FXで損失が出る原因がわからない
どうすれば大損を避けられるのかな?
損失が出た場合の確定申告は必要?
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
FXで損失が出ていても、その原因や改善の仕方がわからない初心者は多いのではないでしょうか。
こんにちは!FXの歩き方編集部の河野です。
FXでまったく損失を出さないのはほぼ不可能ですが、プロはある程度の損失を許容したうえで損益をプラスにしています。
そのポイントが何なのかわかれば、問題を解決できると思いませんか?
そこで今回は、初心者でも大損を避けたトレードが実現できるように、FXの損失について詳しく解説します。
この記事を読めば損失の原因や初心者がやりがちな失敗がわかるだけでなく、リスクをコントロールするのに必要なポイントを実践に取り入れることができます。
FXとはどんな投資?
FXとは、2国間の通貨を売買して利益を狙う投資です。
通貨の価値は一定ではなく常に変動しており、その為替変動を利用して利益を出します。
たとえば米ドルと日本円の取引で、1ドル100円の時に買い、1ドル110円の時に売ると、差額の10円が利益になります。
通貨の価格が予想と反対に動いた場合は損失です。
この損失が怖くてFXを始められなかったり、上手に利益を出せずに悩んでいる初心者は多いのではないでしょうか?
FXの基礎知識をもっと詳しく学びたい方は、下記の記事もご覧ください。
「損失は出るもの」と理解しよう
利益を狙う以上、「一定の損失は出るもの」と理解しましょう。
なぜなら、為替レートは様々な原因で常に変動しており、プロでも相場を100%予想することはできないからです。
すべてのトレードで勝とうとするのではなく、ある程度の損失を許容することが大切です。
損失が出ることを前提に、それをどれだけ小さく抑えられるかがトレードのポイントとなります。
FXで稼いでいるトレーダーは、トータルで損失よりも利益が大きくなるようにトレードしているんです。
1万円でFXを行うと、どれくらいの損失になる?
では、具体的な損失額を見ていきましょう。
1万円でFXを行う場合、米ドル/円(1ドル=100円と仮定)だと2,000通貨の取引が可能。
この場合、為替レートが1円動けば2,000円の損失となります。
損失額は取引量とレートの値幅によって変わるため、一概に〇〇円の資金で〇〇円の損失とは言えませんが、下記の表が目安です。
取引量100通貨の場合
レートの値幅 | 損失額 |
---|---|
1pips(1銭) | 1円 |
10pips(10銭) | 10円 |
50pips(50銭) | 50円 |
100pips(1円) | 100円 |
取引量1,000通貨の場合
レートの値幅 | 損失額 |
---|---|
1pips(1銭) | 10円 |
10pips(10銭) | 100円 |
50pips(50銭) | 500円 |
100pips(1円) | 1,000円 |
取引量10,000通貨の場合
レートの値幅 | 損失額 |
---|---|
1pips(1銭) | 100円 |
10pips(10銭) | 1,000円 |
50pips(50銭) | 5,000円 |
100pips(1円) | 1万円 |
このように、取引量が多ければ多いほど、レートの値幅が大きければ大きいほど、損失額も大きくなっていきます。
米ドル/円で1日1円もの値動きがあることは頻繁ではありませんが、ポンド/円のような値動きが非常に活発な通貨ペアでは、1日1円動くことも珍しくありません。
そのためトレードする通貨ペアは、慎重に選ぶ必要があります。
まだ初心者のうちは、特殊な値動きをする通貨ペアでのトレードは控えましょう。
はじめは米ドル/円でトレードするのがオススメよ。
FXの損失額はどれくらいまでいったら「大損」?
FXにおける大損が、どれくらいの損失額なのかということは人それぞれです。
損失額に対する感じ方や投資金額、リターンがどれくらい出ているかというのも人によって違うからです。
金融先物取引業協会の調査によると、2017年の損失額で最も多かった割合が、20万円未満となっています。
損失額が100万円以上だったのは3.2%でした。
また、1回あたりの損失額が大きいのは取引量が多いからであり、取引量が多いと大きな資金が必要となります。
人によっては1万円でも大損に感じることもあるでしょうし、10万円の損失は許容範囲ということもあるでしょう。
FXで損失が出る大きな原因
FXで損失が出る大きな原因は、人間の心理によるものです。
人間の心理はもともと、損失を出すような選択をするようにできているからです。
この人間の欠陥を科学的に解明し、理論化したのが「プロスペクト理論」です。
プロスペクト理論について知っておこう
プロスペクト理論は、「利益は確実に得たい」と思い、「損失はゼロにできる可能性があるなら、リスクを冒してでも回避したい」と思う理論のことです。
ここで、あなたが損失を出してしまいやすい体質かどうか実験してみましょう。
以下の2つの問いで、あなたならどちらを選ぶのか考えてみてください。
A : 100%の確率で100万円手に入る
B : 50%の確率で200万円手に入るが、50%の確率で何も手に入らない
C : 100%の確率で100万円損をする
D : 50%の確率で200万円損するが、50%の確率で損をしない
多くの人が選ぶのはAとD
選べましたか?
