアを変えてしまっていた」といった問題点のあぶり出しにぜひ活用してくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました!
FXデイトレードのコツに関するQ&A
FXのデイトレードってなに?
デイトレードとは4つあるトレードスタイルのひとつで、エントリーと決済を1日の間で完結させる手法です。
⇒詳しくは「FXのデイトレードとは?」で解説しています。
デイトレードのコツってあるんでしょうか?
デイトレード経験者で、今もデイトレで稼ぐ編集者が「これだけは知っておいてほしい!」という8つのポイントは以下の通りです。
・重要な経済指標や要人発言の時間帯を確認する
・長期と短期の時間足を使い分ける
・相場の動きが小さい時は無理な取引は控える
・デイトレード向きの通貨ペアに絞る
・デイトレードに有利な時間帯で取引しよう
・相場の動きが予測できない時は取引しない
・損益を事前に決める
・テクニカル分析を身につける
⇒詳しくは「初心者必見!デイトレードで勝つための【8つのコツ】」で解説しています。
デイトレードで気をつけることって何ですか?
・ポジションは必ずその日のうちに決済しよう
・1日に何度も取引をしない
・自分のトレード手法を変えない
の3つです。
⇒詳しくは「FX初心者がデイトレードで失敗しないための【3つの注意点】」で解説しています。