FXの注文方法って沢山あるなぁ~
どう使い分ければいいんだろう?
覚えきれないよ・・・
安心しろ!
必要最低限覚えなければいけない注文方法はたった3つだけ。
あとの注文方法は自分に必要なものだけを知っておけばいい!
この記事では、7つの注文方法を紹介しています。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- IFD注文
- OCO注文
- IFO注文
- トレール注文
FX初心者はまず、「成行・指値・逆指値」の基本の3つを理解しましょう。
慣れてきたら、他の注文方法にも挑戦してみましょう。
必要に応じて使い分ければ、効率的な取引ができちゃいますよ!
それでは、それぞれの注文方法を解説しましょう。
成行注文(なりゆきちゅうもん)
成り行き注文とは、レートを指定せず「今すぐ買いたい!(売りたい)」というときに出す注文方法です。
他の注文方法よりも、スピーディに売買を成立させることができます。
デイトレードやスキャルピングをする人には、必須の注文方法です。
そのほか、成行注文の注意点や発注方法についてはこちらの記事でご確認ください。
指値注文(さしねちゅうもん)
指値注文とは、自分にとって有利な為替レートを指定して注文する方法です。
例えば、「100円より1円安くなった99円で買う」ときです。
このとき99円を指定する買い注文は、指値注文になります。
- この価格より安くなったら買う
- この価格より高くなったら売る
さらに詳しい指値注文の
逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)
逆指値注文とは、自分にとって不利な為替レートを指定して注文する方法です。
例えば、「100円より1円高くなった101円で買う」ときです。
このとき101円を指定する買い注文は逆指値注文になります。
- この価格より高くなったら買う
- この価格より安くなったら売る
さらに詳しい逆指値注文の活用方法はこちらの記事でご確認ください。
IFD注文(イフダンちゅうもん)
イフダン注文とは、新規注文と決済注文の2つをセットで発注できる注文方法です。
言い換えると、「もし1つ目の注文が約定したら、2つ目の注文も受け付けなさい」とFX会社に発注する方法です。
次のようにイフダン注文を出したとします。
- 新規注文:100円で買い注文
- 決済注文:105円で売り注文
為替レートが100円になったら、①の注文が約定し、②の注文が受け付けられます。
そのまま、為替レートが105円になれば②も約定し、利益が発生します。
イフダン注文では、②を損切注文にして活用するのがオススメです。
イフダン注文のさらに詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。
OCO注文(オーシーオーちゅうもん)
OCO注文とは、2つの注文を出し、片方の注文が約定すれば、もう一方の注文がキャンセルされる注文方法です。
OCO注文は次のような場面で活躍します。
- 為替レートがどっちの方向に動くかわからないとき
- すでに持っているポジションの利確と損切に備えるとき
相場がどちらに動くかわからないとき。
次のようにOCO注文を出します。
- 105円の買い注文
- 95円の売り注文
相場がどちらに動いてもトレンドに沿ってエントリーができます。
すでに100円の買いポジションを持っているとき。
次のようにOCO注文を出します。
- 105円の売り注文
- 95円の売り注文
2つの売り注文を入れることで、利確と損切の両方が可能です。
OCO注文のさらに詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。
IFO注文(イフダンオーシーオーちゅうもん)
IFO注文は、イフダン注文とOCO注文が合わさった注文方法です。
IFO注文を使えば、新規注文1つと決済注文2つをセットで発注することができます。
今のレートが104円のとき、為替は一度下がってからもう一度上がると予測しました。
その場合、次のようなIFO注文を出します。
- 新規注文:98円の買い注文
- 決済注文①:105円の売り注文
- 決済注文②:95円の売り注文
自分に有利なレートでエントリーし、利確と損切の両方に備えることができます。
IFO注文のさらに詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。
トレール注文
トレール注文とは、相場の動きに応じて一定の値幅で逆指値注文が自動的に追随していく注文方法です。
1米ドル円=100円で買いエントリーして、トレール幅を1円に設定した場合、最初は100円-1円=99円で逆指値注文が出ます。
しかしチャートが103円まで上昇すると、逆指値注文も103円-1円=102円まで上昇し、その後チャートが102円まで下落したところで、102円で決済されます。
なぜ不利なレートに注文を入れるの?
なぜ、わざわざ利益を減らすような注文を出す必要があるの?