上記の問では、多くの人がAとDを選びます。
あなたはどうだったでしょうか?
もしAとDを選んだ場合、その考え方はFXで損失を出してしまいやすい考え方です。
人間は「利益は確実に得たい」と思い、また「損失はゼロにできる可能性があるなら、リスクを冒してでも回避したい」と思う生き物なんです。
「どうしても損失を出したくない」という気持ちが大きな原因
AとDと回答した方は、どちらも損失を出したくないという気持ちが優先してしまっているということです。
たとえばこれをFXに当てはめて考えてみると、含み損が出ているのにも関わらず損をしたくないからといって、損切りせずに取引を続けてしまう、という行動に繋がります。
つまり損切りをしないことで、どんどん損失を膨らませてしまうんです。
FXで成功するためには、先ほどの問でBとCを選択できるようにならなければいけません。
損失は最小限に抑えて、利益ができるだけ伸ばすという考え方が重要なのです。
FXで損失を出した人の失敗談
ではここで、FXで損失を出した人の失敗談を紹介します。
10年に一度の「トランプ相場」で約6,000万円の損失
「最大6000万円あった資産が残り200万円を切りました。今年はイケるかも、と思っていた矢先にドル高が進み、トルコリラがどんどん落ちて行って……ロスカットされないよう何度も資金注入しましたが、もはやこれまで。相続した遺産まで溶かしてしまった」
沖本氏がトルコリラに注目したのは、’13年のこと。金利だけで生活ができればとの考えから選んだ選択だった。
「50円台で90万通貨購入し、口座には1800万円入金しました。当時、一万通貨あたり一日80円スワップがついたので、一日7200円、年間270万円入る計算でした。ところが、大事なことを見落としていたんですね。トルコリラは’08年に90円台となって以降、下落し続けてきたという事実を」
心身ともに疲弊し、700万円の損失
約10年前、20代の間に次々に失敗をし、総額3億円以上を失いました。
そのうち株式投資では約300万円を失いました。当時証券マンだった私は、社内規定により、株式取引ができる金額が制限されていました。FXは、その存在を知った瞬間にすぐに飛びつきました。しかし、毎秒毎分ごとに変わるデータを確認するため眠れない日々が続き、極度の睡眠不足に陥りました。3カ月後には、心身ともに疲弊しきった挙げ句、700万円という大きな資産を失いました。
1億7千万円儲けたトレーダーは損失額も莫大!
最近はほぼ早朝の時間帯しかやっていませんが、2013年は約1億1800万円、2014年も4800万円ほどの利益をあげることができ、これまでトータル1億7000万円ほどの儲けとなっています。
ただ、今年は2月に1800万円ほど損をしてしまいました。1~2月にあるキャンペーンがあってポンド/円をメインに売買していて、ポンド/円も、ドル/円と同じ感覚でエントリーしていたのが失敗でしたね。
そもそも自分なりのロスカットのルールもなかったのが災いしました。勉強代としては高かったですが、ロスカットの重要性、慣れない通貨ペアは触らないということを学びました。たまにくる大きな負けにどう対応するかが、今後の課題ですね。
FXの失敗談をもっと読みたい方は、下記の記事もご覧ください。
FX初心者がやりがちな失敗5選
次にFX初心者がやりがちな失敗を解説します。
これからFXを始める方はそうならないように注意し、すでに当てはまっている方はやり方を改善しましょう。
FX初心者の失敗については下記の記事でさらに詳しく解説しているので、よければご覧ください。
勘でトレードする
勘でトレードしてしまうのは初心者がやりがちな失敗です。
FXは通貨が上がるか・下がるかの2択から予想する投資のため、勘に頼ったギャンブルトレードをしてしまう人は多いです。
しかし根拠なくトレードをしていても勝ち続けることはできません。
このようなやり方はやめておきましょう。
高レバレッジをかける
高レバレッジをかけてしまうのは、大損の原因です。
なぜなら、レバレッジをかけるほど為替変動の影響も大きくなるからです。
またレバレッジを高くすると資金の余力が少なくなり、ロスカットされる可能性が大きくなります。
【レバレッジ シミュレーション】 資金:10万円 ドル/円のレート:100円 買いポジション | |||
---|---|---|---|
レバレッジ | 1回の取引量(ロット数) | ロスカットライン | 余力 |
1 | 1,000通貨 | 0 | 96,000円 |
3 | 3,000通貨 | 69.445円 | 88,000円 |
5 | 5,000通貨 | 83.334円 | 80,000円 |
10 | 10,000通貨 | 93.750円 | 60,000円 |
15 | 15,000通貨 | 97.223円 | 40,000円 |
25 | 25,000通貨 | 100円 | 0円 |
*レバレッジは1~3倍が安全。最大でも10倍までに抑えましょう。 |
元手よりも大きな金額を動かせる魅力ではありますが、高レバレッジはハイリスクにもなることを覚えておきましょう。
ポジポジ病になる
ポジポジ病とは常にポジションを持っていないといられない状態のことですが、これもFX初心者にありがち。
ポジションを持っていないと「チャンスを逃している」と考えてしまうことが原因です。
しかし根拠のないポジションを多く持っていても、チャンスどころか損失を増やすことにもなりかねません。
無駄なポジションは損失の元だということを覚えておきましょう。
含み損を放置する
含み損を放置していると、大損してしまう可能性が高くなります。
なぜなら、通貨が予想と反対に動き続ければ、含み損が膨らんでいく一方だからです。
そのまま放置していれば、ロスカットされるのも時間の問題。
損失を最小限に抑えるどころか最大限に大きくしてしまうので、含み損の放置はやめましょう。
トレードルールがない
トレードルールがない、もしくはあってもそのルールに沿ったトレードをしていないのも、失敗の原因です。
なぜなら、ルールを決めていなかったり守っていなかったりすると、感情の影響を受けたトレードをしてしまうからです。
先述したようにFXで損失を出す原因は人間の心理や感情が影響しています。
感情に左右されず淡々とトレードをこなすためには、トレードルール作りとそれを徹底して守ることがポイントとなります。
トレードルールについては下記の記事で詳しく解説しています。
大損を避けるために必要な5つのポイント
では、大損を避けるために必要な5つのポイントを解説します。
これから解説する5つのポイントを取り入れれば、先述したFX初心者がやりがちな失敗を避けてトレードできるようになります。
取引に根拠を持たせる
トレードをする際は根拠を持たせましょう。
なぜなら、トレードに根拠がなければ勝率が上がらないからです。
根拠を持たせるためには、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を行う必要があります。
チャートの動きや為替に影響する情報を収集することで、今後の相場がどう動くかを予想できます。
相場分析を行ったうえで勝てる根拠があるときにだけトレードすると、無駄な損失を出さずに済むわ。
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析については下記の記事で詳しく解説しています。
レバレッジは3倍までに抑える
レバレッジは1~3倍までに抑えてトレードしましょう。
なぜなら、レバレッジを低くすればロスカットされにくくなるからです。
レバレッジを低くすると証拠金維持率が高くなるため、含み損に耐えられる余裕ができます。
レバレッジ (ドル/円のレートが100円と仮定) | 必要証拠金 | 証拠金維持率 |
---|---|---|
1倍 | 1,000,000円 | 2,500% |
2倍 | 500,000円 | 1,250% |
5倍 | 200,000円 | 500% |
10倍 | 100,000円 | 250% |
25倍 | 40,000円 | 100% |
レバレッジについては下記の記事で詳しく解説しています。
相場の状況によって取引を控える
相場の状況によっては、トレードを見送ることも大切です。
場合によっては相場が急変する可能性もあるからです。
たとえば重要な経済指標の発表や、自然災害の発生時、テロや大きな事件があるときなどは、相場が急変する恐れがあります。
リーマンショックやコロナショックでは、実際に相場が大きく動いたわ。
あらかじめ経済指標のスケジュールや各国のニュースなどを確認しておき、相場に大きな影響を与えそうなときはトレードを控えるようにしましょう。
経済指標については下記の記事で詳しく解説しています。
損切りを徹底する
損切りの徹底は、FXで最も重要なポイントです。
なぜなら、損切りを的確に行うことで損失を最小限に抑えられるからです。
FXではすべてのトレードに勝つことよりも、トータルで損益をプラスにすることが大切。
あらかじめ損切りポイントを決めておき、そのポイントに達したら潔く決済させるようにしましょう。
損切りはストップ注文を使うと便利です。詳しくは下記の記事をご覧ください。
資金管理を行う
資金管理も必ず行うようにしましょう。
FXで損失を出す原因の大半は、資金管理を行うことで解決できるからです。
たとえばレバレッジをかけ過ぎたり、損切りをしない(できない)のは、資金管理をしていない証拠。
リスクコントロールにも直結する重要なポイントとなるので、必ずトレードに取り入れてください。
詳しい資金管理方法については、下記の記事で解説しています。
FXの税金は損失が出た場合どうなるの?