FXでは必要に応じて、不利な方向に注文をだすことがあります。
それは次のような場合で必要とされます。
- 相場に乗るため
- 損切りするため
- 利益を確保するため
それでは一つずつ解説しましょう。
相場の流れに乗るため
トレンドに乗るために、不利なレートで新規注文を出す場合があります。
発生しているトレンドに乗るためには、現在レートより高い値段で買ったり、安い値段で売ったりするからです。
現在レートが1ドル100円のとき。
上昇トレンドが発生していれば、トレンドに乗るために買いの逆指値注文を入れることになります。
損切りするため
損切りをするために、マイナスの価格で決済することがあります。
損切りはFXにおいて、損失を必要最低限にするためにも非常に重要な決済です。
1ドル100円で買ったとき。
99円に決済注文を入れておけば、損切になります。
利益を確保するため
利益方向にチャートが伸びているとき、うっかり利益を逃さないためにも不利な方向へ注文を出しておくことがあります。
1ドル100円で買ったとき。
現在102円までチャートが上昇し、まだ上がりそうな相場です。
この時、101円に決済注文を入れておけば、相場が急変したとき最低でも1円分の利益を獲得することができます。
実際に注文をいれてみよう!
みんなのFXのデモ口座を使って、注文の練習をしてみたい思います。
早速、成行注文を発注してみましょう!
成行注文
新規注文で「成行」を選択。
①~⑤の項目をそれぞれ必要に応じて指定します。
- 通貨ペア:注文したい通貨ペアを選択
- 数量:ポジション量を指定します。(みんなのFXでは1.0ロット=10,000通貨)
- スリッページ:ONにすると、指定したスリッページ許容範囲で注文が約定します。
- 決済同時発注:ONにすると、同時に決済OCO注文を発注できます。
- 両建:ONにすると、同一通貨ペアの売りポジションと買いポジションを同時に保有できます。OFFにすると、反対ポジションを持つと決済注文とみなされます。
- 時間成行:ONにすると、指定した日時になった時点で成行注文が発注されます。
それぞれの項目が指定できたら、「売り」または「買い」を選択すれば成行注文完了!
注文が約定すると、次のような表示がでます。
簡単だね!
OCO注文
成行注文で持った売りポジションを決済するのに、OCO注文をいれてみましょう。
ポジション照会画面を表示させます。
決済したいポジションを選択し、「決済」をクリック。
すると、次のような表示に切り替わります。
「OCO」を選択し、OCO注文の入力欄を表示させる。
①~④までを入力したら、「注文」をクリックし発注。
注文内容の確認画面が表示されるので、内容に間違いがなければ「注文実行」を選択。
発注が完了すると、次のような表示が出てOCO注文が完了します。
初心者の方は、ご自身が使う口座のデモトレードで注文方法を練習しておこう。
FX会社によって操作方法や入力項目が違ったりするからね!
注文機能が充実!FX初心者にオススメのFX会社3選
最後に、初心者に最適なおすすめのFX会社を3社紹介します。
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取引通信簿はトレードの損益や勝率、トレード内容を全てグラフ化してくれるので、FX初心者に特にオススメです。
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FXの注文方法 まとめ
いかがでしたでしょうか?
FXでよく使われる7つの注文方法を解説しました。
それでは、この記事のまとめです。
- 初心者は、成行・指値・逆指値の3つをまずは覚えよう
- OCO注文やIFO注文をつかえば損切りも同時に設定できる
- 損切だけでなく、トレンドに乗るためや利益を確保するためにも逆指値を使う
- はじめて使う注文方法はデモトレードで練習してみる
各注文方法をさらに詳しく知りたい方は、それぞれの解説ページも読んでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
FXの注文方法 Q&A
- FXにはどんな注文方法があるの?
-
FXの注文方法でメジャーなのは、次の7つです。
・成行注文
・指値注文
・逆指値注文
・IFD注文
・OCO注文
・IFO注文
・トレール注文 - 初心者が覚えるべき注文方法は?
-
初心者なら、「成行・指値・逆指値」を理解できていればOKです。
あとの4つはこの3つを組み合わせた注文方法なので、最低限この3つが理解できれば問題ありません。
- どうして不利な方向に注文を入れるの?
-
それは、「損切をするため」「利益を確保するため」「相場の流れに乗る」ためです。
⇒詳しくは「なぜ不利なレートに注文を入れるの?」で解説しています。