FXで損失が出た場合でも、確定申告することをオススメします。
なぜなら、損失を申告することで節税できるケースがあるからです。
一定以上の利益が出た場合は確定申告が必要となりますが、損益がマイナスの場合は「必ず確定申告をしなければならない」ということではありません。
しかし損失になってしまっていたとしても、確定申告をすると「繰越控除」を使うことができるんです。
繰越控除とは
繰越控除とは、損失を翌年以降3年間の利益から控除できる制度です。
翌年以降に利益が出た場合、以前の損失と相殺することができるため節税になります。
ただし、損失が発生したらその年の確定申告をしていないと繰越控除を受けられないので注意しましょう。
損失が出ても必ず確定申告しよう
せっかく繰越控除という制度があるのですから、損失が出ても必ず確定申告をするようにしておきましょう。
上手に資産運用するためには、余計な出費はなるべく抑えるべきですよね。
うまく節税することで、より効率的にお金を循環させることができます。
FXの税金や確定申告については、下記の記事で詳しく解説しています。
FXを始めるならどの業者が良い?
ここまで読んで、「実際にFXを始めてみたい」という方に向けて、初心者向けのFX会社を3つ紹介します。
FX会社選びも大切なので、じっくり検討してみてくださいね。
全通貨スプレッド最安水準! デイトレに強い「GMOクリック証券」
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さらに低スプレッド・高スワップなので欠点がないFX会社といえます。
いろんなFX会社を使った結果、最後はGMOクリック証券に落ち着くトレーダーが多いのが特徴です。
取引結果をグラフ化!問題点を分析して改善できる「DMM FX」【PR】
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全ての通貨ペアでスプレッドが業界最狭水準として有名で、デイトレやスキャルピングをするトレーダーに大人気です。
取引通信簿はトレードの損益や勝率、トレード内容を全てグラフ化してくれるので、FX初心者に特にオススメです。
取引通信簿で分析しながらトレードをできるので、大負けしにくく、コツコツ稼げるトレーダーになりやすいと言えます。
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FX口座の開設方法について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
FXの損失 まとめ
今回はFXの損失について解説しましたが、いかがでしたか?
この記事で解説した損失が出る原因を理解し、大損を避けるために必要なポイントをおさえることで、リスクをコントロールできるようになります。
最後に今回の内容をおさらいしましょう。
- 損失は出るものと理解しよう
- FXで損失が出る原因は人間の心理にある
- 取引に根拠を持たせることで無駄な損失を防ぐ
- レバレッジは3倍までにおさえればロスカットされにくい
- 相場の状況によって取引を控えると大損を回避できる
- 損切りを徹底すれば損失を最小限に抑えられる
- 資金管理を行えばリスクコントロールができる
大切なのは、まったく損失を出さないことよりも、ある程度の損失を許容することです。
必要以上に損失を怖がるのではなく、上手にコントロールできるようになりましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
FXの損失 Q&A
- FXで損失が出る原因は?
-
FXで損失が出る大きな原因は、人間の心理によるものです。
人間の心理はもともと、損失を出すような選択をするようにできているからです。
【詳しくは、記事内の「FXで損失が出る大きな原因」で解説しています。】
- FX初心者はどんな失敗をしやすいの?
-
FX初心者がやりがちな失敗は、次の5つです。
①勘でトレードする
②高レバレッジをかける
③ポジポジ病になる
④含み損を放置する
⑤トレードルールがない【詳しくは、記事内の「FX初心者がやりがちな失敗5選」で解説しています。】
- 大きな損失を避けるためにはどうすればいい?
-
大損を避けるために必要なポイントは、次の5つです。
①取引に根拠を持たせる
②レバレッジは3倍までに抑える
③相場の状況によって取引を控える
④損切りを徹底する
⑤資金管理を行う【詳しくは、記事内の「大損を避けるために必要な5つのポイント」で解説しています。】